校長挨拶(定時制)

  グローバル化は我々の社会に多様性をもたらし、また、急速な情報化や技術革新は人間生活を質的にも変化させつつあり、社会的変化の影響が、身近な生活も含め社会のあらゆる領域に及んでいます。こうした予測できない未来に対応するためには、社会の変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、一人一人が自らの可能性を最大限に発揮し、よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくことが重要です。
 工業とは、「人が人として幸せに生きていくために必要なものをつくること」であり、工業高校で学ぶ、知識や技術は、自分のためだけでなく、人のため、社会のため、世界や地球のために、役立たせるためのものであると考えています。専門的な知識や技術の先には、それを利用する「人」がいます。いかに高度な技術を駆使したものであっても、それを使う人への、思いやりや配慮、気遣いがなければ、決して受け入れられることはありません。相手の気持ちや、立場に立って考えること。行動すること。つくり上げること。その基本は「優しさ」です。
 そして、優しくあるためには、「心の強さ」が必要です。心が強くなければ、優しさは甘さや弱さになりかねません。心が強くなければ、人や社会を優しく包むことはできません。どのようなことがあっても挫けることのない強い心。たゆまぬ努力を重ね、前に進もうとする強い心。本当の優しさは強い心に宿ります。
 本校の原点である定時制は、校訓「至誠一貫」「質実剛健」のもと、心豊かな人間を育成し、生徒の夢を実現する学校づくりに取り組んでまいります。

 

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己

 

 

 

 

 

 

 

 


令和3年度第2学期始業式 式辞(要旨)

約40日間の夏休みが終わり、いよいよ今日から2学期です。
今年の夏を振り返ると、夏休みが始まってすぐに東京オリンピックが開催されました。
開会式では、1824台のドローンが国立競技場の上空にオリンピックのエンブレムや地球を描き、実写版ピクトグラムが会場を笑顔にし、多くのアスリートの活躍が感動を与えてくれました。
それと並行して、新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大し、8月2日には緊急事態宣言が発令され、様々な制限が課されました。それは、今もなお続いています。
この新型コロナウイルス禍の厳しい状況を乗り越えて、今日この場に元気よく集まってくれました。本当にうれしく思います。
夏休みが終わってお疲れ様というのもおかしな話ですが、心の底から「お疲れ様。ありがとう。」と言いたい心境です。
本当に皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。

夏休み中にも準備を進めていただきましたが、2学期は、4年次の皆さんにとって、進路実現に向けて、最も重要な学期となります。
大学や専門学校のAO入試は、既に始まっています。
そして、就職希望の皆さんは、いよいよ2週間後の9月16日から採用試験が始まります。
就職・進学ともに、4年次全員が第1希望の進路実現が叶うよう、怠ることなく、準備を進めてもらいたいと思います。

さて、夏休みとなり、すぐに始まったオリンピック、緊急事態宣言の発令、そして、あまりにも暑かったので、記憶が蒸発してしまった人もいるかも知れませんが、1学期の終業式で、職業に就くことに関連して、「人は見かけで判断される」という話をしました。今日は、その続きとして、職業に就くことに関する2つの話と2つのお願いをしたいと思います。

まず、1つ目の話は、「いやでも他人(ひと)と比較される」ということです。
他人(ひと)と比較されることは、あまり気持ちのいいものではありません。
しかし、社会人になると、他人(ひと)と比較されることを避けて通ることはできません。
採用試験もそうです。採用試験は、その企業の採用計画に基づき、受験者を比較し、必要最小限の人数を採用します。そのため、資質・能力が高くても、それ以上の受験者がいれば、不採用となることもあります。
人には、知識や経験、技術、能力、体力などをはじめ、資質・能力に違いや差があります。
そして、それらは当然のように比較され、その結果は、採用試験の合否や採用後の職場での地位、役割、給与などの待遇として表れます。
社会に出るとそれの連続であり、みんな一緒、平等というわけにはいきません。
そのことを覚悟して、社会や会社の中で生き抜いていかなければなりません。
他人(ひと)と比較されて嫌な思いをしないようにするためには、何を比較されても大丈夫と言える自分になること。
自分を理解し、自らの資質・能力を高めていくこと以外に方法はありません。
ぜひ、本校にいる間に、その下地や基盤をつくれるよう、身に付けられるよう努めてください。自分を高めてください。

2つ目の話は、「直向き(ひたむき)に、前向きに」ということです。
職業に就き、働き始めると、「やりたい仕事をやらせてもらえない」「この仕事は自分には向いていない」と思うことが何度かあります。いや、何度もあると思います。
それは、仕事を任せる側の立場で考えればわかることです。
高校や大学などの学校を卒業したての知識や経験が少ない人に、その会社の核となる仕事や醍醐味を味わえるような仕事を任せることは、なかなかできるものではありません。
仕事への適性は、好きでも嫌いでも、粘り強く続けていくうちに、少しずつ芽生えていき、身に付いていくものです。そして、やがて、その部門で欠くことのできない人財に成長していきます。
結果として、仲間や上司から評価され、信頼され、次のステップに進んでいくことができます。
人間ですから、多少の好き・嫌いはあるかもしれませんが、はじめから「この仕事は自分に向いている」とか「向いていない」などと考えずに、「前向き」な姿勢で、仕事に臨んでもらいたいと思います。
このことは、仕事に就いてからではなく、今、現在の学校での学びにも言えることです。
学校での学びは、その分野のほんの一端をかじっているだけすぎません。
「向いている」とか、「向いていない」とか安易に判断するのではなく、直向きに、前向きに取り組んでいくことが何より大切なことです。
ぜひ、本校にいる間に、直向きに、前向きに取り組むことができる自分になれるよう努力してください。


次にお願いです。
1つ目のお願いは、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応に関するお願いです。
夏休み中、本校関係者の中にも、家庭内に起因する感染者や濃厚接触者が複数確認されており、予断を許さない状況になっています。
そのための対応について何点か羅列しますので対応をお願いします。
・3密の回避、正しい手洗い・手指消毒、マスク着用の徹底をお願いします。
特にマスクについては、不織布マスク、布マスク、ウレタンマスクの順に効果が高いとされていますので、不織布マスクの着用を検討してください。
・不要不急の外出を避け、登下校時の直行直帰の徹底をお願いします。
・皆さんや同居の家族に、発熱等の風邪症状がみられる場合や体調不良者がいる場合は、登校せずに自宅で休養してください。その際は、欠席ではなく、出席停止扱いとなりますので、必ず学校に連絡してください。
・皆さんが新型コロナウイルス感染した場合や濃厚接触者に指定された場合は、必ず学校に連絡してください。
・皆さんが新型コロナウイルスのワクチン接種のために、遅刻、早退、登校できない場合には、出席停止扱いとなりますので、学校に連絡してください。
・今後の新型コロナウイルスの感染状況に応じて、本校の対応を変更する場合がありますので、学校HPやGoogle Classroom、メール等を確認ください。
・状況によっては、今後、ICTを活用した学習を頻繁に行う場合がありますので、Google Classroomへの接続が確実にできるようにしておいてください。

