日誌

【柔道部】おかげさま

監督室のボードが賑やかになりました。

努力が実ったこと、それを取り上げていただけることはとても嬉しいことです。

『礼に始まり礼に終わる』柔道にはガッツポーズ禁止のルールがあります。精神修養が理念の一つにあるからでしょうが、勝者の振る舞いを教えるのは、柔道に限ったことではないようです。


角界で活躍した元若乃花は、師匠にこう教えられたそうです。

「力士と書いて武士。相手にも親兄弟がいるのだから勝っても感情は顔に出すな。」


プロ野球で活躍したイチロー氏は矢沢永吉との対談で、自身のプレー後の振る舞いを次のように話しています。

「スポーツは人格を形成するもの。野球への敬意、審判への敬意、相手への敬意、チームメイトへの敬意…喜びを理性でコントロールすることを言い聞かせてきた。」


勝者の裏には必ず敗者がいます。団体戦ではチームの負けが決まっている試合に臨む場面もあります。その時、どうせ負けだからと適当な試合をする人はいないのではないでしょうか。同じように、どうせ勝ちだからと手を抜く人もいないはずです。

人間は感情がある生き物。それを素直に表せることも大切ですが、勝った時こそ周囲への思いやりや感謝を示せるのが、本当に強い人だと思います。