【柔道部】決意
トレーニング前、鯉渕監督からは大会の総括と来季に向けて取り組み方のお話がありました。
課題として示されたのは「強い体をつくる」こと。スタミナ、筋力、体幹はもちろんですが、怪我をしない体をつくることが1年を通して試合に出続ける最低条件です。
本日はロード外周から始め、懸垂、ウエイトトレーニング、腕立て、チューブトレーニングを織り交ぜて二時間弱のメニューをこなしました。ロード外周を先頭で帰ってきたのは、飯島、粕谷、佐川の3人。佐川は先輩にしっかりとついていっていました。
室内トレーニングの時間を長く取っているのは、根米と山﨑。
山崎は、過日の大会でチームの危機感を覚えたようです。現在の後輩のレベルを目の当たりにして先輩がいかに自分を鍛えてくれたかということに改めて気づいたと話し、自身が復帰するタイミングを図りながら、結果を出さなければという思いを強くしていました。主治医の先生からは順調に回復しているねと言われたそう。道着を着る日が楽しみです。
根米は、今大会を前に表情が変わった部員です。1年生の時は春季地区大会後、練習中の怪我で秋季以降の試合に出場できず、2年生のシーズンが始まってからも出場が叶わない状況が重なりました。新人大会で団体戦メンバーに選ばれた際には気合を入れて稽古に励んでいましたが、体調を崩して断念。体温計の表示を見て「悔しい」って泣いたんですと保護者の方から伺いました。この気持ちが、本人の覚悟をより強くしているのではないでしょうか。
明日からは、稽古やトレーニングのバランスを考えた練習日程になります。部員ひとりひとりがここまでの自分を分析し、主体性をもって励んで欲しいと思います。