校長挨拶(全日制)

 工業高校で学ぶ知識や技術は、人のため、社会のため、世界や地球のために役立つものです。工業とは、”人が人として幸せに生きていくために必要なものをつくること”なのです。

 専門的な技術の先には、それを利用する”人”がいます。いかに高度な技術を駆使したものであっても、それを使う人への思いやりや配慮、気遣いがなければ受け入れられることはありません。人への優しさが求められます。

 本校は、令和7年に100周年を迎えます。つねに工業高校の中核校として県内の学校をリードし、専門の素養と共に優しさを兼ね備えたタフな人間を育成してきました。
 ところで、社会を変える発明がハードウェアだった時代には、ものづくりの技術力が、企業の競争力の源でした。しかし、現代は、ソフトウエアが新たなサービスを産む時代です。イノベーションの源泉は何か。
 令和8年、本校は工業科と情報科を併設した新たな学校として、これまでの伝統とともに、次の100年に向けて更なる革新に挑んでいきます。ハードウエアとソフトウエアの両輪を兼ね備えた、盤石の指導体制です。これからの時代を生き抜く高い教養を身につけていきます。

 埼玉県の工業教育を牽引する本校は、校訓「至誠一貫」「質実剛健」のもと、“日本を支え 世界で活躍する 人間性豊かなエンジニアの育成”に努めてまいります。

 

埼玉県立大宮工業高等学校長 山﨑正義

 

式辞・講話等

式辞・講話等(全日制)

対面式・校長挨拶

 

みなさん、おはようございます。

生徒会の皆さん、本日の対面式、開催ありがとうございます。

2,3年生の皆さん、1年生を歓迎する側、対面式は歓迎式です。
先輩の皆さんには、是非、1年生を育ててほしい。育てるといっても、手取り足取りで、指導しろというわけではなく、頑張っている先輩の姿、背中を後輩の1年生に見せてほしい。1年生は、その先輩の姿をみて学び、成長します。
また、1年生の皆さん、入学おめでとう! 昨日の入学式は立派でしたね。
新しい環境でつかれましたか? 今日、先輩と顔を合わせて、今日からが高校生活のスタートですね。

さて、本校は、大正14年創立、今年で99年目を迎えます。
来年は100年。百周年を記念する会を開きます。
皆さんが生まれる前から、先輩が引き継いだものがあるからこそ、ここで学ぶことができます。その伝統に感謝。

ところで、伝統とは。

伝統は、老舗の鰻屋さんが大事にする「たれ」に例えられます。「たれ」は使った分だけ新しく注ぎ足し、それはやがて馴染んでその店の味となります。
学校も3年生が卒業して、新入生が入ってきます。新入生は宮工のお作法を学び、その都度、宮工を形作ります。
ここで、大事なのは、伝統といわれるものは、常に新しい存在が求められるということです。

例えば、部活動では、新入部員が入ってこないと、やがて活動がなくなってしまい、つぶれてしまいますね。

そして生徒会はいい塩梅に様々な学校行事を企画・運営して、宮工の伝統を支える存在です。


2、3年生は、1年生が入ってきたからこそ、いままで以上に、学校を面白くできるし、あとを託せる。
1年生は、2、3年生の心が広いうちに、早く、宮工生になれ。

では、大事な新入生歓迎の、対面式を始めましょう。