式辞・講話等

式辞・講話等(全日制)

対面式・校長挨拶

 

みなさん、おはようございます。

生徒会の皆さん、本日の対面式、開催ありがとうございます。

2,3年生の皆さん、1年生を歓迎する側、対面式は歓迎式です。
先輩の皆さんには、是非、1年生を育ててほしい。育てるといっても、手取り足取りで、指導しろというわけではなく、頑張っている先輩の姿、背中を後輩の1年生に見せてほしい。1年生は、その先輩の姿をみて学び、成長します。
また、1年生の皆さん、入学おめでとう! 昨日の入学式は立派でしたね。
新しい環境でつかれましたか? 今日、先輩と顔を合わせて、今日からが高校生活のスタートですね。

さて、本校は、大正14年創立、今年で99年目を迎えます。
来年は100年。百周年を記念する会を開きます。
皆さんが生まれる前から、先輩が引き継いだものがあるからこそ、ここで学ぶことができます。その伝統に感謝。

ところで、伝統とは。

伝統は、老舗の鰻屋さんが大事にする「たれ」に例えられます。「たれ」は使った分だけ新しく注ぎ足し、それはやがて馴染んでその店の味となります。
学校も3年生が卒業して、新入生が入ってきます。新入生は宮工のお作法を学び、その都度、宮工を形作ります。
ここで、大事なのは、伝統といわれるものは、常に新しい存在が求められるということです。

例えば、部活動では、新入部員が入ってこないと、やがて活動がなくなってしまい、つぶれてしまいますね。

そして生徒会はいい塩梅に様々な学校行事を企画・運営して、宮工の伝統を支える存在です。


2、3年生は、1年生が入ってきたからこそ、いままで以上に、学校を面白くできるし、あとを託せる。
1年生は、2、3年生の心が広いうちに、早く、宮工生になれ。

では、大事な新入生歓迎の、対面式を始めましょう。

 

入学式・式辞


 寒さと暖かさが交互に行き交いながらも、木々が芽吹き、春の訪れを感じるこの佳き日に、埼玉県立大宮工業高等学校第79回入学式を挙行できますことは、本校関係者一同大きな喜びです。
 ご臨席いただきました、来賓の本校同窓会である大宮工業会・会長 野澤 孝道 様、そして、保護者の皆様に御礼申し上げます。

 ただ今、入学を許可しました251名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。在校生、同窓会、教職員一同、心から皆さんを歓迎します。
 
 新入生の皆さん、小学校から中学校にかけての生活は、コロナ禍の中で試練を乗り越えてきたことと思います。よく頑張りましたね。

また、保護者の皆様方におかれましても、お子様を励ましながら、ここまでこられたことと思います。本日の御入学、おめでとうございます。お子様が、これから更に成長していけるよう、精一杯努めさせていただきます。

 さて、本校は、大正十四年に、大宮町立工業学校として、大宮の地への設置が認可され、この九八年の間に、校訓である「至誠一貫」「質実剛健」のもと、生徒たちの力を引き出し、鍛え、常に日本の工業界のリーダーを育ててまいりました。

 新入生の皆さんには、本校で、確かな学力に加え、社会人としての豊かな教養、そしてエンジニアとしての、知識と技術を身につけてもらいたいと思います。
 本校での学校生活は、皆さんの生涯の中でも、極めて大切な時間になるものと思います。

 そこで、これから始まる学校生活で、心がけてほしいことを、ひとつお話しします。

 それは、「自分が好きなことだから、得をするからやる」、とか「自分には関係ないから、面白くないから、損をするからやらない」、という区別をつけないということです。

 学校は、誰かがやってくれているからうまくいっていることや、みんなの協力で実現してきたことがたくさんあります。
 自分が所属している集団の一員として貢献する意欲や行動が、みんなが快適に、楽しく充実した生活を送ることにつながっています。そして、みなさん各自の成長を促すものとなってきました。これは、小学校、中学校、そして高校も同じです。

 個人の損得ではなく、チームや集団のためにどう貢献していくかを考えて行動できること。また、集団の中で、切磋琢磨して互いを成長させていくことも大事です。

 このことは、将来、社会の一員として自立していくために、高校生活の中で、あらためて学んで欲しいことです。

 工業高校で学び身に着ける、知識や技術は、社会のために役立つものであることに価値があります。
 これから、本校で学ぶ皆さんの成長を大いに期待しています。

 最後に保護者の皆さまに、お願いです。高校生活は3年間で一つのものとなっています。たくましく、成長していくお子さんを、どうぞ見守ってあげてください。


 ときには困って、相談にくることがあるかもしれません。そんなときは、まずは話をよく聞いて受け止めてあげてください。きっとお子様の自立を支える大切な時間となるはずです。