2つ目のお願いです。
夏休みが終わり、学校が始まったことで、進路のことや、勉強のこと、課題のこと、家庭内のこと、あるいは友人関係などの不安や悩みが出てくるかもしれません。
そんな時には、家族、先生、スクールカウンセラー、周りの友達、誰でもいいですから、あなたの悩みを話してください。
どうしても周りの人に相談しづらいときは、電話やメール、ネットなどの相談窓口にあなたの悩みを話してみてください。
必ずあなたの味方になってくれる人がいます。絶対に、一人で悩みを抱え込まないでください。
また、皆さんの周りに元気がない友達がいたら、ぜひ積極的に声をかけてあげてください。皆さんの声がけが、友達の不安や悩みを和らげることにつながります。

結びに、新型コロナウイルス禍ではありますが、2学期は、体育祭や宮工祭、勉強にスポーツにと、皆さんが、人としてさらなる成長を遂げる大切な学期です。
気を緩めることなく、怠ることなく、本校の校訓「至誠一貫・質実剛健」の如く、自らをさらに高められるよう努力してください。
それでは、この2学期が皆さんにとって、充実した学期となることを期待して、私の話を終ります。それでは、2学期も頑張っていきましょう!

令和3年9月1日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己


令和3年度第1学期終業式 式辞(要旨)

こんにちは。速いもので、今日で1学期も終了です。
まずは、1学期間、大変お疲れ様でした。

この1学期間、いろいろなことがありましたが、改めて、皆さんの凄さ、素晴らしさに感心しています。
それは、先日の「生徒会レク」にも表れていたと思います。
生徒会の皆さんの企画・運営による「生徒会レク」。生徒会の皆さんを中心に、1年次生から4年次生までが一つになったとても素晴らしいイベントだったと思います。

あのようなイベントを全校生徒が一丸となって実施することができる学校は、他に類を見ないものであり、とても誇りに思うことです。

そして、もう一つ、いつも誇りに思っていることがあります。
それは、皆さんは本当によく、気持ちの良い挨拶をしてくれるということです。

挨拶なんて、「当たり前じゃないか」という人もいるかも知れませんが、当たり前のことを、当たり前に、自然にできるということは、とても素晴らしいことです。

誰でもそうだと思いますが、挨拶をしてもらえると、気分が良くなったり、心地よい雰囲気に包まれます。

挨拶がしっかりできる。
当たり前のことを当たり前にできる。
これはとても大切なことであり、本校の魅力であり、誇りだと思います。
ぜひこれからも継続していってもらいたいと思います。


さて、今日は就職・採用に関する話をしたいと思います。
就職を希望する多くの3年生は、就職希望先を1社に絞り込み、夏休み中に企業訪問を行い、その後、9月16日から始まる採用試験に臨むことになります。

大学や専門学校に進む人、1・2年生も、将来は必ず働くことになりますので、耳を傾けていただきたいと思います。

就職を希望する皆さんも真剣だと思いますが、企業の方も真剣です。
その大きな理由は、「企業は人なり」、「人こそが企業の財産である」と言われるように、企業の継続的・持続的な成長のためには、優秀な人材の採用と育成が必要不可欠だからです。

しかし、企業にとって人を雇うということは簡単なことではありません。
まず、人を雇うには、多額な経費が必要になります。
具体的には、採用するために必要な経費。そして、高校を卒業したばかりの人でも、給与だけでなく、手当や保険、福利厚生などを含めると、一人に支払う給与の3倍から4倍もの経費が必要になると言われています。当然、経験や年齢が高くなればなるほど高額になっていきます。

しかし、企業は経営が厳しくなったからと言って、簡単に社員をクビにすることはできません。
だからこそ、企業は慎重に人を選び、必要最小限の優秀な人財を採用しようとします。

その重要な採用に関わる判断を企業の方は、学校訪問と皆さんの企業訪問、そして、たった一日二日の採用試験で判断しなければなりません。
ですから、採用担当者は、よっぽどのことがない限り危険な綱渡りはせず、より安全な方に舵を切ります。


その上で、皆さんに伝えたいことは、「人は見かけで判断される」ということです。

世間一般的には、「人は見かけで判断してはいけない」と言われていますが、採用試験、特に面接試験においては、当然のことながら人は見かけで判断されます。

この「人は見かけで判断される」ということについて、埼玉県出身の芸人、カズレーザーさんが、あるインタビューの中で、「人を見た目で判断するのはごく自然なこと」と述べています。そして、その理由について、こう分析しています。

一瞬で得られる情報が多いことから、生き物は、視覚情報である見た目で物を判断するように進化している。
音とか匂いとかよりも目で見た情報っていうのは、1秒あたりに伝わる情報量が圧倒的に多い。
見た目で判断するというのは、本能的にあるもの。
外見っていうのは、すべてが表れるものだから。
もし「こういうイメージを持ってほしい」って思うなら、それにのっとった格好をするべき。
真面目に思われたいんだったら、真面目に思われる格好をするべき。

このように、見た目で得られる情報量が多いからこそ、「人は見た目で判断される」というのがカズレーザーさんの分析です。

話を元に戻します。
面接試験は特別な日です。
その特別な日に、身だしなみや言葉遣いができていないなど、「見た目」や第一印象が悪ければ、当然採用されることはありません。

服装や頭髪をはじめとする身だしなみや言葉遣いを含め、「見た目」はその時だけ繕っても繕うことができるほど簡単なものではなく、日頃の生活の中で徐々に培われ、じわじわとにじみ出てくるものです。

校則だからとか、親や先生がうるさいからとかではなく、自分自身の将来ために、常日頃から、身だしなみや言葉遣いに注意を払い、自分自身の「見た目」を高めていってもらいたいと思います。

皆さんには、自然に気持ちの良い挨拶をすることができるというアドバンテージがあります。
そのアドバンテージに、「見た目」が加われば、さらに大きなアドバンテージとなり、皆さん自身の大きな魅力になると思います。

そして、来たるべき採用試験を迎えてもらいたいと思います。


最後に連絡です。
明日7月21日から10月末まで、HR棟の西側のすべてトイレは、改修工事のため使用することができなくなります。
また、それに伴い夏休み中は、西側の階段も使用することができなくなりますので、注意してください。


それでは、9月1日に、全員そろって、笑顔で会えることを楽しみにしています。
令和3年度1学期間、たいへんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
有意義で楽しい夏休みとなることを祈っています。

 

令和3年7月20日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己


令和3年度 入学式 式辞(要旨)

やわらかな、春の日差しの中、若い命が躍動する希望あふれる季節がめぐってまいりました。

ただ今、入学を許可いたしました 18名 の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
教職員、在校生を代表して、皆さんの入学を、心から歓迎いたします。

