校長挨拶(定時制)

  グローバル化は我々の社会に多様性をもたらし、また、急速な情報化や技術革新は人間生活を質的にも変化させつつあり、社会的変化の影響が、身近な生活も含め社会のあらゆる領域に及んでいます。こうした予測できない未来に対応するためには、社会の変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、一人一人が自らの可能性を最大限に発揮し、よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくことが重要です。
 工業とは、「人が人として幸せに生きていくために必要なものをつくること」であり、工業高校で学ぶ、知識や技術は、自分のためだけでなく、人のため、社会のため、世界や地球のために、役立たせるためのものであると考えています。専門的な知識や技術の先には、それを利用する「人」がいます。いかに高度な技術を駆使したものであっても、それを使う人への、思いやりや配慮、気遣いがなければ、決して受け入れられることはありません。相手の気持ちや、立場に立って考えること。行動すること。つくり上げること。その基本は「優しさ」です。
 そして、優しくあるためには、「心の強さ」が必要です。心が強くなければ、優しさは甘さや弱さになりかねません。心が強くなければ、人や社会を優しく包むことはできません。どのようなことがあっても挫けることのない強い心。たゆまぬ努力を重ね、前に進もうとする強い心。本当の優しさは強い心に宿ります。
 本校の原点である定時制は、校訓「至誠一貫」「質実剛健」のもと、心豊かな人間を育成し、生徒の夢を実現する学校づくりに取り組んでまいります。

 

令和2年4月1日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清 水 雅 己


令和2年度 第1学期終業式 式辞(要旨)

皆さんこんにちは

6月22日に通常登校となって今日で40日。とても短い時間ですが、いろいろなことがありました。その短い時間の中で、嬉しく感じたことと、2つのお願いをしたいと思います。

まず嬉しく感じたことですが、それは、皆さんは、本当によく挨拶をしてくれるということです。
私が皆さんの前で話をしたのは、6月22日の始業式と入学式の時だけで、私の顔を覚えている人も少ないと思いますが、その状況の中で、ちゃんと挨拶をしてくれる。きっと、他の先生方にも、お客様などにも同じように挨拶をしているのだろうと思います。
明るく元気の良い挨拶ができるということは、周囲の状況をしっかり見ているということ。周りへの気配りができているということ。挨拶が習慣化されているということです。これからも、元気に挨拶することができる生徒の皆さんであり続けてもらいたいと思います。

次に1つ目のお願いです。
先ほど、皆さんは、挨拶することが習慣化されていると言いました。この習慣化という言葉は、工業高校で学ぶ皆さんにとって、とても大切なキーワードです。
皆さんの教室や実習室には、「宮工5S活動」というポスターが掲示されていると思います。この「宮工5S活動」のポスターには、ローマ字表記で「S」で始まる「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の5つの活動と、その活動の要旨が書かれています。

習った人や知っている人もいると思いますが、簡単に説明させてもらうと、「5S」とは、製造業やサービス業などの職場環境の維持改善で用いられるスローガンで、生産性や品質の向上などを目的に、各職場において徹底されるべき事項を5つにまとめたものです。
皆さんが将来就職すると、徹底的に叩き込まれると思います。

まず、1つ目の「整理」は、不要なものを捨てる。ということです。
2つ目の「整頓」は、必要なものをすぐに取り出せるようにする。ということです。
3つ目の「清掃」は、身の回りを掃除する。ということです。
4つ目の「清潔」は、きれいな状態を保つ。ということです。
最後、5つ目の「躾」は、決められたルールを守る。ということです。

今日は5Sの講義の時間ではありませんので、5Sについての説明はここまでにしますが、ここには、「習慣」という文字は直接書かれてはいません。

それでは、ここで質問です。

「習慣」は、この5つの活動の中のどれと関係性が深いと思いますか?
手を挙げてもらいたいと思います
・1つ目の「整理」だと思う人、手を挙げてください。
・2つ目の「整頓」だと思う人、手を挙げてください。
・3つ目の「清掃」だと思う人、手を挙げてください。
・4つ目の「清潔」だと思う人、手を挙げてください。
・5つ目の「躾」だと思う人、手を挙げてください。

