【サッカー部】総体予選1回戦 vs与野
総体予選、負ければ終わりの一発勝負。
その独特の緊張感の中で、大宮工業高校サッカー部は与野高校との一戦に臨みました。
立ち上がりから、大宮工業はボールを握り続けます。
自分たちのスタイルを貫き、中盤でテンポ良くパスを回しながら、相手ゴールへと迫る展開に。
対する与野高校は5バックの堅い守備ブロックを築き、そこから鋭いカウンターを狙う形。
試合は一進一退のまま進みましたが、前半にビルドアップのミスを突かれ、失点を喫してしまいます。
それでも大宮工業は崩れませんでした。
サイドのスペースを突きながらクロスを繰り出し、相手守備陣を揺さぶり続けます。
焦れず、慌てず、自分たちのリズムでゴールを目指し続けました。
迎えた後半30分。
裏のスペースへ抜け出したエースが、冷静なフィニッシュで同点ゴール。
会場に集まった応援席から大きな歓声が響き渡り、ピッチ上の選手たちに再び勢いが生まれました。
その後も大宮工業は攻勢を強め、何度もゴールに迫りましたが、与野高校の粘り強い守備を崩し切ることができず、勝負は延長戦へ。
延長戦でも、攻める意識を持ちながらリスク管理も徹底。
一進一退の攻防が続き、ついに運命はPK戦に委ねられました。
PK戦では、ベンチメンバーもピッチサイドから声援を送り続け、まさにチーム一丸となって戦いました。
相手の6人目のキッカーを、我らがゴールキーパーがビッグセーブ。
その直後、大宮工業は7人全員がきっちりと成功させ、見事な勝利を掴み取りました。
試合終了の瞬間、ピッチにも、ベンチにも、喜びが爆発。
一人ひとりがこの勝利の重みを噛みしめ、次なる戦いへの強い決意を胸に刻みました。
どんな状況でも「ボールを握り、ゲームをコントロールするサッカー」を貫き、
チーム全員の力で勝ち取ったこの勝利は、必ずこの先の糧になります。
最後に、いつも温かい声援を送り続けてくださる皆さま、そして日頃から支えてくださる保護者の皆さまに心から感謝申し上げます。
皆さまの応援が、選手たちの力となり、勇気となっています。
引き続き、大宮工業高校サッカー部へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。