校長室より

【校長室より】ちょっと実習訪問《1年生 科学と人間生活》

今回は、1年生の「科学と人間生活(理科)」の授業を訪問しました。工業科の実習ではなく理科の実験です。単元「生命の科学」の学びの一環として、視神経を確認にする。脳の構造について知る。命の大切さについて考える。食のありがたさについて考える。などを目的に、鶏の頭を解剖しました。解剖などが苦手な生徒もいることから、試料をドッグフードとして市販されている鶏の頭の水煮を使用するなど配慮しながら実習が行われました。1時間という短い時間の実習ですが、日頃、当たり前のように実習に取り組んでいる生徒たちは、手際よく作業を進め、目的を十分果たすことができたようです。

普通科における授業も、随筆をツイッターに見立てて生徒が入り込みやすいようにしたり、暗記や公式を覚えるだけではなく勉強のしかたや知識の獲得のしかたを学ばせるなど様々な工夫がされており、授業改善と学習改善が進んでいることを感じます。私も高校時代にこんな授業を受けたかったなぁと思います。
授業を訪問して、1969年に岩波新書から発行された梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」に記されている「学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない」という大きな課題が見事に解決されていることを感じます。