2022年1月の記事一覧
【柔道部】自信をもつために
休日の練習ができなくなり初めての週末です。
全員で集まれない日は、自分の体づくりに必要なトレーニングをそれぞれが意識して行わなければなりません。昨年度、同じ状況になった時にはフィットネスアプリを利用してラントレを継続しました。他の部員の取り組みが数字で表れ自分の頑張りがランキングで分かるので、ノルマを越えた目標も設定しやすくなるようです。今回も同様にチャレンジ。2日間でどれくらいの走り込みをするか気になるところです。
見られていないとできない、やらない、のでは、普段から言われている『考えて動く』力は育ちません。監督の視線がない時に個々で取り組んだプラスアルファが成長になって現れ、選手としての自信につながるはずです。
練習量を上げられずに気が抜けてしまうのも、活動条件の制限がなくなるか不安なのも、みんな一緒。その中で、同じ場所で同じことを同じようにやり続ける、その集中力がここ一番の場面で結果を呼び込むのだと思います。この期間は、それを定着させるチャンスです。
宮工柔道部の課題は3つ。
☆戦いきるスタミナをつける
☆意識を高める
☆上半身と下半身の筋肉バランスを整える
このくらいでいいか、ではなく、あとこれくらいやってみよう、の気持ちで自分で自分を高め、体と一緒に心も鍛えて確実なレベルアップを図って欲しいです。
【柔道部】気になることは…
先週の放課後は様々な会議が重なり、監督が遅れて道場に来る日が続きました。
こういう時は必ずキャプテンに指示が伝わっているのですが、「監督がいない」と分かると落ち着きがなくなる部員たち。今日は何の会議なんですか?長くかかるんですか?何時ごろ来ますか?ずっといないんですか?と、矢継ぎ早に質問を重ねます。
トレーニングの日も同じでした。「何をするって言ってましたか?」と聞くので示されたものより多いメニューを伝えてみると、今日はずいぶんハードですね……と表情が引き締まりました。冗談だと分かった瞬間、「もー、宮工に入って一番絶望しましたよ!」とホッとした様子。疑いなくやり切ろうと気合を見せるのは、監督についていこうという思いの表れではないでしょうか。
25日の練習前に、いつもお世話になっている接骨院の先生方に協力していただき筋肉量や水分量などの測定を行いました。その結果、来季に向けて「上半身と下半身の筋肉バランスを整える」という3つ目の目標が。
少しずつ負荷をかけていくからね、という監督のもと練習後のトレーニングに少し手を加え、この日は下半身強化を行いました。
感染症の拡大で活動に制限がかかる中、明確に方向を示してくれる監督の存在に部員たちは安心するようです。
【柔道部】自らを限る者
22、23日の2日間、柔道部は県立武道館で行われた大会の準備と役員を務めました。再三にわたる蔓延防止措置により、来週以降、休日の練習はしばらくできません。道場にあるホワイトボードも予定が埋まらずさびしくなってしまいました。
許された最大限の練習は、つまり通常の内容を加減するということ。もう一歩!あとひとつ!の壁に挑戦しようとしても、そこでブレーキをかけなければいけないのは指導する側にとってとてももどかしいことです。部員たちも同じで、チームの雰囲気が上がるのを監督の声だけに頼り自分たちで気を張らないでいると、このくらいでいいか、と手を緩めることにつながります。
年の初めに、柔道の本来あるべき形につながる『論語』について触れました。『論語』には、こんな章もあります。
孔子の弟子が「自分は先生の教えを実行したいと思っているが素質がなくてそれができません。そのことが苦しいです。」と、悩みを打ち明けます。弟子の言葉を聞いた孔子は一喝します。「本当に自分に力がないかどうかは努力してみなければ分からない。悩む暇があったら自分の力を試しなさい。」
『自らを限る者』という題でも知られる有名な章です。
今はできない、自分には難しい、など、何かを理由にしてやってみようとしないのは自分で自分を否定することだよ、というこのお話は、監督が日頃から部員たちに伝えている「前を向く!」の一言ともつながります。どんな環境でも挑戦する姿勢を自分で整え、難しいことをやり抜くからこそ意味がある。それが宮工柔道部の醍醐味ではないでしょうか。