正解は、5つ目の「躾」です。身を美しくと書く「躾」です。

でも、「躾」と聞くと、皆さんはどのように感じるでしょうか?きっと、「させられる」とか、「強制される」という、あまり良いイメージを持っていないのではないかと思います。

「躾」の意味を辞書で調べてみると、「礼儀や作法を教え込むこと」「人間社会や集団の規範、規律や礼儀作法など、慣習に合った立ち振る舞いができるようにすること」などと書かれているので、やはり、「させられる」とか、「強制される」というイメージが強くなると思います。

では、学校での5Sにおける「躾」には、どのような願いが込められているでしょうか?そこには、社会に出る前の皆さんを、組織としてのルールやマナー、決まり事を、特に意識することなく自然にできるよう、習慣化できるようにして、社会に羽ばたかせたいという強い願いが込められています。

「躾」の目的は、今の状態よりもよりよくするために「習慣化」することです。そして、自分を自分自身が躾け、習慣化することです。
このことから、5Sの「躾」は、「習慣」の「S」だと思ってもらいたいと思います。

先ほど、嬉しく感じたことの1つに挨拶が習慣化されているという話をしました。でも、まだ習慣化されていない人もいると思います。そこで、挨拶を習慣化できるようにするための参考になればと思い、挨拶に関する標語を1つ紹介します。

それは、「挨拶が笑顔の花の水となる」「挨拶が笑顔の花の水となる」と言う言葉です。
皆さんも経験があると思いますが、挨拶されると気持ちがよくなり、自然と笑顔になります。挨拶は相手を笑顔にし、周囲を明るくすることができます。そして、挨拶は、その人自身の見え方をも変える魔法の言葉だと思います。これからも、できれば相手より早く、率先して元気に明るく挨拶するようにしてもらいたいと思います。

2つ目のお願い、そして、私の話の結びです。
40日が経って、ようやく「学校が動き出した」と感じられるようになりましたが、早くも明日から夏休みが始まります。しかし、新型コロナウイルス感染症の脅威は依然衰えず、長引く梅雨のため、様々な活動が制限を強いられています。夏休みになっても、新型コロナウイルス感染症の影響により、晴れ晴れとした気持ちにはなれないかもしれませんが、長い休みは、どうしても、緊張感が薄れ、気持ちが開放的になり、それに伴い生活が乱れたり、行動も軽くなりがちです。

夏休みを迎えるにあたって、私からの2つ目のお願いは、「死ぬな! ケガするな! 悲しませるな!」ということです。もう一度言います。「死ぬな! ケガするな! 悲しませるな!」ぜひこれを守ってください。

特に4年生にとっては、進路実現に向けて、そして、高校生活の集大成となる大切な夏休みでもあります。くれぐれも身体に気を付けてください。

それでは、夏休み明けの8月25日に、皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。楽しく、充実した夏休みを過ごしてください。

1学期間ありがとうございました。

令和2年7月31日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清 水 雅 己


 令和2年度 入学式 式辞(要旨)

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員、在校生を代表して、皆さんの入学を、心から歓迎いたします。
 本来であれば、2か月前に、御来賓の皆様と、保護者の皆様にご臨席いただき、令和2年度の入学式を挙行する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、このような形での入学式とさせていただきましたこと、許していただきたいと思います。

 緊急事態宣言が解除され、徐々に経済活動も再開されていますが、まだまだ世界中が混乱しており、予断の許さないピンチの状況であると言えます。一方で、ICTを活用した様々な仕組みや仕事、これまでになかった仕事も生まれはじめています。きっと、皆さんの中にも、自粛生活の中で、「こんなものがあったらいいな」とか、「こんな仕組みがあったらいいな」などと考えた人もいたのではないでしょうか。
 このように大きな社会問題が起こったときには、必ず社会が大きく変わります。そして、社会が大きく変わる時には、たくさんのチャンスが訪れます。皆さんも耳にしたことはあるかともいますが、「ピンチはチャンス」でもあります。これから先も、このようなピンチは、突如起こることでしょう。
 しかし、このようなピンチを悲観するのではなく、チャンスとして捉えることができるかどうか、訪れているチャンスに気がつくかどうか、それは、皆さん次第です。また、チャンスに気が付いても、自分自身に力がなければ、そのチャンスを逃してしまいます。チャンスをものにするために必要なことは、備えること、力を蓄えること以外に方法はありません。これから始まる大宮工業高校での生活は、その力を備え、蓄える大切な時間です。
 皆さんには、本校の校訓「至誠一貫」「質実剛健」の精神(こころ)で、好奇心を持って、様々なことを見つめ、学び、その力を備え、蓄えて行ってもらいたいと思います。そのためにも、皆さんには、工業高校ならではの学びを通して、「わかる」ということを おもしろがってもらいたいと思います。そして、「できる」ということを 楽しんでもらいたいと思います。

