日誌

柔道部日誌

【柔道部】節目の年に

11月22日、土曜日。

大宮工業高校創立100周年の記念式典が行われました。来賓には柔道部関係者の方もいらっしゃいました。その中の一人、當間先生に声をかけられたのは坂本と埜口です。

進路はどうなったと尋ねられた坂本は歯にかみながらも受け応え。鯉渕先生の言うことをよく聞いて、卒業までしっかりね、と応援されていました。また、昨年度の選手権予選で勝利の立役者となった埜口には「ありがとう」と言葉をくださいました。埜口も当時を思い出し、何やらかみしめているようでした。

當間先生はとても穏やかな方で、困ったことがあったら言って、と、折に触れて気にかけてくださいます。物腰の低さもまた、武道を嗜んだ者の振る舞いなのだろうと感じます。 

大宮工業高校の名前で試合ができる最後の年。しっかりと結果を刻みたいです。

【柔道部】土台づくり

新人大会1週間前になりました。

インフルエンザの猛威がニュースになっていますが、ご多分にもれず本校でも広がりが懸念されます。何をおいても体が資本。体調管理がしっかりとできることは社会に出た後の信頼度にもつながります。そして、休まずに続けることは、身体だけでなく心も強くします。

本日の練習では、監督もいつも以上に細かく声をかけ丁寧な反復を行いました。

3年生が連れて行ってくれた舞台へ自分たちが挑戦する――その足掛かりとなる試合が始まります。

【柔道部】挑戦

11月8日(土)・9日(日)、第3回関東高校柔道選抜大会が行われました。始まって間もないこの大会は、各階級、同一校からの出場は2名まで。挑戦する選手の幅が広がります。

今年度の会場は千葉総合スポーツセンターです。選手たちは7日に現地入りして前日練習と計量を終えました。

階級差がある二人のために監督も道着に着替えて練習に加わってくれました。何度か練習にお邪魔している千葉経済大附属高校の監督・田中先生が、念入りにアップする様子を見て「試合に出るみたいだね」と笑顔で声をかけてくださいました。

試合直前の確認。気が引き締まります。一つでも多く勝つことはもちろん、24日の団体戦に向けて、自分との戦いでもあります。

善戦しましたが、“あと少し”が遠いと感じる悔しい内容でした。顕になった課題を持ち帰り、今できることを詰めていかなくてはいけません。

保護者の皆様、応援に駆けつけていただきありがとうございました。

≪試合結果≫

1回戦 合技〇手塚(大宮工) ― 小林(甲府工業)△

    △青柳(大宮工)―大和(修徳)〇内股

2回戦 △手塚(大宮工)―黒川(常磐)〇技有

【柔道部】外へ出よう

三連休は、大学へ出稽古にお邪魔しました。

2日(土)は平成国際大学へ。県外の高校生と一緒に汗を流しました。

3日(日)は大東文化大学へ。乱取り稽古の後には巴投げの研究を行いました。

歯が立たないと分かっている相手に必死になる気概、教えていただいたことを道場に戻って生かそうとする思考、何においても「心一つ」です。

【柔道部】“楽しむ”力

25日(土)・26日(日)の2日間は文化祭。柔道部の面々は先輩後輩の垣根を越え、校内を見て回っていました。

同じ学科の子どもたちは特に、お互いの教室にも行きやすいようです。

何やら放心状態の福島。その理由は……

PTA大賞にも輝いた「コーヒーカップ」!柔道の経験上、三半規管は強いはずですがどうやら比にならなかったようです。遠心力に必死に耐えるこの表情!!

