校長室より

【校長室より】徽章「工学」

サマーリフレッシュ期間中の学校ですが、大会やコンテスト等が間近の部活動の生徒たちが練習に励み、HR棟西側トイレの大規模改修工事が行われているため、大きな音が響き渡っています。

いつもより静かな校舎内を歩いていると玄関に展示されている1枚の写真に目が留まりました。この写真は11年前の「第17回関東地区高等学校写真展」に出展された作品で題名は「K君の校章」。生徒の中にはこの徽章を「校章」と呼ぶ生徒もいると思いますが、本校全日制の生徒は、制服の襟に「工学」の文字をデザインした赤い徽章をつけています。
「工業」と「工学」の関係は何でしょうか? 辞書で調べてみると、次のように記されています。

[工業]
・自然の原料に人力や機械力を加え、商品価値のある生産物を製造する産業(小学館 大辞泉)
・原料を加工して有用物とする産業(Oxford Languages)

[工学]
・基礎科学を工業生産に応用するための学問(小学館 大辞泉)
・役に立つ生産物を得るために、計画・設計・製造・検査の段階に基礎的科学を応用する技術の総称(Oxford Languages)
・工学とは数学と自然科学を基礎とし、ときには人文社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問(工学における教育プログラムに関する検討委員会)

本校は大正14年に、私たちの生活に欠くことのできないインフラ(社会基盤)である、鉄道を支える優秀な技術者を育成することを目的に、鉄道の町大宮とともに発展してきました。このことから本校の使命は、人が幸せな生活を営めるよう、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築するための学びを基礎とし、価値ある生産物を製造する産業を支える技術者を育成することを目的とする工業高校であることから、この「工学」の徽章をつけることになったのではないかと思います。詳しくは、改めて調べてみたいと思います。