【柔道部】悔しさの実感
大会翌日、職員会議が終わった頃を見計らって村田先生がいらっしゃいました。本年度は定時制で勤務されている村田先生、試合のある日は毎回、活躍を気にかけてくださいます。2名の本戦出場を伝えると「そうか、良かった」と一言。
さて、埜口が入賞した裏で、同級生たちはそれぞれの思いを抱えていると思います。
怪我のため3ヶ月間柔道から離れ、柔道をやりたい一心で復帰後の調整を続けてきた坂本。言われたことを正面から受け止めて理解しようとする真面目さから、昨年度は余裕がなくなり苦しくなった時もありました。今大会に向けた稽古の中で、監督から「イイね」と言われた時とそうでない時を比較し「何でネガティブって言われるか分かった気がする」と、冷静に分析することができるようになりました。内面の成長が一番見えるのが坂本です。ベスト4をかけての一戦、焦りもあったのか呆気ない幕切れにショックを隠しきれませんでした。
ベスト8に終わった梅津。入学時から徹底してきた技がはまるようになり、地区大会での初めての入賞が自信になったようでした。稽古でも後ろ向きになりがちな様子も少しずつ減りつつある中で上位を狙った今回、普段の悪い癖が出てあえなく敗退となりました。負けた自分ときちんと向き合い、繰り返し指摘されるのは課題が残ったままだから、ということが腹に落ちれば話の受け止め方も変わるはず。それによって稽古の姿勢も変わるはず。自分の伸び代に気づくチャンスは、今です。
飄々とした雰囲気を見せながら、最も悔しい思いをしているのは福島ではないでしょうか。9月の地区大会で初戦敗退に終わり、この大会に名を連ねることができませんでした。自分の感情を後回しにしてチームの雰囲気を考える、察する力の高い選手ですが、この時ばかりは涙が止まりませんでした。ここから先は団体戦のメンバーとして自分の生かし方を考え、稽古に励むのが福島の役割です。裏方に回ることを良しとせず、もっと欲張ってほしいです。
4人とも2年生。
引退の時に「やりきった!」と言えるよう、ここからもう一段、レベルの高い環境に身を置いてくれることを期待します。