予想外の回転速度に、乗車した部員たちもアトラクション後は疲れ気味。一方、企画運営役の梅津は満足気でした。

 

学校生活あっての部活動です。クラス企画の準備に参加したり役割分担を務めたりすることも、彼らにとって大切な体験。生徒の一人として、学校行事を楽しめたのではないかと思います。

【柔道部】正しい努力

先日の稽古では、1秒ごとに打込みの形を確認する時間がありました。

いざ、やってみると……粗が目立ちます。当たり前にしている基本動作。“できているつもり”で流している部分があってはいけません。

楽器の演奏も似たところがあります。テンポが速ければごまかしがききますが、スローテンポにした途端、音程や拍の取り方など基礎練習で雑にしていた部分が露呈します。何事も、ゆっくりした動作は負荷のかかること。それを“負荷”と感じないように、日頃の反復を飽きるほど丁寧に行う必要があるのではないでしょうか。

灘高校に勤務し「銀の匙」の授業で有名な橋本武先生は、ご自身の著書で「国語を学ぶとはどういうことか」について記しています。その中の一節。

『正しい努力は、目の前に即効性がなくても決して無駄にはならないのです。』

国語の勉強に即効的効果を期待することは難しい、なぜなら国語は生まれた時から始まる日常的な学科だからと述べ、「子どもたちに本当の基礎力をつけたい」思いで長らく教鞭を取られた方ですが、この“基礎力”が柔道においても必要です。

打込み、寝技、投込み……反復練習に、乱取稽古のような華やかさはありません。自重トレーニングやジャンプ、走り込みの動きを直接試合で使うことはありません。けれど、一見、どこにつながるか分からないものを淡々とこなすことが実になり、大切な試合のワンチャンスで生きるのだと思います。

橋本先生は、こうも仰っています。

「水準以上のことをやっているから、心にゆとりが持てる。」

可能性があることは、すべてやるのです。

練習後の1コマ。1年の柴田が先輩の篠宮に反復を見てもらっていました。近くでは手塚も声をかけサポートしていました。

【柔道部】賑やかな時間

考査後初の週末。来校者用の棚に靴が並びました。今日の練習はどんな雰囲気になるだろう、と胸が躍る瞬間です。

練習参加を希望してくれた中学生に加え、卒業生の先輩方が稽古をつけにきてくださいました。

休日でも当たり前のように道場に来てくれる3年生にも感謝です。たくさんの人が自分たちに向けてくれる想いに、気づかなければいけません。

【柔道部】素敵な一年に

本来の日付から遅れること数日…毎年恒例、監督のお誕生日会を開きました!

今回は、あみだくじで企画を決定。監督が迷いなく選んだ番号の先は、持ち上げ35本!

3年生から順番にあたりにいきますが…重量に次ぐ重量。なかなかハードな並びでしたが、トレーニング直後にもかかわらず子どもたちが企画したイベントに応えてくれる監督、さすがです!

今年は…

柔道着の立体ケーキ!刺繍まで細かく再現してくださいました。

お誕生日、おめでとうございます!

ちなみに、あみだくじの他のメニューはこんな感じ。監督の引きは当たりかも?

【柔道部】殻を破る

日々の稽古に変化があるのは嬉しいものです。

新チームになり、目に見えて成長しているのは手塚。勉強へ向かう姿勢、仲間への声かけ、稽古前後のルーティーン…小さな自信を積み上げてきたことが心のゆとりになっているのか、落ち着いて自分のペースをつくれています。

この日は乱取稽古の合間に監督から熱心な指導を受けていました。

こんな、ほのぼのとしたワンシーンも。 上手に力みを抜きつつ、レベルアップを目指して欲しいです。

【柔道部】臥薪嘗胆

関東選抜大会県予選は、悔いの残る試合が多くありました。

やはり、勝つことは簡単ではありません。

イメージ通りにならない展開は当たり前にあります。落ち着いて自分のペースを作ることとテンポよく仕掛けることのバランスを瞬時に判断する対応力が明暗を分けました。

国民スポーツ大会出場チームに帯同している鯉渕監督に代わり本校選手を指導してくださった岡安先生は「覚悟」という言葉で想いを伝えてくれました。練習に変化を加える覚悟、人よりきつい練習をする覚悟、我慢する覚悟…。覚悟を決めて積み上げたものがあるからこそ、負けない選手になるのだと。勝つために、強くなるために、もっと貪欲になって欲しいと、宮工柔道部の先輩から温かくも厳しい言葉を、後輩たちはどのように受け止めたでしょうか。

「臥薪嘗胆」は、目標達成や困難の克服を目的として長期的に苦難や努力を積み重ねることを意味する中国の故事成語です。近くで応援してくれる先輩の想いに応えるべく自分を律することができるか。すべては気持ちひとつです。