 さて、本校への入学式にあたり、皆さんの心に深くとどめておいてもらいたい言葉を1つだけ紹介します。それは、「優しくあれ! 心強くあれ!」という言葉です。
 私は、工業とは、ただ ものをつくる のではなく、「人が、人として、幸せに生きていくために必要なものをつくること」だと考えています。皆さんが、本校で学ぶ知識や技術は、自分のためだけでなく、人のため、社会のため、世界や地球のために、役立たせるためのものです。専門的な知識や技術の先には、それを利用する「人」がいます。いかに高度な技術を駆使したものであっても、それを使う人への、思いやりや配慮、気遣いがなければ、決して受け入れられることはありません。相手の気持ちや、立場に立って考えること。行動すること。つくり上げること。その基本は「優しさ」です。クラスの友人、学科や部活動の先輩、先生方をはじめとする多くの人との触れ合いの中で、心を磨き、鍛え、人としての「優しさ」を身につけていってください。
 そして、優しくあるためには、「心の強さ」が必要です。心が強くなければ、優しさは甘さや弱さになりかねません。心が強くなければ、人や社会を優しく包むことはできません。どのようなことがあっても挫けることのない強い精神。たゆまぬ努力を重ね、前に進み、たどり着こうとする強い精神。本当の優しさは強い精神に宿ります。
 この「優しくあれ!」は、真心をもって何事にも立ち向かうこと。誠意を貫き通すこと。という本校の校訓「至誠一貫」に通ずる言葉であり、「心強くあれは!」は、中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。という本校のもう一つの校訓「質実剛健」に通ずる言葉です。皆さんには、本校の校訓「至誠一貫」「質実剛健」とともに、この「優しくあれ!心強くあれ!」という言葉を、心に深くとどめ、それぞれの夢や目標に向かって、挫けることなく、怠ることなく、邁進していってもらいたいと思います。

 皆さんは、縁あって、本校で、夜学ぶという強い決意をしました。しかし、夜学ぶということは、容易なことではありません。時には、自信をなくし、学ぶことを断念しようと思うことがあるかもしれません。どうか、その時には、今の強い決意を思い出し、くじけそうな自分の心を奮い立たせてください。その経験は、きっと、何ものにも代えがたい、自信と勇気につながっていくと思います。そのためには、心身の健康は、とても大切です。充実した高校生活を送るためにも、くれぐれも、健康に留意してください。

 結びに、希望あふれる新入生の皆さんの前途を祝し、式辞といたします。

令和2年6月11日
埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己

 


令和2年度 第1学期 始業式 式辞(要旨)

 皆さん、こんにちは。4月1日に大宮工業高校の校長として着任した 清水雅己 です。どうぞ、よろしくお願いします。
 本来であれば、2か月前に、2年生から4年生までの生徒が一堂に会しての、令和2年度第1学期の始業式行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、このような学年毎の始業式とさせていただきました。
 いよいよ来週から授業が始まりますが、皆さんには、引き続き、マスクの着用や手洗いを基本とする感染予防及び感染拡大防止に努めながら、しっかりと学んでいってもらいたいと思います。

