【柔道部】糧
6月19日。個人戦の結果から気持ちを切り替え、「やり切ったと言える試合をしよう」と、監督とともに最後の団体戦です。
2回戦までは堅実に勝ちを収めました。ここからもう一段ギアを上げる、と挑んだ3回戦。予期せぬ展開で流れを引き寄せられず、ここで敗退となりました。
部員たちを集めた監督は3年生を前に「この代は、もっている力をうまく出せなかった代だったね」と振り返りました。本人たちがもっとも痛感している部分だと思います。たらればで悔しがっても、その時には戻れない。ほんの一瞬で勝利がするりと抜けた場面を何度体験したでしょうか。それでも、目標を達成した者、それを見て練習姿勢が変わった者。最後のチャンスに懸け頂点だけを見て、試合の合間の集中力が普段とは各段に違う選手もいました。一方で、稽古に参加できない分、サポートに徹する、悔しい気持ちを一旦抑えて仲間の応援に回る、痛みよりも期待に応えられなかった不甲斐なさに苦しむ、このチームの3年生たちは、相手を思いやれる優しい子たちです。
これから進路活動にシフトする3年生たちには、柔道を個々の人生を豊かにする「糧」として、育てた内面を活かしてほしいです。
昨年度の卒業生・須川は最後の大会を終え「3年間で一番気持ちいい試合でした」と清々しさを見せてくれました。結果云々ではなく、そんな風に3年間の活動を終えるのは難しいことなんだと改めて感じる今大会でした。
≪試合結果≫
大宮工業 5-0 進修館
大宮工業 5-0 花咲徳栄
武南 2-1 大宮工業 ベスト8