 本校の教職員は、時には寄り添い、時には高いハードルを用意して全力で生徒の成長を支えます。御家庭と学校とが互いの役割を理解し合うことが、生徒を大人へと成長させ、進路希望を実現させる近道だと考えます。

 どうか皆様方におかれましても、本校を信頼していただき、力強いご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。

 結びに、新入生の皆さんが元気に活躍することを期待するとともに、ご来賓の野澤様、そして保護者の皆様の益々のご健勝、ご発展をご祈念申し上げ、式辞といたします。

令和六年四月八日
   埼玉県立大宮工業高等学校長   山﨑 正義
                         

1学期始業式・校長講話

 

 あらためまして、おはようございます。
いま、着任式をおえました。皆さんにとって、新たな出会いです。
一方で、大宮工業高校を転出した先生方もいらっしゃいます。信頼していた先生が異動となり、寂しいと思っている人もいるでしょう。そう思えるのは、貴重なとてもよい出会いだったということ。
異動した先生への恩返しとして、教えてもらったことを大切にして、自分を更に成長させてください。

ところで、人との出会いは、ときとして、人生を変えてしまうほど影響のあるものです。私は、高校生のときが、様々な出会いの始まりだったと感じています。
それは、尊敬できる友人やクラス担任の先生に出会えたことで、肉体的にも精神的にも大きく成長する時期に、こんな面白いことを考えている人がいるのだ、という刺激を受けたことでした。

大宮工業高校も同じです。それは、皆さんが何かを求めて、何かを希望して、ここに集まったということ。
ここで勉強したい という、同じ思いをもって集まった仲間ですね。
目的や興味・関心を 同じくして集まった仲間は、お互いによい刺激を受けます。
それは、偶然の出会いから、必然の出会いに変わっていきます。皆さんには、よい出会いを求めて、自分の興味関心をもとに仲間を拡げていって欲しいと思います。


さて、もう一つ話します。
この4月1日、合理的配慮が義務化されました。
ニュースでやっていましたね。
合理的配慮とは何か、その前に、今の日本の現状から

いま、日本では、「共生社会」の実現を目指しています。
「共生社会」という言葉を聞いたことがありますか。「共生」とは「ともにいきる」と書きます。
障害がある、なしにかかわらず、性別にもかかわらず、お年寄りも若い人も、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした人生を送ることができる社会、これを「共生社会」といいます。

障害のある人もない人も、互いにその人らしさを認め合いながら、共に生きる社会、この共生社会の実現を目指しているのです。

この「共生社会」を実現していくことを目指していく中で、「不当な差別的取り扱い」を禁止し、障害のある人から申出があった場合に「合理的配慮の提供」をすることが義務化された。ということです。

「不当な差別的取り扱い」とは、例えば、お店で、車いすだからといって入店を断わったり、不動産屋さんで障害のある人向けの物件はないと言って対応しないとか、あの人は耳が不自由でよく聞こえないから話を伝えることはやめよう、ということなど、です。耳が不自由であれば、筆談で話ができますね。

 合理的配慮の義務化は、事業者に課せられているものです。
 事業者とは、会社、お店、個人事業主、ボランティア活動をするグループ、病院や学校など、日常生活を送るさまざまな場面で、対象は広いです。

 つまり、皆さんの日常でも、配慮を要する場面があるかもしれません。
また、就職した先で、インターンシップ先の企業でも関係があることです。

 合理的配慮の義務化は、共生社会の実現を目指す私たちすべてにかかわりのあることですので、意識をしなければなりません。

 また、今の教育に求められている重要なこととして、障害のある・なしに関わらず目的をもって一緒に学ぶこということが挙げられています。これを、インクルーシブ教育システムといいます。

 インクルーシブ教育については、大宮北特別支援学校と連携を図る中で、皆さんに学んでほしいと考えています。
 卒業して社会にでると、様々な人と関わりをもつようになります。「共生社会」の理念について学ぶきっかけにしてください。

今日は、「出会いの素晴らしさ」、共生社会の実現にむけた「合理的配慮の義務化」、について、話しました。

午後は、入学式。新2年生の皆さん、会場の設営ありがとうございます。
新入生は、先輩をお手本にします。目標をもって頑張る先輩の姿を見せてください。一生懸命やる人は、信頼され、尊敬されます。後輩とよい出会いになるよう、意識して行動してください。

