日誌

【柔道部】仲間入り

「あ、僕のだ。」憧れの先輩たちと同じ列に並んだ賞状に気づき、粕谷は静かに喜んでいました。鯉渕監督が勤務の合間に飾ってくださったのですね。

粕谷は、日本武道館で試合をしたかったんです、と、胸の内を明かしてくれました。目標にした舞台でどんな挑戦ができるか、浮ついた様子を全く見せず、誰よりも集中してストイックに稽古に励んでいます。体のケアや体重管理を含め、数カ月先をイメージした自分のコンディションをこれまで以上に考えるようになりました。

飯島は、誰よりも早く準備を済ませ入念に体をほぐして稽古に向かう様子があります。勝つために何をすべきか、自分のための稽古をより意識する中で、決してそれだけにならず気づく力も持っています。本日は中学生が参加しての練習でしたが「ほら、しっかり声出せよ」と、周囲に声をかけ、乱取りの雰囲気を高めようとする動きもするようになりました。

粕谷にしても飯島にしても、目指すものがハッキリしている子の稽古に取り組む姿勢は観ていてとても気持ちが良いものです。明日は県立武道館で埼玉県柔道選手権大会が行われます。この大会に出場するため、調整練習も兼ねてお兄さんと共に顔を出してくれた杢先輩は「2人とも本当に強くなりましたね、これからですね!」と、乱取りで組んだ感想を話してくださいました。

そういう彼らと自分はどこが違うか、どこを真似しなければいけないか、周りの部員は気づく力をもっともっと高めなければいけません。

年末の出稽古で監督から指摘された『チームの尖りと凹み』。これは団体戦に限らず、柔道部そのものに言えることだと思います。練習の雰囲気に、目立つ二人に近づくための個々の気づきが表れて欲しいです。