 緊急事態宣言が解除され、徐々に経済活動も再開されていますが、まだまだ世界中が混乱しており、予断の許さないピンチの状況であると言えます。一方で、ICTを活用した様々な仕組みや仕事、これまでになかった仕事も生まれはじめています。きっと、皆さんの中にも、自粛生活の中で、「こんなものがあったらいいな」とか、「こんな仕組みがあったらいいな」などと考えた人もいたのではないでしょうか。
 このように大きな社会問題が起こったときには、必ず社会が大きく変わります。そして、社会が大きく変わる時には、たくさんのチャンスが訪れます。皆さんも耳にしたことはあるかともいますが、「ピンチはチャンス」でもあります。これから先も、このようなピンチは、突如起こることでしょう。
 しかし、このようなピンチを悲観するのではなく、チャンスとして捉えることができるかどうか、訪れているチャンスに気がつくかどうか、それは、皆さん次第です。また、チャンスに気が付いても、自分自身に力がなければ、そのチャンスを逃してしまいます。チャンスをものにするために必要なことは、備えること、力を蓄えること以外に方法はありません。これから始まる大宮工業高校での生活は、その力を備え、蓄える大切な時間です。
 皆さんには、本校の校訓「至誠一貫」「質実剛健」の精神(こころ)で、好奇心を持って、様々なことを見つめ、学び、その力を備え、蓄えて行ってもらいたいと思います。

 さて、第1学期の始業式にあたり、皆さんの心に深くとどめておいてもらいたい言葉を1つだけ紹介します。それは、「優しくあれ! 心強くあれ!」という言葉です。
 私は、工業とは、ただ ものをつくる のではなく、「人が、人として、幸せに生きていくために必要なものをつくること」だと考えています。皆さんが、本校で学ぶ知識や技術は、自分のためだけでなく、人のため、社会のため、世界や地球のために、役立たせるためのものです。専門的な知識や技術の先には、それを利用する「人」がいます。いかに高度な技術を駆使したものであっても、それを使う人への、思いやりや配慮、気遣いがなければ、決して受け入れられることはありません。相手の気持ちや、立場に立って考えること。行動すること。つくり上げること。その基本は「優しさ」です。クラスの友人、学科や部活動の先輩、先生方をはじめとする多くの人との触れ合いの中で、心を磨き、鍛え、人としての「優しさ」を身につけていってください。
 そして、優しくあるためには、「心の強さ」が必要です。心が強くなければ、優しさは甘さや弱さになりかねません。心が強くなければ、人や社会を優しく包むことはできません。どのようなことがあっても挫けることのない強い精神。たゆまぬ努力を重ね、前に進み、たどり着こうとする強い精神。本当の優しさは強い精神に宿ります。
 この「優しくあれ!」は、真心をもって何事にも立ち向かうこと。誠意を貫き通すこと。という本校の校訓「至誠一貫」に通ずる言葉であり、「心強くあれは!」は、中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。という本校のもう一つの校訓「質実剛健」に通ずる言葉です。皆さんには、本校の校訓「至誠一貫」「質実剛健」とともに、この「優しくあれ!心強くあれ!」という言葉を、心に深くとどめ、それぞれの夢や目標に向かって、挫けることなく、怠ることなく、邁進していってもらいたいと思います。

 結びに、年度の始まりが2か月遅くなりましたが、皆さんには、工業高校ならではの学びを通して、「わかる」ということを おもしろがってもらいたいと思います。そして、「できる」ということを 楽しんでもらいたいと思います。それでは、充実した1年にしていきましょう。

令和2年6月11日
埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己

 

校長室より

至誠一貫

【校長室より】静かな時間が流れていますが・・・

今日からお盆。新型コロナウイルス禍、帰省を自粛されている方が多いのではないでしょうか。今週学校は、サマーリフレッシュウィークのため、部活動や課題研究に取り組む生徒の姿が見られるものの、とても静かな時間が流れていますが、夏休みが短くなった分、この時期でなければできない様々な設備点検や電気科と電子機械科のコンピュータ教室の更新作業が行われています。

新型コロナウイルス感染拡大防止の入場制限のため、応援に行くことはできませんでしたが、野球部の3年生とっては最後の試合が、川口市営球場で行われました。残念ながら次の試合にコマを進めることはできませんでしたが、きっと全力を出し切り、悔いの残らない試合であったと思います。野球部の皆さん、お疲れ様でした。3年生には、気持ちを切り替えて、進路実現に向け歩みを進めてもらいたいと思います。

今朝、生徒会の女子生徒が、校長室にレーザー加工機で製作したパズルを持ってきてくれました。このパズルは、小さな子どもが、楽しめるようアクリル板を切り抜きつくったもの。まだ試作段階のもののようですが、最先端のレーザー加工機を思い通りに扱えるようにするため余念がありません。早速、校長室に飾らせてもらいました。


