日誌

【柔道部】ハングリー精神

トレーニングもバランスが大切。

昨日は上半身強化の目的で道着懸垂を行いました。腕力だけでなく、しっかり握る力もまだまだ強くできる余地があります。

本日は呉竹医療専門学校にお邪魔して、久しぶりに本格的な稽古をさせていただきました。

ここ数日利用している合宿所に敷かれているのは和室用の畳。床面のスプリングもありませんから、激しい乱取りは避けざるを得ません。「普通」は当たり前ではないことを改めて実感します。畳の上で練習できることに感謝しようと、監督からもお話がありました。

生徒たちに稽古をつける先生方にもサポーターやテーピングが見えます。だからと言って、自分のための手加減はしません。生徒の力量に合わせて真剣に組み合います。

これまで在籍していた部員たちもあっけらかんと言っていました。「どこかしら痛くて当たり前」と。

 

さまざまなことが「いいよ」と赦される社会の流れで、子どもたちは物足りなさを感じる機会が少なくなっているように思います。

『わがままに練習しよう』

『自分を過小評価して甘い練習をしない』

昨年度、監督から何度も諭された一言です。

目的に合う相手を選ぶのは悪いことではありません。一本休んで全力の乱取りができるなら、その判断も必要だと思います。(もちろん、見ている側に「どんな意図で稽古をしているか」が伝わることが前提です)

先輩には勝てない、怪我だから力を出せない、と理由付けするままでは、いつまで経っても殻は破れません。スキルがある相手だからがむしゃらに!負傷していてもできることはある!守りに入るのではなく、欲を出して発奮してほしいです。

 

呉竹医療専門学校の赤岡先生、関口先生には、部員たちのケアから稽古まで丁寧に手をかけていただきました。

ありがとうございました。