日誌

【柔道部】希望

今年度の大会がすべて終わり、怪我をしていた部員たちも4月以降の大会をめざして練習に参加しています。

根米桔平もそのひとりです。

2学期が始まってすぐの練習で左肘を負傷し、出場するはずだった地区大会を棄権。その後の新人大会もエントリーできず、観覧席から見守ることとなりました。

怪我をしてしまうと、どうしても裏方の仕事が多くなります。入部当初から人のためになることを率先してやってくれていましたが、固定が外れない間もくさることなく、素直に真面目に、部員たちのために動いてくれました。練習前の準備はもちろん、練習が始まるとタイマーを担当しながら合間にできるトレーニングを工夫して取り組み、許可される動きが増えるごとにランニングやチューブを真剣にこなしてきました。

彼にとってありがたかったのは、同じようにできることをしながら復帰を待つ先輩や同級生がいたことではないでしょうか。とくに先輩とのトレーニングはレベルの違いが分かるので、道着を着られない間もモチベーションを保つことができたのではないかと思います。

怪我をした直後はそうとう落ち込んでいましたが、普段はひょうきん者でみんなを楽しませてくれます。文化祭のダンスでは人一倍大きな動きで企画を盛り上げ、監督から「一番よかったなあ」と褒められていました。

 

桔平の良いところはがむしゃらさだよ。と、監督は言います。再開した乱取りで遠慮からなのか端で組んでいるところを、中でやれ!と檄を飛ばされ、本数を調整しながら、柔道のスタミナを取り戻そうと必死に当たる様子がありました。

努力は人を裏切らない。

日常生活や学校活動に制限がかかる中で、ひたむきな姿勢は観ている側にも励みになります。練習をしたくてもできなかった部員がやっと練習ができるとなった時の爆発力は、部全体の原動力にもなるはずです。どんな状況でも前を向いて、できることを全力で!そして、“できることがある”今の状況を大切にして、地力をつけていきたいです。