そして、今日まで様々な面で、御苦労を重ねて来られました、保護者の皆様に、お子様の御入学を、心からお祝い申し上げます。


さて、本校は、大正14年、大宮町立工業学校として、大宮の地への設置が認可され、この95年の間に、校訓である「至誠一貫」「質実剛健」のもと、生徒たちの力を引き出し、鍛え、常に日本の工業界をリードする人財を育ててまいりました。

新入生の皆さんには、本校で、確かな学力に加え、社会人としての豊かな教養、そして技術者としての、高い技術力を身につけてもらいたいと思います。

本校での学校生活は、皆さんの生涯の中でも、極めて大切な時間になるものと思います。
そこで、入学にあたり、心に留めておいていただきたい、三つのことをお話しいたします。


一つ目は、「夢を持て!」ということです。

その夢は、先の長い生涯をかけての夢でも、少し努力すれば手が届きそうな、目標でも構いません。

人は、常に夢や目標を持ち、それに向かって努力することで、一回りも、二回りも、成長することができます。
幸いにも、本校には、日本を代表するほどの充実した施設・設備があり、そして何よりも、素晴らしい指導者である先生方がいます。

毎日の授業はもちろん、いろいろな資格取得やコンテスト、そして、部活動など、他に類を見ないたくさんのチャンスがあります。
このチャンスに、自ら積極的に挑戦して、そして、夢を掴んでください。

すべては夢を持つことから始まります。
「夢を持て!」、そして、その夢や目標に向かって、たゆまぬ努力を重ねていってください。


2つ目は、「失敗を恐れるな!」ということです。

先ほども、申し上げましたとおり、本校には、他に類を見ないたくさんのチャンスがあります。
そのチャンスに対して、たくさん挑戦すれば、たくさん失敗するのは当たり前です。
大切なことは、その失敗をどう捉えるか、そして、失敗しないためにどうすべきか、ということです。

まず、失敗をどう捉えるか。

わたしは、今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで、2万回したのだ

これは、あの偉大な発明家、トーマス・エジソンの言葉です。

エジソンは、上手くいかなかった結果を「失敗」ではなく、「これでは上手くいかないという発見」と捉え、その結果を分析し、さらに研究に邁進したのです。

また、

失敗とは単に、もう一度始められるチャンスのことだ。今度は、もっと賢く行うことができる。ただ1つ、本当の失敗とは、そこから何も学ばないことだ

これは、アメリカの自動車会社、フォードの創業者、ヘンリー・フォードの言葉です。
エジソンは、「失敗」を「これでは上手くいかないという発見」に、フォードは、「次はもっと賢く行えるチャンス」と捉えました。

このように、失敗は必ず何かを学ぶチャンスでもあります。

また、この学びは、挑戦しなければ絶対に得ることができない貴重な経験でもあります。
高校生だからこそ、失敗を恐れることなく、たくさん挑戦して、たくさん失敗してください。

そして、その失敗を、発見やチャンスなど、前向きに捉え、「挑戦と失敗」「トライアル & エラー」を繰り返して、その先にある「成功」にたどり着いてください。

そして、失敗しないためにどうすべきか。

たったひとりしかいない自分を、たった一度しかない人生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。

これは山本有三の「路傍の石」の中にある言葉です。あまりにも有名な言葉なので、知っている人も多いことでしょう。

そして、この「路傍の石」には、このような言葉も書かれています。

人間はな。 人生という砥石で、ごしごしこすられなくちゃ、光るようにはならないんだ。

この人生という砥石には、目の粗い砥石、細かい砥石、仕上げの砥石など様々なものがありますが、皆さんにとって、この高校生活における砥石とは、学校であり、先生であり、先輩であり、後輩であり、仲間であり、地域や社会の方々であり、そして、何よりも自分自身であると思います。

その砥石を大切にし、磨き磨かれ、自分自身を光り輝かせてください。

そして、墨彩画家の ひろはま かずとし さんが執筆した「生きつづけてこそ」の中に、

あなたが、あなた自身を信じなくては、輝けるわけがありませんよ

という言葉があります。自分自身を信じること、自信を持つということは、とても難しいことです。

しかし、自信がなければ、就職試験も大学受験も、心配であり、実力を発揮することはできません。ましてや、試合やコンテストなどで、優秀な成績を収めることはできません。


それでは、自信を持つためにはどうするか。
それは、準備をする以外に方法はありません。
そして、準備は自信につながるだけでなく、嘘をつかない自分を築き上げるためにも、最善の行いです。

その準備をするときは、いつか。
それは、今、この時、これから始まる、この高校生の時です。
「失敗を恐れるな!」、怠ることなく準備を進め、信じられる自分、光り輝く自分を築き上げてください。


3つ目は、「優しくあれ! 心強くあれ!」ということです。

私は、工業とは、ただ ものをつくる のではなく、「人が、人として、幸せに生きていくために必要なものをつくること」だと考えています。

皆さんが、本校で学ぶ知識や技術は、自分のためだけでなく、人のため、社会のため、世界や地球のために、役立たせるためのものです。

専門的な知識や技術の先には、それを利用する「人」がいます。いかに高度な技術を駆使したものであっても、それを使う人への、思いやりや配慮、気遣いがなければ、決して受け入れられることはありません。相手の気持ちや、立場に立って考えること。行動すること。つくり上げること。その基本は「優しさ」です。

クラスの友人、学科や部活動の先輩、先生方をはじめとする多くの人との触れ合いの中で、心を磨き、鍛え、人としての「優しさ」を身につけていってください。

そして、優しくあるためには、「心の強さ」が必要です。心が強くなければ、優しさは甘さや弱さになりかねません。心が強くなければ、人や社会を優しく包むことはできません。どのようなことがあっても挫けることのない強い精神(こころ)。たゆまぬ努力を重ね、前に進み、たどり着こうとする強い精神(こころ)。本当の優しさは強い精神(こころ)に宿ります。

この「優しくあれ!」は、真心をもって何事にも立ち向かうこと。誠意を貫き通すこと。という本校の校訓「至誠一貫」に通ずる言葉であり、
「心強くあれは!」は、中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。という本校のもう一つの校訓「質実剛健」に通ずる言葉です。

皆さんには、本校の校訓「至誠一貫」「質実剛健」とともに、この「優しくあれ!心強くあれ!」という言葉を、心に深くとどめ、それぞれの夢や目標に向かって、挫けることなく、怠ることなく、邁進していってもらいたいと思います。


最後になりましたが、保護者の皆様に申し上げます。

本日より、本校を巣立つその日まで、大切なお子様を、責任を持ってお預かりいたします。
お子様一人一人が持つ、資質・能力・人間性を、限りなく伸ばせるよう、私たち教職員は、全力で努めてまいります。
そのため、時には、厳しく、教え、諭すこともあるでしょう。
保護者の皆様におかれましては、学校の方針を御理解いただき、御協力くださいますようお願い申し上げます。