修了式・校長講話


はじめに
 みなさん、こんにちは。

 みなさん、姿勢がいいね。
話は、聞く態度がとても大事です。とてもうまくできています。

1度で話を聞き取ることは、様々な場面で求められます。朝や帰りのホームルームでの先生からの連絡、授業のとき、友達と話しているとき。
また、社会に出て仕事をするようになれば、聞き漏らしてしまい知りませんでしたとは言えません。動画を見るように何回も再生して見たり聞いたりはできないのです。

みなさん、話しを聞く姿勢ができていて、とてもよいです。

今年を振り返ってみると、感染症に気を付けながら、ほぼすべての行事を実施することができました。コロナでやめていたことも復活したりして、みなさんの協力があって、充実した内容となりました。ありがとう。

コロナが5類に移行したこともあって、マスクを外す人も増えました。人の表情がわかって、いいなぁと感じることができました。

一方、行事は実施できたけど、コロナへの不安や体調を崩してしまったという人もいたと思います。
しかし、一年を通してみると、よく頑張ってきたことの方が多いのではないでしょうか。
各自、自分のよくやれたな!と思うところを褒めてください。


・さて、今日は修了式。
 一年をとおして、振り返る日です。
 1年の節目の日ですね。

・節目といえば、先日読んだ本に、「節目」について書かれているところがありましたので、紹介します。
・それは、「竹は横から強い力を加えてもどうして折れないのか」ということ。
 皆さん、ちょっと考えてみてください。竹は、台風の日に強い横風が吹き、弓のように曲がり、大きくしなりますが、簡単に折れることはありませんね。

・この竹の強度、強さは「節目」によるものだそうです。今度、どこかで竹を見つけたときにじっくりと見てください。
 しかし、強いだけだとある部分に力が加わるとぼきっと折れてしまいます。
 そこで、よく見てみると、節目は一定間隔ではありません。節目は、根元ほど感覚が狭く、そこから上にいくほど広くなり、さらに先の方になると、また狭くなっています。
 節目が一定間隔だと強くなりすぎて、しなやかさを失うのだそうです。しなやかさと強さを併せ持つためには、このような節目が必要なのです。

・竹のように強く、しなやかであるために、この節目の修了式をどう位置付けていくか。

・それは、この節目の修了式に、自分のことを振り返るということです。
 そして、振り返って、行動に移すということ。

・相撲力士で横綱までつとめた「白鳳」は、優勝インタビューで、同じ相手に連続して負けることはしないと話していました。
・すごいプライドだな と思ったのと同時に、相手のことをよく知って、自分のことを振り返りながら、懸命に頑張っているのだと感じたのです。

・みんなには、至誠一貫、質実剛健の精神、プライドをあらためてもって欲しい!
・この1年、うまくできたことは、来年さらに伸ばしていこう!
でも、うまくできなかったこと、場合によっては先生から怒られたことを、繰り返さないようにすることが大事だ。

・今日の節目を大切にして、「強さ」と「しなやかさ」を身に着けてほしいと願います。

・春休みを有意義に過ごして、新年度、またここで会いましょう。

 

表彰式・壮行会 校長激励(関東大会 溶接コンクール)

■表彰式・壮行会 校長激励(溶接コンクール 関東)令和6年3月22日


●先ほど、表彰したように、1~3位、大宮工業高校が独占です。

 表彰ではないが、5位から1位まで、大宮工業が独占とのことですね。

 これは、努力は裏切らないということの証左、証ですね。

 技術を身に着けた、努力のたまものです。
一朝一夕に身につくものではありません。よく頑張りましたね。

 また、競技で勝つためには、切磋琢磨する仲間の存在が大事。

 関東に出場するのは、代表の2名ですが、一緒に頑張った仲間や、指導してくれた先生方への感謝の気持ちが大切です。


●また、大宮工業会 会長の野澤さま、いつもありがとうございます。
 野澤さまをはじめとして、卒業した先輩、みなさんが応援しています。
 たくさんの応援にも感謝をしてください。

 

3学期始業式・校長講話

 

はじめに
・あけましておめでとうございます。
・冬休みは元気に過ごしていましたか。
・1月4日に、ある生徒が「明けましておめでとうございます」と挨拶をしてくれました。時季にあった挨拶、嬉しくなりました。
・その場に応じた挨拶は、思っていても、なかなかできないものです。
・大人ですね。