あっという間に夏休みの半分が過ぎてしまいましたが、新型コロナウイルス禍、そして、連日の猛暑。皆様、くれぐれもご自愛ください。

【校長室より】部活動や課題研究に励む生徒たち

多くの企業が今日から夏休みに入ったようですが、学校には部活動や課題研究に励む生徒たちがたくさん登校し汗を流しています。例年と異なるのは、新型コロナウイルスの影響で夏休みが短くなったことから、お盆中やお盆明けにも、公式戦が行われること。連日の猛暑の中、生徒たちには、熱中症にはくれぐれも気をつけてもらいたいと思います。

高野連から、10日に本校野球部と対戦する予定であった岩槻高校が、新型コロナウイルスの影響により出場を辞退することが発表されました。高校最後の大会を辞退することになってしまった岩槻高校の選手たちの気持ちは想像をはるかに超えるものと思います。その気持ちに報いるためにも、不戦勝となった本校野球部の選手たちには、岩槻高校野球部の選手たちの分まで力を出し切り勝利を掴んでもらいたいと思います。

【校長室より】それぞれの目標に向かって

夏休みが始まり早くも5日が経ちました。この間、全日制では、バレーボール部が県南部地区大会を勝ち進み県大会出場を決め、他の部活動もそれに続き、近づく公式戦に向け懸命に練習に励んでいます。また、定時制では、昨日から4年生対象とした進路実現に向けた補習が始まり、生徒たちは真剣に学んでいます。短い夏休みですが、それぞれの生徒が休みを返上して、それぞれの目標に向かって努力している姿はとても眩しく見えます。残念なことは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、試合会場に入ることができるのは、選手と顧問に限られており、生徒たちが試合に臨んでいる姿を観ることができないこと。生徒たちには、引き続き感染予防及び感染拡大防止に努めつつ、今できる最高の取組をしてもらいたいと思います。

昨日、帰宅しようと職員玄関を出たところ、植え込みの木の根元に直径1cm程度の無数の穴がありました。これは、セミの幼虫が地中から這い出た穴だろうと思い、木の根元から見上げていくと、枝や葉にたくさんのセミの抜け殻がありました。長かった梅雨が明け、一斉に這い出たセミたちは、きっと今頃、青春を謳歌していることでしょう。

【校長室より】第1学期が無事終了しました

令和2年度第1学期が無事終了しました。通常登校となって40日。あっという間の1学期間でした。全日制の終業式は、3密を避けるため、生徒を一堂に会することができず校内放送で行い、定時制の終業式は、ソーシャルディスタンスを保ちながら体育館で行いました。
式辞では、1学期間で嬉しく感じたことと、私からの2つのお願いについて話をしました。

いよいよ明日から夏休みになります。明日のバレーボール部の公式戦をはじめ、夏休み中には、いったん中止となった3年生にとっての最後の公式戦等が、再検討された結果、多くの部活動で縮小しながらも開催されることになりました。体力や気力が完全には戻っていないと思いますが、生徒たち、特に3年生には悔いが残らぬよう全力で臨んでもらいたいと思います。

全日制の終業式の式辞(要旨)は、こちらをご覧ください
定時制の終業式の式辞(要旨)は、こちらをご覧ください

【校長室より(全日制)】緊張が走る避難訓練

本日(7/30)、全日制では避難訓練が行われました。しかし、連日の雨の影響により、校庭がぬかるんでいることと、新型コロナウイルス感染症の感染防止及び感染拡大防止の観点から体育館に全校生徒を集めることができないため、避難場所に避難しないという、前例のない避難訓練になってしまいました。また、訓練終了後の校長講話の際、私が話を始めた直後に、緊急地震速報が入り、実際に机の下に身を隠す行動が伴う緊張が走る避難訓練になりました。結果として何事もなく、生徒が無事であったことは何よりのことです。
以下に、避難訓練終了後に生徒に話した内容の要旨をお知らせします。

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皆さん、おはようございます。

雨の影響により、校庭がぬかるんでいること、新型コロナウイルス感染症の感染防止及び感染拡大防止のから体育館に全校生徒を集めることができないことから、避難場所に避難しない避難訓練という、前例のない避難訓練になってしまいました。
不謹慎と思われてしまうかもしれませんが、今年度は、まだ一度も全校生徒が一堂に会したことがなく、この1学期の中で全校生徒の皆さんに会える唯一の機会でしたので、私としては、この避難訓練の日を楽しみにしていましたので、とても残念です。