また、お子様は、青年期の悩み多き年代にあります。
保護者の皆様と本校の教職員が互いに信頼し合い、情報交換を密に行い、手を携えながら、粘り強く、お子様の成長を支援できればと考えておりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。


結びに、希望あふれる新入生の皆さんの前途を祝すとともに、本日、御多忙の中、御臨席賜りました保護者の皆様に、重ねて御礼申し上げ、式辞といたします。

 

令和3年4月8日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己

 


令和3年度第1学期 始業式 式辞(要旨)

こんばんは。
いよいよ、今日から令和3年度が始まります。
今年度も、正々堂々、明るく元気に、そして、楽しく学校生活が送れるよう努力してもらいたいと思います。

2・3年次生は学校の中核となって活動する中堅の年次であり、学校の顔となるべき年次です。
4年次生は最高学年であるとともに、自らの進路実現を果たす極めて重要な年次です。
まずは、そのことをしっかり自覚するとともに、常に意識して生活してもらいたいと思います。
そして、先ほど入学した後輩に対して立派な先輩として、本校の良き伝統を伝え、さらに良い学校を築き上げていくための「良き手本」となるよう努めてもらいたいと思います。

さて、年度が改まっても、相変わらず新型コロナウイルス禍にあり、今年度も様々な対応が迫られるのではないかと思いますが、一方で国際競争の激化や人工知能、IoTなどの先端技術が目覚ましい勢いで発達し、社会状況が大きく変化しています。

そのような時代において対応していくために、令和3年度のはじめにあたり、1つだけ話したいと思います。

それは、「能ある鷹」についてです。

皆さんも聞いたことがあると思いますが、「能ある鷹は爪を隠す」という諺があります。
有能な鷹は獲物に気づかれないように、悟られないように、普段は爪を隠し、いざ獲物を捕らえる時だけ鋭い爪を出すことから、転じて、「才能や実力のある者は、軽々しくそれを見せつけるようなことはしない」という意味を持っています。
日本人の美意識からすると、自分の才能をひけらかすことは恥ずかしいこととされ、「能ある鷹は爪を隠す」は、美徳ともされている姿です。

確かに、慢心して得意がって見せつけたり、見せびらかしたり、自慢したりする姿は、卑しく見えたりもします。また、慢心は、人を不快にするばかりでなく、自分の成長も止めてしまうこともあります。

しかし、慢心からではなく、自分の知識や技術を磨き、鍛え、自分に力をつけるためには、日頃から爪を出すことはとても大切なことです。
能ある鷹も爪を出すことをしない日々が長くなれば、感覚が鈍り、いざという時にその爪を出すこと、実力を発揮することができなくなります。ましてや、能ある鷹にまでは至っていない修行中の鷹であればなおさらです。

そして、競争相手が多くなればなるほど、生き抜いていくことが難しくなり、獲物を捕ることができなくなります。言うまでもなく、ここで言う、能ある鷹とは、実社会の第一線で活躍している人のような能力のある人、力のある人のこと。修行中の鷹とは、皆さんのことです。

先ほども話したとおり、国際競争の激化や人工知能、IoTの目覚ましい発達などにより、社会状況が大きく変化するこれからの時代にあっては、「能ある鷹になるため爪を研げ!」「能ある鷹は爪を出せ!」という姿勢が大切になります。

自分の知識や技術を磨き、鍛え、自分に力をつけるためにも、失敗を恐れず、何事も成し遂げるまで諦めず、果敢にチャレンジする姿勢が大切になります。

とは言っても、皆さんの心の中には、仲間の前で真剣に、真面目に取り組んだりすることを恥ずかしい思ったり、失敗を恐れチャレンジすることに躊躇する心が潜んでいるかも知れません。

大宮工業高校は工業の専門高校です。専門分野のことを真剣に学び、日本を支えることができる力をつけることを目的とする学校です。
真剣に、真面目に取り組むことは当たり前の姿であること。逆に、それができないことは恥ずかしいことであり、哀れなことであるという意識を持ってください。

そして、失敗を恐れチャレンジすることに躊躇する心を追い払うために、いくつかの言葉を紹介します。

世の中に、失敗というものはない。
チャレンジしているうちは失敗はない、諦めた時が失敗だ。

有名な言葉なので知っている人も多いと思いますが、この言葉は、京セラや現在のauなどを立ち上げ、日本航空を再生したことで知られる 稲盛和夫さん の言葉です。

また、現在のパナソニックを一代で築き上げた 松下幸之助さん も、

失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに、原因があるように思われる。
最後の最後まで諦めてはいけないのである。
失敗すればやり直せばいい。
やり直してダメならもう一度工夫し、もう一度やり直せばいい。
失敗したとこでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる。

と、稲森和夫さん と同様の言葉を残しています。

皆さんは、修行中の鷹です。高校生だからこそ、失敗を恐れることなく、何事も成し遂げるまで諦めず、果敢にチャレンジしてください。
それでは、令和3年度が、皆さんにとって充実した有意義な一年となることを祈念して、式辞といたします。

1年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和3年4月8日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己

 


令和2年度 第3学期終業式 式辞(要旨)

令和2年度も、今日で終わりとなります。
今年度は、緊急事態宣言の発令に伴う臨時休業から始まり、2度目の緊急事態宣言の解除に至るまで、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた、例年とは異なる様々な対応が迫られる辛く厳しい1年間となりました。
その意味でも、令和2年度の1年間、本当にお疲れ様でした。

新型コロナウイルスへの対応は、ワクチンの接種も始まり、暗く長かったトンネルの先に、ようやく一筋の光が見え始めたところですが、まだまだ世界中が混乱しており、経済や生活に大きな影響を与えています。

今後、このまま収束に向かうのか、第4波となってしまうのか、わかりませんが、予断の許さない日々が続くと思います。
皆さんには、引き続きマスクの着用や手指消毒をはじめ、感染拡大防止に努めてもらいたいと思います。


さて、今日は、「学ぶこと。考えること。」について話したいと思います。

3年前、皆さんが中学生の頃に放送されたテレビコマーシャルで、印象に残っているコマーシャルがあります。
そのコマーシャルは、皆さんも見たことがあると思いますが、au三太郎シリーズの中のコマーシャルの1つです。

菅田将暉さんが演じる鬼ちゃんが、鈴木福君が演じる長男の赤鬼に、「お前、将来どうするんだ?」と聞くと、赤鬼は、家族が多く家計を気にしてか、「お父さんの電気屋さん手伝うよ」と答えます。

すると、鬼ちゃんは、「生意気言うな!」と言った後、「学んだことは、誰にも奪われないから!」と優しく、学ぶ道に進むことを勧める場面がとても印象的でした。
感動の一言ですが、言い換えると、「学んだ知識や技術は自分のものになる。自分の力になる。」ということだと思います。