・さて、1月は、新年の始まり。
・この切り替えの時期は、気持ち新たに頑張ろうと思えるタイミングです。
・新しいことにも挑戦していこうと、エネルギーが湧いてくるところです。


CACE1
・先ほど、台湾の嘉義工業高校とMeetで接続して交流をしました。
・海外のことを見たり、聞いたりすると、自分の国のこともよくわかります。
・皆さん、日本の企業には拠点や工場をもっているところは、たくさんあります。日本の会社に就職したからといって、勤務先が国内とは限りません。

・私は、この冬休みに、先ほど交流した嘉義工業高校へ行ってきました。

・台湾は、日本の九州より少し小さい島です。人口は2,200万人。
・これは、東京都、埼玉県、千葉県の人口をあわせたくらいです。
・台湾の学校は、日本と同じ、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年です。
・台湾の高校は、50分授業で8時間、放課後は補習があったりで、日本の部活動にあたるものはないそうです。日本の高校生が放課後何をしているか、気にしていました。
・日本と違うのは、9月はじまりです。日本は、4月はじまりですね

・その台湾の工業高校で話を伺ってきました。

CACE2
・台湾では、もともとあった台湾語がありますが、いまは中国語、つまり北京語を標準でつかっている。そして、英語は今のみんなの親世代くらいから話せるように学校で教え始めて、その親の子供たちの世代が今の中高生となり英語で話す力が定着をしてきているとのこと。
・いま、日本も小学校英語がはじまり、いま小学生の子供たちが親になるころには英語教育の様子が、大分変っていることでしょう。
・台湾では、英語で自分の意見が話せる高校生がたくさんいる状況です。
・いまは、スマホでGoogle翻訳がつかえれば、英語や中国語も不便ないかもしれないけど、自分で話せるというのはまた別のことだと感じました。

CACE3
・また台湾では、15年ほど前に、工業高校に対する考え方を大きく変えたそうです。
・技術を学んだ人に対する、地位を高くして社会で受け入れています。
・工業教育に力をいれて、工業高校で専門技術を学んだ人は、卒業後の就職で技術の指導者的な立場で迎えられるように地位を確保しています。
・大宮工業高校を卒業後も、会社ではしっかりと受け入れてもらっていますが、日本社会全体で仕組みを作っているわけではありません。
・資源の少ない日本では、技術が大事ですが、これは台湾でも同じです。

・いま、日本では、科学技術立国を掲げて、教育システムを変えようとしています。今後、どのような流れで、小、中、高校にはいってくるか。
・台湾とは、国の仕組みが違うし、国が求めていることも異なるので、同じようにはなりませんが、何か専門的な技術を身に着けて、さらに学んで拡げたり深めたりしていける人の価値が高まっていく社会になっていくことは間違いないです。

・台湾の学校とは、今後も継続して交流を深めていきたいと考えています。
・来年度入学の1年生は、修学旅行を海外にして、できれば今回交流した台湾の嘉義工業高校を訪問して対面の交流をしたいと考えています。

・広い視野をもって、いま学んでいることの価値を高めていけるよう、大宮工業での勉強を精一杯頑張ってください。


おわりに
・3学期は、1年の終わりの時期ではなく、来年度、4月からに向けた準備の期間です。
・自分自身の、先を見据えた学習に取り組んでいこう。
・では、2024年を始めましょう。

2学期終業式・校長講話


●はじめに
 みなさん、おはようございます。
 
 あらためて、表彰されたみなさん、おめでとうございます。
 そして、全国選抜に出場する自転車部の皆さんの健闘を祈ります。

 さて、2学期も今日で終わりになります。
 2学期は、3年生にとっては、就職試験や 大学、専門学校の入試など、進路実現に向けての活動で大変な学期だった思います。
 そして、全校的には、今年はコロナよりもインフルエンザの感染対策の中での、宮工祭、強歩大会、2年生はインターンシップもあるなど、1年間で忙しくも、充実した学期でした。

 猛暑で始まった始業式から、季節が進んで、終業式は冬の寒さ、2学期は季節の変化が激しい。皆さん、体調はいかがですか。

 寒い冬の晴れの日は、空気が澄んで、夜空がきれい。
 その分、星がよく見えます。
 先週、「ふたご座流星群」が観察されました。
 見た人はいますか。
 ゆっくり流れる青白い光の流れ星がきれいだった、急いで願い事をしました。