1月も下旬になり、高校では入試に関わる準備が本格的に始まりました。中学3年生も受験の追い込みに入っていることと思います。宮工柔道部には早い段階から練習に来てくれる子たちがたくさんいますが、何度か参加している中学生でも“宮工で柔道をする”価値を実感するのは難しいかもしれません。雰囲気を知っていても戸惑ってしまう子がいるとすれば、自分で自分に手加減をしてしまっているからではないかと思います。
大会成績で言えば、柔道部はなかなか一つ上の壁を破れず苦しんでいます。けれど、その“あとひとつ”の壁を見ることができるのは確実に挑戦権を得ているチームだからです。厳しい練習をやり抜くだけの価値が、宮工柔道部にはあります。
頂点への挑戦権を勝ち取らなければ、その先の大きな成果も得られません。“自らを限る”ことなく、現在所属している部員たちと一緒にキツイこと、しんどいことをやり抜いて、最高の達成感を掴もうとする新入部員の加入が今から楽しみです。
【柔道部】希望
今年度の大会がすべて終わり、怪我をしていた部員たちも4月以降の大会をめざして練習に参加しています。
根米桔平もそのひとりです。
2学期が始まってすぐの練習で左肘を負傷し、出場するはずだった地区大会を棄権。その後の新人大会もエントリーできず、観覧席から見守ることとなりました。
怪我をしてしまうと、どうしても裏方の仕事が多くなります。入部当初から人のためになることを率先してやってくれていましたが、固定が外れない間もくさることなく、素直に真面目に、部員たちのために動いてくれました。練習前の準備はもちろん、練習が始まるとタイマーを担当しながら合間にできるトレーニングを工夫して取り組み、許可される動きが増えるごとにランニングやチューブを真剣にこなしてきました。
彼にとってありがたかったのは、同じようにできることをしながら復帰を待つ先輩や同級生がいたことではないでしょうか。とくに先輩とのトレーニングはレベルの違いが分かるので、道着を着られない間もモチベーションを保つことができたのではないかと思います。
怪我をした直後はそうとう落ち込んでいましたが、普段はひょうきん者でみんなを楽しませてくれます。文化祭のダンスでは人一倍大きな動きで企画を盛り上げ、監督から「一番よかったなあ」と褒められていました。
桔平の良いところはがむしゃらさだよ。と、監督は言います。再開した乱取りで遠慮からなのか端で組んでいるところを、中でやれ!と檄を飛ばされ、本数を調整しながら、柔道のスタミナを取り戻そうと必死に当たる様子がありました。
努力は人を裏切らない。
日常生活や学校活動に制限がかかる中で、ひたむきな姿勢は観ている側にも励みになります。練習をしたくてもできなかった部員がやっと練習ができるとなった時の爆発力は、部全体の原動力にもなるはずです。どんな状況でも前を向いて、できることを全力で!そして、“できることがある”今の状況を大切にして、地力をつけていきたいです。
【柔道部】耐え忍ぶ
年末には収束を期待した感染症が再度拡大の兆しを見せています。
授業や部活動など学校生活の運営について県から指示が出たことを受け、今後の稽古が不安定になる可能性も踏まえて監督からお話がありました。これまでも、計画した練習ができなくなり出場するはずの大会が中止になることを何度となく体験した部員たち。自分たちだけではないと分かってはいても、また、いろんなことがダメになるかもしれないと想定しながら練習に励むのは不安なはずです。ただし、そんな期間も見方を変えれば、「制限の中でいかに時間を無駄にせず、やるべきことを明確にして取り組むか」という自分への挑戦にすることができます。
来季のために、宮工柔道部全員の目標はふたつ。ひとつは「スタミナをつける」こと。しんどくなった時こそ顔をあげて全力を出す!!と、昨日はウエイトトレの後に3人組のダッシュを行いました。全力で走る→バトンタッチを待つ、のながれを試合の場面に置き換えて、GSに入っても戦いきる体力をつけます。
道場では 「挑戦する技の研究・練習」を課題に、今季、怪我で試合に出場できなかった部員たちも本格的に稽古を再開しました。
心は稽古の姿勢に表れます。表れた心の強さは本番の成果につながります。先日の大会後に監督がお話しされたふたつめの目標「意識を高める」を定着させるのは、まさに今。部旗にある「忍」の精神で、声を掛け合い乗り切りたいと思います。