棍棒や刀をもって相手と戦う時代ではありませんが、変化の激しい時代だからこそ、自分の知識を高め、技術を磨き、自分をとことん鍛え、自分の力を高めていくこと。自分をレベルアップすることが大切だということを教えてくれていると思います。

自分を鍛え、得られた力や誇り、自信は、どんな時代にあっても、どんな苦境に立たされても、必ず自分を助けてくれます。

皆さんはこれから先、学校生活の中では考えられないほどの、比べものにならないほどの、嫌なことや辛いこと、理不尽なことに必ず直面します。
そのため、どんな壁にぶつかっても、逃げずに、諦めずに、乗り越え、走り続けられるよう、自分を鍛えていかなければなりません。

この「自分を鍛える」ということについては、アメリカの牧師・著作家の ジョン・トッドは、次のような言葉を残しています。

およそのものは権力で手に入れたり、お金で買えたりするが、知識だけは勉強して手に入れる以外に方法はない。

そして、「最も貴重な知識とは、自分の力で導きだしたものだ。」と言い、その上で、「知識を蓄えるだけでなく、考える力を鍛えなさい。」とも言っています。

すなわち、「自分を鍛える」とは、「考える力を鍛える」ことであるということです。

そして、この「考える力を鍛える」については、アメリカの詩人のエラ・ウィーラー・ウィルコックスが、「運命の風」という詩の中で次のような言葉を残しています。

同じ風を受けていながら、ある船は東に進み、またほかの船は西に進む。 行くべき道を決めるのは疾風ではなく帆のかけ方なのだ。 海の風は運命の風のよう。 生涯という海路を辿るとき、ゴールを決めるのは凪か嵐ではなく、それは魂の構えである。

ここで言う「風」とは、それぞれの人のおかれた環境や状況であり、順風もあれば、逆風もある。順調な時もあれば、逆境・苦境に立たされる時もあるということ。
「帆のかけ方」とは、テクニックとしてではなく、見方や考え方であり、一方向だけでなく、様々な角度から見たり考えたりすること。今、自分が持っている知識や技術を総動員して考えること。
そして、「魂の構え」とは、将来どんな事をしたいか、何を成し遂げたいかという夢や目標を定め、それに向かって努力する情熱や姿勢。何があっても、あきらめず辿り着こうとする強い心。志(こころざし)のこと。

この「魂の構え」「志」がなければ、辛いことや嫌なこと、理不尽なことがあると、人は逃げたり、あきらめたりします。あたかも被害者のように装ったり、人のせいにしたりします。噓をつきます。言い訳をします。
そのような人には決してならないでください。
逃げたり、あきらめたり、人のせいにしたり、噓をついたり、言い訳をしない人間になってください。至誠一貫・質実剛健であってください。

そのためにも、夢や目標、高い志を持ってください。
辿り着くまで諦めない強い心を培ってください。
様々な角度から見たり考えたりする力を養ってください。
自分を鍛えてください。
レベルアップしてください。
さらなる高みを目指し、何事にも好奇心・向上心を持って、自主的に、そして、主体的に取り組んでいってください。

皆さんは、学校で、毎日のように、誰にも奪われない力をいっぱい蓄える機会を与えられています。その機会を捨てないでください。無駄にしないでください。学びに真摯に向き合ってください。
新年度を迎えるにあたって、「魂の構え」「志」の源となる、夢や目標について考えください。
この大宮工業高校に学ぶ皆さんなら絶対にできるはずです。


最後に、お願いです。
いつも学期の終わりに言っていることですが、春休みを迎えるに当たり私の願いは一つ。
「死ぬな!ケガするな!悲しませるな!」ということです。


それでは、4月8日には、全員そろって、笑顔で会いましょう!
令和2年度の1年間、たいへんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

 

令和3年3月24日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己


令和2年度卒業証書授与式式辞(要旨)

 

やわらかな、春の日差しの中、木々のつぼみも、日に日に膨らみ始め、春爛漫の日の近いことを思わせる季節になりました。

高等学校の全課程を修了し、ただいま、卒業証書を授与いたしました卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

また、保護者の皆様には、お子様の高校卒業の晴れやかな姿をご覧になり、喜びも、ひとしおのことと、拝察(はいさつ)申し上げます。
高校時代は、心・技・体ともに、人生の中で最も成長する時期であると同時に、最も不安定な時期でもありました。
保護者の皆様の温かい愛情が実り、お子様は、ご覧のとおり、立派に成長され、本日ここに、卒業の日を迎えられました。改めて、心からお祝いを申し上げます。

本来であれば、この春のよき日に、多くの御来賓の皆様の御臨席を賜り、令和二年度卒業証書授与式を盛大に挙行するところでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、例年と異なる規模を縮小しての卒業証書授与式となってしまいましたこと、お詫び申し上げます。


さて、卒業生の皆さんは入学してから今日まで、本校の校訓「至誠一貫」「質実剛健」のもと、夢を持ち、失敗を恐れず、学校生活に一生懸命に取り組んできました。

本校での高校生活は、勉学はもちろんのこと、学校行事や部活動、資格取得など、さまざまな夢や目標に向かって挑戦してきました。

昼間は働き、夜に学ぶという生活では、体調管理にも、苦労したのではないでしょうか。

体育祭や宮工祭などの行事では、生徒会やクラス、あるいは学科で取り組み、人間性を豊かなものにしてきました。

様々な資格取得にも挑戦し、大きな成果をあげてきました。
部活動では、夜遅くまで、練習に励み、たくさんの汗を流しました。
このような日々を送る中では、さぞかし、辛いこともあったことと思います。

惜しくも敗れ、流した悔し涙、その辛さを乗り越え、目的を達成したときの歓び、その経験こそ、これからの人生の最高の宝物になるはずです。
その経験や思い出を、いつまでも大切に、胸に刻んでおいてください。

そして、いつも皆さんを見守り、励まし、支えてくださった、家族や、先生方、仲間がいたことを忘れないでいてください。

皆さんの高校生活の最後の1年間は、新型コロナウイルスとの闘いでした。
例年とは異なる様々な対応が迫られる辛く厳しい1年間であったと思います。
新型コロナウイルスへの対応は、ワクチンの接種も始まり暗く長かったトンネルの先に、ようやく一筋の光が見え始めたところですが、まだまだ世界中が混乱しており、経済や生活に大きな影響を与えています。
今後どのような状況になるか予断の許さないピンチの状態が続くと思いますが、このような大きな社会問題が起こったときには、必ず社会が大きく変わります。
そして、社会が大きく変わる時には、たくさんのチャンスが訪れます。まさに「ピンチはチャンス」です。
これから先も、このようなピンチは突如起こることでしょう。
そのピンチをチャンスとして捉えることができるかどうか、訪れているチャンスに気がつくかどうかは、皆さん次第です。
また、チャンスに気が付いても、自分自身に力がなければ、そのチャンスを逃してしまいます。
チャンスをものにするために必要なことは、備えること、力を蓄えることです。
高校を卒業したからといっても、皆さんはまだまだ未熟です。
これから先も、好奇心を持って様々なことを見つめ、学び続け、力を蓄えていってください。

