日誌

2022年4月の記事一覧

【柔道部】ご報告

県のガイドラインを順守し、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しながらも、結果として多くの陽性者が確認されたことから、今回の地区大会では、保護者の皆様にはご心配をおかけしてしまいました。また、大会運営関係者のみならず他校の生徒を含め多くの皆様にご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

陽性者が確認された19日以降、学校の判断と県の指示を仰ぎ、活動及び出席停止の対応をしてまいりました。本日より、ここまで体調に変わりない部員たちは登校を再開しております。併せて保護者様には文書を送らせていただきました。

部員たちは自分たちに向けられる目に不安を感じつつも、改めて畳の上に立つ気持ちを固めています。

関係者の皆様、どうか、柔道をしたいという子どもたちの純粋な思いをご理解いただき、萎縮することなく挑戦できるよう見守っていただきたいと思います。

部員たちを指導、サポートする者として、必要な対策を徹底するとともにこれまで以上に対話を大切にし、子ども達の様子を丁寧に観察していきたいと考えております。

【柔道部】負けないように

いよいよ明日は今季初戦。

昨日と本日の調整練習は研究や確認の時間を細かくとり、入念に反復を繰り返しました。鯉渕監督は「先を見て、◯◯と当たる、を考えるのではなく、 一試合ずつ、目の前の相手と向き合うこと」と部員たちに話しました。

 

『徒然草』に、こんな章段があります。


双六(すごろく)の上手といひし人に、その手立(てだて) を問ひ侍りしかば、

「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。 いづれの手かとく負けぬべきと案じて、その手を使はずして、 一目(ひとめ)なりともおそく負くべき手につくべし」

といふ。

道を知れる教へ、身を治め、国を保たん道も、またしかなり。

 

いろいろな分野で引用される一節です。

 

勝とうとすると余計な力が入って周りが見えなくなる、緊張から無駄な失敗をする。

負けないようにすると力みが抜けて、考える余裕を持てる。

勝ちたい気持ちでガツガツ前に出ていくことが大切な場面もありますが、基本は自分の力量で、やるべきことを確実に重ねていく“無心”の状態を保つことなのだと思います。

しっかり体を休めて、本番に備えます。

【柔道部】勝負の時

試合に出場する一年生に道着が届きました!

本年度は青道着の刺繍を変えました。

どっしりとした書体が見栄え良いです。

 

練習後、会議から戻った監督から新ルールの内容について説明がありました。部員たちは体の向きなどを観察しながら話を聞いていました。明日からの練習で対応の仕方を確認しておく必要がありそうです。

続けて監督は団体戦のメンバーを集め、6月まで続く試合を想定してじっくりと戦い方のイメージをもたせました。個人戦は階級ごとに、ベスト8以上を最低条件として細かくアドバイス。

高校生大会デビューの1年生。頂点を取る最後の3ヶ月が始まる3年生。今季の勝負がいよいよ始まります。

【柔道部】仲間入り

4月8日、入学式が行われ、許可候補者だった中三生たちは晴れて大宮工業高校の一員となりました。

月曜日から様々なオリエンテーションが始まりますが、すでに柔道部に入部を決めている新一年生たちは今日も参加。ここからは練習もトレーニングも手加減無し!必死に食らいつく日々が始まります。

2週間後の地区大会に向けて、先日、団体戦のメンバーが発表され、上級生たちはギアを変えて練習に臨みたいところ。監督からも「普段の生活のちょっとした気の緩みで全てが無くなってしまう」と戒めの一言がありました。

体重管理、体調管理を含め、みんなと同じメニュー以外に必要なことは何か、自分の力で考えて取り組みます。

【柔道部】スタート!

外は花散らしの雨。柔道場ではまだまだヒーターが活躍しています。

新学期の始まりと同時に大会の連続。長い道のりがいよいよ始まります。

乱取り前に円陣を組むようになってから3年生が輪番で気合の発声をしています。今日は大会を意識した掛け声でした。(余談ですが、この発声、短くビシッと決まる時と気持ちが先走ってまとまらなくなる時とさまざま。聞いている監督が吹き出すのを堪えきれなくなることもあり、毎日緊張の一瞬です)

新入生は体力づくり。柔道を経験していたからといっても楽なものではありません。

監督からは、インプットとアウトプットのお話がありました。自分の腹に落ちていることや習慣化されていることは後輩に伝えられるはず、伝えなきゃ、と気づくはず。先輩には先輩の、後輩には後輩の成長の仕方があります。

ワンチームとは、こういうことですね。