日誌

2022年5月の記事一覧

【柔道部】少しずつ…

ここ数週間、練習では下級生にアドバイスをする3年生の様子が目に入ります。中心になる選手が確実に移っているのを感じずにはいられません。

本日の代表者会議で総体予選の組み合わせが決まりました。いつもなら練習前にある鯉渕監督からの連絡が今日はなかなか来ず、部員たちはソワソワ。水分補給の度に「まだないですか?」と落ち着きませんでした。練習が乱取りに入った頃、ようやく道場に現れた監督は、アツイ声かけをしながら士気を高めていました。

チームとして一つずつ確実に勝ちを積み重ねる団体戦の対戦相手以上に部員たちが意識したのが個人戦です。一枠の座を得るために、お互いに手の内を知っている相手とどう向き合うか、本番までイメージをもって意味のある練習をしていきます。

 

なお、今大会は出場選手の保護者1名に限り入場が許可されました。子どもたちの表情が変わる瞬間を直に観られる機会がやっと訪れます!

時間の流れは小さな変化をたくさん見せてくれます。

【柔道部】大きな挑戦のために

中間考査に合わせた2日間のオフを挟んで練習再開です。

本日はMAX測定の後、打ち込みを中心にした練習でした。いつもはメニューのひとつとして流れの中で行っている内容に、じっくり時間をかけました。体の入れ方や技の入り方のパターンの指導を受け、反復をします。

監督の「明日からまたギアを上げるぞ!」の一言で、気を引き締めた様子の部員たち。練習後も各々が、トレーニングや研究に時間を費やしていました。

一年でいちばん忙しい期間が、いよいよ始まります。

【柔道部】自分への挑戦

5月22日(日)、埼玉県ジュニア柔道体重別選手権が行われ、宮工柔道部からは5人の選手が出場しました。

それぞれが善戦し、敗者復活戦に回った後も気持ちを切らさず3位決定戦まで粘り強く戦いました。試合を進める中で自分の強みを確信する一方、課題も見つけられたのではないかと思います。

選手のうち、新井康仁(90㎏級)、水島由郎(100㎏超級)が、ともに第2位で7月3日(日)に行われる関東ジュニア柔道体重別選手権大会に出場を決めました!!

 

今回の結果を自信にして、さらにレベルアップしてくれることを期待します。

 

今大会には高校生大会で対戦する選手も多く混ざっていました。出場選手の裏で、役員として参加し大会をサポートした部員たちも、仕事の傍ら、試合の様子をじっと観ていました。大会後、それぞれに試合を振り返りながら、研究をしたいと動画を観始める部員たちからは頂点を目指す気持ちを感じました。

総括として監督からは、自分の得手不得手を自覚し対戦相手を分析して、勝つために何をするか改めて考えようというお話がありました。

 

準備、試合、片付け、と大活躍の2日間。みんな、お疲れさまでした!

【柔道部】大忙しの一日

県ジュニア前日。

調整の後、出場選手を集めた監督は試合に向けて確認をした後、「思い切ってやる!」という言葉で締めました。推薦された選手の中には、先の大会を視野に入れて棄権を選択した者もいます。各々が納得する形で明日の大会に臨みます。

練習の後には保護者会が行われました。先月、多数の陽性者が確認された件について、いらっしゃった保護者の方からは監督を労う温かいお言葉をいただきました。ありがとうございました。

保護者会が行われている裏で、食事をとり休憩した部員たち。大会準備の前に、午後は考査の勉強です。この後の軽量に備えて飲食を控えている部員は集中が続かずしんどそう……。脳に栄養がいかないとパフォーマンスにも影響します。子どもたちの様子を見ていると、やはり、しっかり食べるって大切!と感じます。

会場準備のために県立武道館へ向かった時は、雨も小降りになっていました。他校と協力して畳敷き、タイマーの設置と忙しなく働きます。作業が得意な宮工生、手際の良さが光りました!