皆さんが、溢れる希望を胸に抱(いだ)き、本日をもって、大宮工業高校から、新たなる社会へ、羽ばたいていくことに、大きな寂しさを禁じ得ません。
今ここに、万感の思いを込めて、そして、皆さんのこれからの長い人生における一つの人生訓として生かせるよう、皆さんへのはなむけの言葉を贈ります。

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

この言葉は、パナソニック株式会社の創業者、松下幸之助さんが残された「道(道をひらく)」という言葉ですが、まさに本校の校訓や校歌の意味そのものであると思います。
しかし、自分の定めた道を信念を持って歩んでいても、長い人生では、必ず良いときと悪いときがあります。

人は良いときは調子にのり、その幸運を自分の実力だと勘違いします。
そして、知らず知らずのうちに「高慢」になったりもします。
そのようなときは、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざにあるように、良いときほど人は謙虚に、そして、感謝の気持ちを忘れてはなりません。

逆に何をやってもうまくいかないときが必ずあります。
理不尽なことや想定外なことに必ず直面するときがあります。
そのような状況になったとき、人は挫けたり諦めたりします。
そのような状況のときには、見方や角度を変えて見てください。

アメリカの詩人、ウィルコックスの詩「運命の風」に、このような一節があります。

ある舟は東に進み、またほかの舟は同じ風で西に進む。
ゆくべき道を決めるのは疾風ではなく帆のかけ方である。
海の風は運命の風のよう。
生涯という海路を辿るときゴールを決めるのは凪か嵐ではなく魂の構えなのだ。

このように、順風ならばそれを追い風に、逆風ならば帆のかけ方を変え追い風にする。すなわち、逆風は現状を変える絶好のチャンス、大きな飛躍への契機にもなります。
まさに「ピンチはチャンス」なのです。
このことを含めて、皆さんには、自分の定めた道を信念を持って歩んでいってもらいたいと思います。

 いよいよ本日をもって皆さんは、大宮工業高校から新たなる社会に羽ばたいていきます。皆さんは、時流に乗る人、追いかける人ではなく、本校のDNAが宿る「新しい時代を創る人たち」です。社会の変化や技術の進歩をしっかり見つめ、新しい時代を切り拓く、健康で人間性豊かな社会人となることを心から期待しています。
素直に感じました。

 最後になりましたが、保護者の皆様におかれましては、本校の教育活動につきまして、格別の御支援、御協力を賜り、誠にありがとうございました。

時には、至らぬことや、御心配をおかけしたこともあったかと存じますが、暖かく見守っていただいきましたことに、心から感謝を申し上げます。
そして、改めて、お子様の御卒業を心からお祝い申し上げます。

 結びに、本日ここに、ご卒業される卒業生の皆さんが、前途洋々たる人生を、正々堂々、そして楽しみながら歩んでいくことを心より祈念し、式辞といたします。


令和3年3月12日

埼玉県立大宮工業高等学校長 清水雅己


令和2年度 第3学期始業式 式辞(要旨)

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新年早々ですが、大切なことなので式辞の前に、昨日、1都3県に発出された緊急事態宣言に伴う埼玉県及び学校の対応について話したいと思います。

まず、埼玉県の県立学校における学校運営の基本方針は、「感染防止対策を徹底しながら、教育活動を継続する」ということです。
これに基づき、学校における対応は大きく3点。

1点目は、「感染予防のさらなる徹底」です。

  • 登校前に必ず検温及び健康観察を行ってください。もし、風邪の症状があったり、体調がすぐれない場合には登校しないようにしてください。
  • 常にマスクを着用してください。
  • 3密を回避するよう行動してください。
  • こまめに手洗いや手指消毒をしてください。
  • 対面での食事はしないでください。また、食事中は会話をせず、会話は食事後にマスクをつけてからにしてください。食事をはじめマスクを外している時が感染リスクが極めて高くなりますので、感染しないためにも、させないためにも、必ず守ってください。

2点目は、「登下校時の3密の回避」です。

  • 公共交通機関の過密状態を避け登下校するよう工夫してください。
  • このため、登校時刻は平常通りとし、授業は40分の4時間短縮授業とします。

3点目は、「部活動の中止」です。

  • 部活動については、原則中止とします。
  • 対外運動競技等に出場する場合には、その2週間前から活動が認められていますので、顧問の先生の指示に従い活動してください。

以上3点です。詳細については、担任の先生や顧問の先生の指示に従ってください。

この他、土日など、学校が休みの日は、不要不急の外出を避け、ステイホームというせっかくのチャンスなので、自宅でしっかり勉強してください。

工業高校の生徒である皆さんには、こんな時だからこそ何が必要か、こんなものがあったらいいな! こんな仕組みがあったらいいな! など、ぜひ考えてみてください。そして、できれば絵にしてみてください。さらに、できればプロトタイプをつくってみてください。

頭の中のイメージを絵にしたり形にすることは、皆さんの成長にとって、とても大切なことです。ぜひチャレンジしてみてください。
加えて、学校だけでなく、自宅でも5Sを徹底してみてください。このピンチの時をチャンスに変え、自分自身を高められるよう努めてください。
まだしばらくは、多くの制約の中で生活することになります。窮屈かもしれませんが、気を緩めることなく生活してください。


それでは、式辞に戻ります。
冬休み中、事故等の報告は入っていませんので、皆さんは新型コロナウイルスの感染防止に努めながらも、きっと有意義な冬休みを過ごせたのだろうと思います。

まずは、「死ぬな! ケガするな! 悲しませるな!」を守り、元気に登校してくれたことに感謝します。ありがとうございます。

私自身は、比較的穏やかに年末年始を過ごすことができました。
特に元旦は、初詣を控え、ステイホームに徹していたため、時間に余裕があったので、新聞を何紙か購入して、新聞の読み比べと、新聞広告の読み比べをしていました。

2学期の終業式の式辞の中で、昨年の1月1日の そごう・西部 の広告の話をしましたが、毎年1月1日には、多くの企業が、新聞一面を使って、印象的なキャッチコピーと文章からなる広告を掲載しています。
今年も多くの企業が広告を掲載していましたので、まずは、その中から特に印象に残った8つのキャッチコピーを紹介したいと思います。

  • おもしろい未来は、自分たちで、つくろう。(講談社)
  • 今日から、進年。(集英社)
  • 想像力が明日をつくる(岩波書店)
  • 私たちは、動く。(日本自動車車体工業会)
  • つくるを、つくり変えろ。(大林組)
  • 変われ、変わり続けろ。未来が、そう言っている。(FUJITSU)
  • 新しい世の中は、あなたのアタマの中からひねりだせ。(社会情報大学院大学)
  • 世の中に「問題」があるときこそ、マーケティングとクリエイティブの出番です。(宣伝会議)