 何かを見たときに、きれいだな、いいな、すごいな、これどうなっているのかな、と思う心は素晴らしい。そんな話を3つします。


●一つ目、ある卒業生の話
 先日、昭和30年代に本校を卒業した方が、校長室にいらっしゃいました。
その方は、卒業後、建設機械の設計の仕事をしていたが、海外製品を扱ったりしている中で、これは手に負えないもう一度大学で勉強しなければダメだと思い、会社を辞めて大学に進学、大学卒業後、別の会社に就職して定年まで続けたとのこと。
 高校卒業して就職後、会社を辞めて大学受験勉強をしたとのことでしたので、そのエネルギーはすごいですね。

 そして、その方が話していたのは、工業高校をでて本当によかったということ。大宮工業高校で勉強したことが、日頃の生活のベースにあるのだそうです。
 それは、何かというと。周りのものをみたときに、これはどうなっているのか、どのような材料でできているのか、どういう仕組みや構造なのかを見る目が育ったこと。そういうことを考えることが楽しい!と話していました。

 校長室には、皆さんが制作した作品が多数展示されています。それを、ひとつひとつ手に取り眺めて、感心して感動していました。

●二つ目、植物の話
 これは、私のはなし。長年、疑問に思っていたけど、まぁいいかと、見過ごしてきたことで、その理由が分かったことがあり、なるほど、すごいと感動したことがありました。

 それは、桜のことです。桜は、花が先に咲いて、葉っぱがあとからでてくることです。小学校などで育ててきた、アサガオやヒマワリ、チューリップなどは緑の葉が育ってから、やがて花が咲きます。でも、桜は花が咲いて、満開になり、花が散ると葉桜といって緑ゆたかな葉っぱが生えてきます。アサガオとは逆ですね。
 冬の間、枯れてしまったかのようにいている桜の樹から春に花が咲くエネルギーはどこにあるのか??

 私は、満開の桜がきれいなことで、花が先に咲くことは、まあいいかと思ってきたのですが、先日、ラジオでこの話をきいて、桜はすごいなと改めて感動しました。花が先に咲くのは、葉の養分を樹が蓄えて、葉はかれて落ちる、その養分をもとにつぼみから、花が先に咲くというのが、簡単すぎる説明です。これは、田中修さんという大学の先生のお話でした。
 
 早速、田中先生が書かれた本を買って、読みました。
 その本は、「植物はすごい 七不思議編 知ってびっくり、緑の秘密」という本です。中公新書から出ています。図書館にも買ってもらえるようにお願いしました。

 ちなみに、この本には、サクラの七不思議として、
  なぜ、秋にサクラの花は咲かないのか
  なぜ、春に花が咲くのか
  なぜ、東京が一番早い開花宣言をだすのか
  なぜ、北海道では、ウメとサクラが同じころに咲くのか
  なぜ、ソメイヨシノの開花は、はなやかなのか
  なぜ、ソメイヨシノの開花は、はなかないのか
  いつから、サクラは「日本の花」になったのか

 この七不思議は、言われてみると、なんで?と思うことばかりです。
 3年生は、課題研究で、問題解決に取り組んできたところですので、問を立てることが大事だということは実感していることとでしょう。


 そして、皆さんには、本を読んでほしい。図書館にいくと、工業の話題、その他の分野も、本がたくさんあります。知らないことは、たくさんあります。本との出会いを楽しみましょう。


●三つ目、100周年
 本校は、今年で98年目、2年後に100年を迎えます。
大正時代がから始まった、100年間の歩みは、まずそのことがすごいこと。
大宮工業すげぇ! この大宮工業高校に誇り、プライドを持ってください。


●おわりに
 今日は、何かを見たときに、きれいだな、いいな、すごいな、これどうなっているのかな、と思う心は素晴らしい。という話をしました。
 技術は、いろいろな人の思いの結晶が、具体として表れているものです。工業高校で学んだ皆さんだから、感じ取れること、知的好奇心が大事です。


 それから、今、台湾の工業高校と連携した取り組みを考えています。1/9(火)3学期の始業式では、台湾の工業高校、川越工業、大宮工業をリモート接続して交流をしたいと思います。海外の工業高校って、どんなか?皆さんには、日本以外の視点、グローバルに広い視野を持ってほしいと思います。楽しみながら交流をしていきましょう。

 

表彰式・壮行会 校長激励(関東選抜・陸上・柔道・自転車競技)


●関東大会(陸上部、柔道部、自転車競技部)出場おめでとう!

