日誌

【柔道部】強さの継承

考査前の週末は、稽古と勉強の二本立て。稽古の時間を短く設定した分、チームづくりの研究をしようと、今年の夏に稽古をつけてもらった先輩方の試合動画を鑑賞しました。

動画は平成31年度から令和5年度に在籍していた卒業生たちのもの。団体戦で子供達が見入ったのは、技の巧さや試合運び以上に個々の気迫。そして画面を通して伝わる、“みんなで戦っている”雰囲気でした。

体勢を崩しながら技に入り、粘りの一勝をもぎとった先輩。チームに流れを引き寄せました。

体格差のある相手に臆せず勝負し、しっかり分けてきた先輩。-66kg級の選手が無差別の団体戦で堂々とした試合を見せました。

自分のペースを崩さず、何度も何度も技に入り攻めの手を緩めなかった先輩。この時、実は骨折していたと知り、それを全く感じさせない姿勢に現役生は絶句していました。

本戦とGSで20分に及ぶ個人戦を制した先輩の姿に引き込まれ、室内には「やーっ!」と、まるでその場にいるかのような声が響きました。

 

約1時間、動画を鑑賞した現役生たちは言葉が出ないほど圧倒されていました。

どんな相手でも、たとえ自分の状況が不利でも、絶対に隙を見せず対峙してきた先輩たち。その理由はただ一つ、「本気だから」 。そして、本気で柔道に懸ける思いこそが宮工柔道部の『強さ』です。

普段の稽古でも、常に土台にあるのは本気かどうか。絶対に言い訳をしなかった先輩たちの姿を見て、「できないんじゃない、やらないだけ」と内面の指摘が繰り返される理由をこの研究で理解できたはずです。次は自分たちの番。腹をくくって稽古です。