このように、今年は全体的に、「変革」「想像・創造」「実現」をテーマとしたものが多かったように思います。

この中から、特に勇気をもらったなと感じる2のキャッチコピーとその文章を紹介したいと思います。

1つ目は、「つくるを、つくり変えろ。」というキャッチコピーの文章です。

つくるを、つくり変えろ。

人類の歴史は、つくることの歴史だ。
制約、常識、願望。
人は、つくることによって、
さまざまなことを乗り越えてきた。
時代が大きく変わろうとしている今。
私たちは、つくること そのものを つくり変えてゆこうと思う。
形あるものだけが、ものづくりか。
人間のためのもの だけが、すべてか。
常に問いかけながら、可能性を拓き続けようと思う。
世界は不確かで、複雑さを増している。
でも、だからこそ。
これまで培ってきた力が、
まだ見たことのないものを 実現する原動力になるはずだ。
なぜならいつだって、つくることは、何かを超えることなのだから。

これは、俳優の佐藤健さんを起用した、建設大手、スーパーゼネコンの大林組の広告です。

時代の変化に対応し、自らが大きく変わろうとしている決意と、培ってきた力が原動力となるんだ という自信を感じさせる広告であると思うと同時に、力を高め、力を蓄えることの大切さを教えられたように思います。

 2つ目は、集英社の「今日から、進年。」というキャッチコピーです。
集英社は毎年1つのキャッチコピーで、新聞社毎に異なる主人公で、異なる文章の広告を掲載していますが、今年は、

  • 読売新聞 ONE PIECEのルフィーをはじめとする少年ジャンプの主人公たち
  • 産経新聞 SPY×FAMILYのアーニャ
  • 日本経済新聞 女優・ファッションモデルの新木優子さん
  • 朝日新聞 元SKE48の松井玲奈さん
  • 毎日新聞 走っている5人の子どもたち

を起用した広告が掲載されていました。

この中から、読売新聞に掲載された ONE PIECEのルフィーを起用した広告の文章と毎日新聞に掲載された 走っている5人の子どもたちを起用した広告の文章を紹介したいと思います。

ONE PIECEのルフィーを起用した広告の文章です。

今日から、進年。

何があっても止まらない。
どんな時でも進み続ける。
その強い意志こそが、いつだって世の中を動かしてきた。

それぞれの物語を通して、
ヒーローたちが教えてくれているのは、
いかなる困難も乗り越える
人間の無限の可能性。

さあ、新年だ。
心のページをめくって、
新しい白紙に
君の未来を書きこもう。
立ち止まらず、振り返らず、
次の時代に向かって、飛び出していけ。


 そして、走っている5人の子どもたちを起用した広告の文章は、

今日から、進年。

みらいへ進む君たちへ。

きっと忘れることはないだろう。
学校に突然行けなくなったあの日を。

校長室より

至誠一貫

【校長室より】いつもの自分で

今日から就職試験が始まります。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により昨年度は1か月遅れの10/16が解禁日でしたが、今年度は緊急事態宣言下ではありますが例年通り今日9/16が解禁日となっています。
本校からは全日制・定時制併せて約160名の生徒が就職試験に臨みます。例年と異なるのは、オンラインによる就職試験に臨む生徒が1割にも及ぶこと。オンラインに慣れている年代とはいえ緊張して様子が窺えます。
生徒の皆さん、自分を飾る必要はありません。自分らしく、いつもの自分で就職試験に臨んでください。吉報を待っています。

【校長室より】食い入るように見つめる生徒たち

校長室の前に多くの生徒たちの姿がありました。目的は第1学期の終わりごろから始まったHR棟西側トイレ大規模改修工事の見学。工事の状況は大きな音が出る工事は終わり、内装工事に入ったところですが、見学す生徒たちは様子は興味津々。現場を食い入るように見つめていた生徒たちの姿が印象的でした。建築科の生徒たちにとって、これ以上ない活きた教材です。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、校外での教育活動が大きく制限される中、このように現場作業を見学させていただけることはとてもありがたいことです。見学会の実施に御協力いただいた初雁興業株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

【校長室より】第2学期が始まりました

 令和3年度第2学期が始まりました。いつもと違うのは、「感染防止対策を徹底しながら、教育活動を継続する」という県の方針に基づき、緊急事態宣言下での始業となったこと。予断を許さない状況ではありますが、教職員と生徒が一丸となり、感染防止対策を徹底しながら、教育活動を進めていきたいと思います。

 このような状況下であるため、夏季休業期間終了後の対応については、しばらくの間以下の方針に基づき学校を運営してまいります。なお、全日制と定時制では1クラス当たりの人数が大きく異なることから、対応も異なります。

[全日制]

  • 3学年は、進路に関する指導・支援等の時間を確保するため、毎日午前3時間短縮授業とする。
  • 2学年・1学年は、隔日午後3時間短縮授業とする。
  • 少人数制で行われる実習や広い空間で行われる体育などの実技系科目など、登校しなければできない授業を優先する。
  • 年間の授業時数に差が生じる恐れがある授業を優先する。
  • 「学びの保障」を目的に、教科・科目によっては課題を提供する。
  • 各クラスをAグループ・Bグループの2つに分けてSHR及び授業等を行う。

[定時制]

  • 登校時間及び時間割については平常とする。
  • 短縮授業とし、できるだけ早く帰宅できるように配慮する。

 このような方針に基づき、昨日9/1の午前に全日制3年生、午後に全日制2年生、夜に定時制生徒、本日9/2午後に全日制1年生を対象とした第2学期始業式を行いました。二日間にわたっての始業式となりましたが、この新型コロナウイルス禍の厳しい状況を乗り越えて登校してくれた生徒たちの姿を見て、とても嬉しく思いました。

 始業式では、第1学期終業式で話した将来職業に就くためのキャリア教育視点からの「人は見かけで判断される」に続き、「いやでも他人(ひと)と比較される」「直向きに、前向きに」をテーマとした話と新型コロナウイルス禍における対応や一人で悩みを抱え込まないようにというお願いをしました。

全日制の始業式の式辞(要旨)は、こちらをご覧ください。
定時制の始業式の式辞(要旨)は、こちらをご覧ください。

【校長室より】「内装仕上技能講習会」

今日8/27、熊谷市の松坂屋建材株式会社様の研修所を会場に「内装仕上技能講習会」が開催されました。新型コロナウイルス禍の中での開催のため、募集人数を減らしての開催となりましたが、参加した生徒たちは、講師の話に真剣に耳を傾け、熱心に実技に取り組んでいました。
最近では、あちらこちらでクレーンが聳え立ち、新しい建物が次々と造られ、それに加えてリフォームやリノベーションによる改修工事や内装工事も増加の一途をたどっています。そのため、内装工事を請負うことができる技術者の需要が高まるとともに、起業する方も多くなっているようです。
内装仕上技能講習会の講師をお勤めいただいた埼玉県内装仕上工事業協同組合の皆様に心より感謝申し上げます。

