【柔道部】挑戦を前に…
順柔杯から戻り、夏休みの仕上げは錬成会。
慣れない場所、知らない相手、気がかりなコンデション…。どんな状況でも自分がやることをやる。これを徹底して意識するための試合です。
卒業生も力を貸してくれました。関東学生柔道体重別選手権大会で準優勝し、全日本学生大会と講道館杯への出場を決めた松本からは審判のお手伝いの申し出が。遠慮していた鯉渕監督でしたが本人の「ぜひ!」という一言に、居てくれれば後輩たちの励みになるよ、と快諾。
夏休み最終日の練習には、仕事の休みを利用して来てくれた卒業生もいました。
後輩たちを煽って盛り上げてくれた先輩方。練習後には、がむしゃらさがない、手応えがなくて物足りない、と言葉がありました。普段、監督から指摘されている覇気のなさや気持ちの弱さは誰が観ても感じる部分だということが明確になりました。コロナ禍で高校生の柔道を満足にできなかった彼らは多くの制限の中、「ここまではやっていい」という範囲が分かると限界まで全力でやり抜いてきました。そういう先輩方にとって、現役生は不甲斐なく映るのだと思います。
翌日の東京都学生柔道体重別選手権大会に出場する粕谷からは「大宮工業の名前載せられました!なんか嬉しいです!」のメッセージと共にパンフレットの写真が届きました。先輩たちが共通して持っている『宮工柔道部』への想い。現役生が呼応して奮起することを願います。
本日で夏休みの練習は終了です。
遠征費や日々の送り迎えで子供たちのサポートをしてくださった保護者の皆様。
合同チームを組んだ他校の監督並びに選手の皆さん。
連日、合同練習を行なった高校生の皆さん。
差し入れと激励をくださった関係者の方々。
今年の夏もお世話になりました。
ありがとうございました。