建築科だより

【建築科】マイスターハイスクール事業「施工管理シミュレーション2」

令和6年11月12日(木)にマイスターハイスクール事業の一環として伊田テクノス㈱様ならびに東和アークス㈱様にご協力いただき、3年生2クラスを対象に『施工管理シミュレーション2』を実施しました。

10月3日に実施した第1弾に引き続き、今回第2弾は『トラブルシューティング』『工程の組み直し及び連絡対応術』です。グループワークでは、工事現場で起こり得る「トラブル」事例紹介や実際の建設現場を想定したトラブル対応策、そしてビジネスにおける「交渉の重要性」を学びました。

 

1.トラブル対応シミュレーション2

工事現場で「あるある」のトラブル事例を紹介していただき、その際どのように対応したのか、また起こり得るトラブルを予測してどう対応すれば良いかなど、この作業を通して建設現場で求められる臨機応変な「対応力」を学びました。

   

   2. 工程の組み直し

「台風接近により、予定日に生コン打設をするのか、それとも打設予定を翌週に変更するか」と言う想定を基にグループワークで自分たちならどうするのかを話し合い、限られた時間の中で、自らの結論を導き出すことに挑戦しました。結果は【予定を早める・予定通り・予定変更】と3つの答えが生まれ、それぞれの結論に対し、どのような変更連絡や工程の組み直しが発生するか自分たちで予測し、生コンクリート会社や現場担当者、近隣対策など再手配に必要なプロセスを真剣に考えていました。実際の現場を想定したロールプレイングを通して、現場の判断や計画見直しの重要性を学びました。

   

3.連絡対応術 

上記の予定変更に伴い、再見積もりを取り付け再交渉するという、実際の業務を想定したロールプレイングの中でも、今回はかなり難易度の高いワークとなりました。前回と同様に3社の生コンクリート会社を比較し、最適な会社を選定すると共に、予定変更した内容を相手先と「電話交渉」するため、寸劇形式でグループ代表者が伊田テクノス㈱ならびに東和アークス㈱の職員の方と実際に「交渉」しました。生徒たちは、相手への内容の伝え方・先方からの要望に対する瞬時の判断や対応する難しさを改めて実感していました。

   

今回の授業では、企業の方々から直接指導を受け、コミュニケーションスキルや問題解決能力が更に高まった体験となりました。このロールプレイングは、社会人新人研修でも充分に対応できるプログラム内容となっており、3年生にとって社会人の心構えが芽生えた有意義な体験となったようです。

ご協力くださった伊田テクノス㈱様、東和アークス㈱様の皆様に心より感謝申し上げます。