【柔道部】声
校内ですれ違うと「押忍!」と歯切れの良い挨拶をしてくれる柔道部の部員たち。短い中にある力強さが清々しく、自然とこちらも同じように返してしまいます。
社会生活でも挨拶をする、返す、は当たり前のこと。ところが、日頃から後輩の挨拶に顔も上げずスマホの画面に夢中な2年生に、その態度は人として失礼だよ、と、先日、苦言を呈しました。
お前たちが道場でどれだけ頑張っているか多くの人は知らない、大切なのは道場の外でどう評価されるかだよ、と、監督は折に触れて部員たちに諭しています。柔道が強いことは魅力の一つだけれど、いちばん大切なのは「人としての中身が柔道を通してどう成長したか」ということ。柔道をするために道場に入り畳の上に立つわけですが、それ以外を疎かにしない心がけも部活動での学びです。
こうした反応の薄さは、練習で繰り返し指摘される視野の狭さとも関係があると思います。
過日の出稽古でも普段と似たような光景がありましたが、組んでいる最中、監督の声に目を向ける、うなずく、といった反応をする余裕が部員たちには無いように見えます。新チームになってから何度も「お互いに声を掛け合う、指摘し合う、全員で盛り上げる」と監督から指導を受けていますが、稽古に必死になりすぎるが故のアンテナの低さは相変わらずの課題です。
お互いに関心を持てていなければ、声をかけることも、かけられた声に反応することもできません。チームとして成長するために「視野を広く」「気づいて動く」意識を各々がもって欲しいと思います。