さて、どんな状況にあっても、様々なことを想定し、安全を第一に、臨機応変に対応することは、とても大切なことです。
先ほど、消防署の方から御指導いただきましたが、そのお話の内容を振り返るとともに、これまでに学習してきたことを頭の中で整理し、万が一に備えてもらいたいと思います。

せっかくの機会ですので、私からは、2つのことをお願いしたいと思います

1つ目は、「避難をする必要のない環境づくり」に努めること」です。
具体的には、本校は工業高校ですので、火器を扱うこともあります。火器を扱う際には細心の注意を払い、火種を絶対に放置しないなど、火災が発生しないように努めてください。
しかし、万が一火が出てしまった場合でも、「整理」「整頓」ができていれば、炎上しないで済むと思い思います。また、避難する際にも逃げ道が確保されているはずなので、速やかに非難することができます。その観点からも、日頃から、5Sの中の、特に「整理」「整頓」に努め、避難をする必要のない環境づくりに努めてください。

2つ目は、「学校の構造や施設・設備について、把握しておくこと」です。
皆さんは、今日の火災発生場所が、どこにあるかわかっていますか? 初期消火ができる状況であれば、消火器が必要になります。校内のどこに消火器があるかわかっていますか? 緊急時に、先生から「AEDを持ってきてくれ!」と頼まれた場合、AEDをどこに取りに行けばよいかわかっていますか? 学校の構造や施設・設備を把握していれば、火災がどこで発生しているのか、どの経路で避難すれば、より安全に非難場所に行けるのかがわかります。
消火器やAEDなどの器材がどこにあるか把握していれば、かけがえのない人の命を救うことができます。ぜひ、学校の構造や施設・設備を把握できるよう努めてください。

避難をする必要のない環境づくりに努めること。学校の構造や施設・設備について把握すること。この2つのことをお願いして、私の話を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

【校長室より】連休を返上して

7月23日から始まった4連休。その日、東京都が発表した新型コロナウイルスの新たな感染者数は366人。埼玉県も過去最多となる64名の感染者数であったことを発表しました。新型コロナウイルス感染症の脅威は依然衰えず、また、長引く梅雨のため、様々な制限を強いられる中、それでも、生徒たちは、連休を返上して、部活動や課題研究に励んでいます。全ての部活動の様子を見ることはできませんでしたが、一生懸命に取り組んでいる生徒たちの姿はとても眩しく見えました。生徒たちには、引き続き感染予防及び感染拡大防止に努めつつ、今できる最高の取組をしてもらいたいと思います。

【校長室より】充実した楽しい時間を

分散登校、時差通学期間を経て、学校が通常登校になって1か月が経ち、生徒たちは部活動や専門の学びをはじめ、元気に学校生活を楽しんでいることに安堵しているところです。しかし、新型コロナウイルス感染症の脅威は衰えず、常に薄氷の上を注意深くゆっくり歩いている感覚でもあります。
心配されるのは、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県をはじめ、全国的に新規感染者数が増加傾向にある中で、今日から始まったGoToトラベルキャンペーン。明日から始まる4連休や夏休みには、多くの人が旅行に出かけるものと思います。
このため、全日制・定時制のそれぞれ職員打ち合わせの際に、不要不急の外出や感染リスクの高い場所への往来はできるだけ避けるよう生徒たちに伝えていただくようお願いしました。生徒たちには、引き続き感染予防及び感染拡大防止に努めつつ、充実した楽しい時間を過ごしてもらいたいと思います。

【報告】
教材研究の一環として開発した宮工オリジナル「コバトンテーブルマスクフック」が、県教育委員会の県教委SNSの7月のプレゼントに選ばれ、アンケートに回答していただいた方の中から10名様にプレゼントされる予定でしたが、過去例のないほど多くの皆様にアンケートに御協力いただいたとのことで、追加して30名様にプレゼントできるよう提供させていただきました。
そして、その第2弾として、新たに宮工オリジナル「コバトンポケットマスクフック」が出来上がりました。このポケットマスクフックは、ポケットやボタンホールに差し込み、マスクの耳ヒモをコバトンのかわいい顔や羽先に取り付けられているカラビナなどに引っ掛けるもので、食事の際に置き場所に困るマスクを衛生的に扱うことができます。まだ、いつになるかわかりませんが、このポケットマスクフックも県教委SNSアンケートのプレゼントになる予定ですので、楽しみにしていただきたいと思います。