【校長室より】「高校生ロボットコンテスト埼玉県大会」

今日8/27、関東工業自動車大学校を会場に「高校生ロボットコンテスト埼玉県大会」が開催されました。本来であればトーナメント方式によって行う予定でしたが、新型コロナウイルス禍の中での開催のため、全てのチームが一堂に会することなく、タイムトライアル方式に変更するなど、運営も工夫を凝らしたコンテストとなりました。
このコンテストの目的は、日頃のロボット製作における学習の成果を発表し、競い合うことで各校のロボット技術を向上させるとともに、10月30日に開催される予定の「全国高等学校ロボット競技会」に出場するロボット2台のうちの1台を決定することです。もう1台は今月中旬にもう一度オンラインによるコンテストを開催し、決定することになっています。
新型コロナウイルス禍のため活動時間に厳しい制限がある中、どのロボットも完成には至っていない状況でしたが、工夫を凝らした世界に1台しかないロボットは、とても見ごたえのあるものでした。
本校からは、電子機械科3年生の課題研究とラジオ部の生徒たちが製作した5台のマシンがノミネート。今日のコンテストでは全国大会への切符を手にすることはできませんでしたが、3週間後に行われるオンラインでのコンテストで切符を手にできるよう頑張ってもらいたいと思います。

【校長室より】さらなる工夫改善を

新型コロナウイルス禍の中、さまざまな制約が課せられています。その厳しい状況の中で、生徒、保護者の皆様に御協力いただき、感染防止対策を徹底しながら教育活動が進められています。
9月に入ると多くの部活動の大会が予定されています。今日8/26学校では、9月11日に静岡県朝霧高原で開催されるロケット甲子園で優勝を目指すラジオ部の生徒たちが、モデルロケットの打ち上げ練習を行いました。練習のため、搭載したエンジンは本番で使用するものより小型のものを使用したとのことでしたが、勢いよく打ち上げられるロケットをカメラで追うのは至難の技でした。
ラジオ部の生徒の生徒たちには、ロケット甲子園での優勝を目指し、さらなる工夫改善をはかってもらいたいと思います。

【校長室より】「SAITAMA 150th ANNIVAERSARY こころ、咲いたまま。」

8月25日 校長室に木の板を切り抜いた文字が届きました。バラバラな文字を並べると「SAITAMA 150th ANNIVAERSARY こころ、咲いたまま。」という埼玉150周年記念のキャッチコピーが現れました。

これは、埼玉県誕生150周年を祝い開催される記念式典会場に設置される文字で、県からの依頼を受け、建築研究部の生徒たちが埼玉県産木材の杉板を製材し、ラジオ部の生徒たちがレーザー加工機で切り抜いてくれました。

記念式典は、県民の日11/14に埼玉会館を会場に開催される予定です。お披露目される日が今からとても楽しみです。
建築研究部とラジオ部の皆さん、ありがとうございました。

【校長室より】徽章「工学」

サマーリフレッシュ期間中の学校ですが、大会やコンテスト等が間近の部活動の生徒たちが練習に励み、HR棟西側トイレの大規模改修工事が行われているため、大きな音が響き渡っています。

いつもより静かな校舎内を歩いていると玄関に展示されている1枚の写真に目が留まりました。この写真は11年前の「第17回関東地区高等学校写真展」に出展された作品で題名は「K君の校章」。生徒の中にはこの徽章を「校章」と呼ぶ生徒もいると思いますが、本校全日制の生徒は、制服の襟に「工学」の文字をデザインした赤い徽章をつけています。
「工業」と「工学」の関係は何でしょうか? 辞書で調べてみると、次のように記されています。

[工業]
・自然の原料に人力や機械力を加え、商品価値のある生産物を製造する産業(小学館 大辞泉)
・原料を加工して有用物とする産業(Oxford Languages)

[工学]
・基礎科学を工業生産に応用するための学問(小学館 大辞泉)
・役に立つ生産物を得るために、計画・設計・製造・検査の段階に基礎的科学を応用する技術の総称(Oxford Languages)
・工学とは数学と自然科学を基礎とし、ときには人文社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問(工学における教育プログラムに関する検討委員会)

本校は大正14年に、私たちの生活に欠くことのできないインフラ(社会基盤)である、鉄道を支える優秀な技術者を育成することを目的に、鉄道の町大宮とともに発展してきました。このことから本校の使命は、人が幸せな生活を営めるよう、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築するための学びを基礎とし、価値ある生産物を製造する産業を支える技術者を育成することを目的とする工業高校であることから、この「工学」の徽章をつけることになったのではないかと思います。詳しくは、改めて調べてみたいと思います。

【校長室より】「電気と工事」9月号

電気科の先生が、オーム社から発刊されている「電気と工事」9月号を届けてくださいました。この「電気と工事」では、取組が顕著な工業高校を取材し、その魅力を伝えてくれています。今回は、「伝統&ハイテクが織りなす実践主義」というタイトルのもと、本校電気科の魅力ある取組を6ページもの紙面を使ってご紹介いただきました。
・現物を使った実践教育
・続々と導入される最先端装置
・Googleを活用した資格取得
・3年間の学びの集大成
・一流の技術者、技能者を輩出する文化部
・伝統校ならではの圧倒的な求人数
・モチベーションアップの秘策は「名札」
ぜひ、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。

ご紹介いただいたオーム社の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

「電気と工事」9月号の目次は、こちらをご覧ください。

【校長室より】夏空広がり

毎年、夏休み期間中に、生徒たちに安全安心の学習環境を提供するため、電気設備の点検や火災報知器の点検などが行われています。その一環として、校舎の窓清掃も行われ、校長室からの眺めはいつもよりくっきりはっきりと見えます。その眺めはまさに絶景。夏空が広がり、すがすがしく感じられますが、天気予報では、熊谷地方の気温が40℃となる見込み。生徒たちには、新型コロナウイルスの感染防止と熱中症対策を徹底しながら、元気に活動してもらいたいと思います。

 

【お知らせ】

本校は、明日8月11日(水)から8月16日(月)までの6日間を「サマーリフレッシュウィーク(通常の週休日・休日と同じ)」として、学校を閉庁いたします。皆様には、趣旨を御理解いただき、御協力くださいますようお願い申し上げます。

※ サマーリフレッシュウィーク
夏季休業中に、原則、県教育委員会主催の教職員を対象とした会議、研修会等を実施しない期間(8月11日から8月16日まで)を設定することで、教職員が休暇等を取得しやすい環境を作り、教職員の健康増進を図ること目的とした取組です。