 秋の大会は、3年生が引退して、初めての大会が多いですね。
 1,2年生の活躍の場です。

 みなさんの成長を、とても頼もしく思います。
 
 そして、
 今回の関東大会は、来年に向けて、全国大会を目指すための実力向上の場です。
 
 
 陸上部、柔道部、自転車競技部、

 埼玉県を代表して、各自の実力を存分に発揮してこい


●また、大宮工業会の野澤会長さま、いつもありがとうございます。
 卒業した先輩、みなさんが応援しています。
 たくさんの応援に感謝をしてください。

 

2学期始業式・校長講話


 おはようございます。
 表彰、壮行会、仲間の活躍を励みに、みなさん一層頑張りましょう。また、海外研修の報告、関口さんありがとうございました。報告はHPにも掲載するとのことです。
 
 また、先ほどのシェイクアウト訓練、うまくできましたか。
 2011年の東日本大震災、立っていられない強い揺れが、宮城県では3分以上続いたそうです。今回は、1分間でした。自分の身は自分で守るといこと。
 シェイクアウト訓練には、2つの目的があります。
 ひとつは、地震による揺れから身を守る練習。もう一つは、災害に対して日ごろから心がけをしておく注意喚起。学校にいるときに、被災するとは限りませんよね。災害に備えて、非常食の準備や家族との連絡方法など、できることをしておきましょう。

 さて、今日の始業式、皆さん、登校できましたね。まずは、そんな自分を褒めてあげましょう。気持ちの中では、夏休みがもう少し続いてくれればいいのに、と思っている人はいませんか。


❶夏休みはよい時間
 そんな、夏休みについて、考えてみましょう。
 みなさん、どんな風に過ごしたか?

 1年間の中で、夏休みは、1カ月もの間、生活のリズムが変わり、学校から離れる時間も増えるので、別の感覚を味わうことができる貴重なものです。よい時間ですね。


❷失敗を生かすこと(1)
 夏休み中、登校している生徒も多くいました。
 「部活」や「ものづくりコンテストの準備」など、そして3年生は進路決定に向け頑張っていました。


・進路を考えるということは、自分のことを見つめるということ。
・自分のことだから、自分が一番よくわかるはず、自分のことだからよく考えて、
と言われたことありませんか。
・しかし、自分のことなのに、いざ考えてみると、よくわかっていないことがあるものです。

・志望動機や面接試験は、自分の経験の中にあることを話します。それは、「自分が一生懸命にやってきたこと」です。それをもとに、将来も頑張れますということがアピールできますね。

・では、一生懸命に頑張ったことは、結果がでないとだめなのか?
・地区大会で優勝とか、県大会で優勝とか?
・そんなことは、ありません。


❸失敗をいかすこと(2)
・仙台育英高校、野球部監督の須江先生は、「人生は敗者復活戦」と話していました。
・そして、別の人は、失敗しなかった日は何もしなかった日だ、と言っています。

・うまくいかなかったことを、教訓として次にどうやって活かしていくか。
・うまくいかないことをあきらめずに、粘り強くやり抜こうとしたか。
・それが、みなさんにとって、頑張ったことにつながるものです。
・派手でではなく、地道にやってきたことが、力になります。
・努力は裏切りません。
・継続は力なり、続けることの大変さ、続けたことのよさが味わえるようになりましょう。


●おわりに
・夏休みは、自分の生活を振り返るのにとてもよい時間。
・充実したという人、思いのほかだらけてしまったという人もいるかもしれません。
・未来を考えて行動できることが、一番の幸せです。
・今を受け入れて、2学期を頑張ろう。

 

表彰式・壮行会 校長激励(国体出場、日本代表)

●国体出場おめでとう!
 みんな一段と強くなりましたね。

 柔道では粕谷君、自転車競技は池田君、木村君、山下君。
 そして、自転車競技の木村君は、日本代表として韓国遠征にも出場。
 おめでとう!

 埼玉県を代表して、また日本を代表して、その実力を十二分に見せつけてきてください。

 そして、強い人たちとの勝負を楽しんできてください!


●柔道、ケイリンともに、日本発祥のオリンピック競技種目です。
 自分の実力に蓋をするのは、自分だといいます。
 世界を目指して、頑張ってこい。


●そして、本校同窓会である大宮工業会の野澤会長様、いつもありがとうございます。
 卒業した先輩、みなさんが応援しています。
 たくさんの応援に感謝をしてください。