【校長室より】元気で気持ちの良いあいさつを

全日制は昨日(7/14)から今週末まで、定時制は今日(7/15)から今週末まで、第1学期期末考査が行われています。今朝、ラジオから「学校が再開して1か月も経たないうちに期末考査が…」という話題が聴こえてきました。本校は、授業時間確保の観点から、期末考査を何日か遅らせることにしましたが、先週行った学校が多いようです。このような点からみても、3か月の臨時休業は学校生活に大きな影響を与えていること実感します。授業時数が少ない分、試験範囲は狭くなりますが、その分難しい問題が出題されるのではないかと思いますが、生徒たちにはしっかり勉強して、期末考査に臨んでもらいたいと思います。
通常登校が始まってから、会議のため出張する日が続いています。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、その多くが出席者数の倍以上収容できる広い会場が用意され、通勤時間を避けた時間設定となっています。そのため、自宅から会議に直行するのではなく、一度学校に来てから出張するようにしています。その際、とても嬉しくなるのが、学校から駅に向かう途中で、登校する生徒たちとすれ違う時に交わすあいさつ。これは、全日制の生徒に限らず、校内ですれ違う時に交わす定時制の生徒たちとのあいさつにも言えること。通常登校が始まってからまだ間もないのに、私の顔を覚えてくれていること、また私の顔を覚えていなくても、誰にでも気持ちの良いあいさつができることは、とても大切なことです。生徒たちには、これからも、元気で気持ちの良いあいさつを心がけてもらいたいと思います。

【校長室より】「生徒作品展」開催中!

通常登校となり2週間しか経っていませんが、早くも全日制は14日(火)から、定時制は15日(水)から、第1学期の期末考査が始まります。授業時数は少ない分、試験範囲は狭くなるかもしれませんが、その分難しい問題が出題されるかもしれませんので、生徒たちにはしっかり勉強して、期末考査に臨んでもらいたいと思います。
心配されるのは、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県をはじめ、全国的に新規感染者数が増加傾向にあること。埼玉県はこれまでに、県民に外出自粛の再要請を行うことを検討する目安として、週の新規陽性者数を100人以上、酒類の提供時間制限の再要請検討の目安には、週の新規陽性者数を70人以上としてきましたので、県としての今後の判断が気になります。いずれにしても、生徒たちには、引き続き感染予防及び感染拡大防止に努めてもらいたいと思います。

臨時休業中に私から生徒たちに、集中力や忍耐力、思考力、想像力の向上、空間認知能力や手先を鍛えることを目的に提供した「おりがみ」「迷路」「手縫いマスク」の3つの課題の作品展を、今日の昼休みからから開催しています。会場が校長室ということもあり、なかなか足が向かないのではと思いましたが、昼休みになると何人もの生徒が観に来てくれました。限られた時間ですが、多くの生徒に来場してもらいたいと思います。

【校長室より】近日公開

通常登校となり1週間が過ぎました。完全ではありませんが、ようやく日常が戻ってきたように感じます。そして、明日7月1日から求人票の受付が始まります。多くの企業様から求人票をいただけるものと思いますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国や県の指導に基づき、郵送での受付とさせていただくことになります。企業の皆様には、直接お会いして求人票をお預かりすることができず誠に申し訳ございませんが、御理解と御協力をお願い申し上げます。

臨時休業中に私から生徒たちに、集中力や忍耐力、思考力、想像力の向上、空間認知能力や手先を鍛えることを目的に提供した「おりがみ」「迷路」「手縫いマスク」の3つの課題。必須課題ではなく、提出も任意であるにもかかわらず、のべ50人を超える生徒たちが「自分なりの傑作」を提出してくれました。提出してくれただけでも嬉しいのにどの作品も、この世に1つしかない素晴らしい作品。見ているだけで心が弾みます。せっかくの作品ですので、多くの生徒たちに観てもらいたいと思い、校長室内に展示コーナーをつくりました。近日公開予定ですので、ぜひ足を運んでもらいたいと思います。