 

明日は、それぞれの立場で試合に携わりながら糧になるものを得たいと思います。

【柔道部】土台づくり

テスト前ではありますが、この後に続く試合を考えて体を動かしておこうと、今週は短めに練習をしています。

昨日と今日は、技のかけ方・受け方の確認に時間をとりました。

3年生が手本を見せてくれています。

体格や柔道スタイルに合わせて、監督の指導にも力が入ります。

【柔道部】涙の先に

団体戦では、こんなシーンもありました。

手前の会場の審判は鯉渕監督。奥の会場で審判をしているのは本校卒業生の岡安先生です。こんな場面が見られるのも宮工柔道部ならでは。

準決勝が始まると、担当会場での役割が終わった先輩は遠目に後輩の試合を眺めていました。直前に励ましの一言をかけられ、部員たちは心強かったと思います。

 

決勝を終え、監督から言葉をもらっている後輩を見ながらつぶやいていた言葉が印象的でした。

「どうして勢いがなくなっちゃうんだろう、あのままだったら絶対相手は嫌がるのに」

準決勝までの自分たちでチームを盛り上げる雰囲気が、決勝の相手になると一気にしぼんでしまうのがもったいないとおっしゃっていました。「強い相手に引かない」と、鯉渕監督もお話しされたように、先輩も同じことを感じたようです。

普段の練習でも、気迫!覇気!という言葉が飛びますが、どんな時も気持ちを出すことが大きな課題になっています。

 

今回、壁を越えようとする気持ちが見えた部員がいます。

 山﨑柊哉と新井康仁。

2年生の二人は団体戦と合わせ、三日目の無差別個人戦にも出場しました。

団体戦で勝ったものの、内容に納得がいかず悔し涙を流したのは山﨑。昨年度はそんな感情になったことはなかったそうです。個人戦では初戦敗退の結果でしたが、監督から体重やスタミナ、技について具体的な目標を示され、レベルアップに意欲を見せていました。

負け方に納得がいかず悔し涙を流したのは新井。自身の“もったいない”“どうしてあの入り方を……”という反省。周りのアドバイスと自分のスタイルをどうやって組み合わせればいいかという悩み。理解力があり素直だから起こる感情ではないでしょうか。

 

悔しさを感じるのは成長の兆しです。

この後続く大会の中で、どんなレベルアップを見せてくれるのか、その変化がどのようにチームを押し上げてくれるのか楽しみです。

【柔道部】みんなで勝つ!

5月9、10日の二日間、関東大会県予選が行われました。

初日は1試合のみ。

「あせらない」「3分で取ってくる」が、監督の指示でした。

先鋒と大将で、2年生がしっかり自分の仕事をしてくれました。

 

 

二日目は武南戦からのスタート。

手ごわい相手であることと同時に、ここを抜ければ県上位で関東大会に出場できる可能性がグッと広がる大きな山場であることは、選手たち全員が理解していました。

「しのぐ柔道をしない」「胸を合わせて前に出る」「勢いのある試合をする」という監督の言葉を受け、積極的に声をかけ雰囲気をつくります。接戦をモノにして決勝までコマを進めました。

試合結果は以下の通りです。

花咲徳栄 0-5

武南   0-2

本庄東  1-3

ふじみ野 0-5

埼玉栄  5-0

埼玉県2位で、6月に千葉県で行われる関東高校柔道大会に出場を決めました。

 

気持ちよく勝った試合の裏で、多くの課題も改めて浮き彫りになりました。試合を終えて選手たちを集めた鯉渕監督は「最後に勝つために、勝ち切るために何をするか」をじっくりとお話しされました。

練習でのお互いに対する甘さが、試合での詰めの甘さになること。

投げ技を増やすこと。

体勢が崩れることを怖がらないこと。

対戦が予想される相手の研究を怠らないこと。

自分を助ける技を研究すること。

日々、繰り返し行っている練習が“どこで活かす練習か”を改めて考え、本番につながる内容を一人一人見直さなくてはいけません。

 

11日、個人戦の内容は次回に続きます。

【柔道部】うれしいお客様・その2

団体戦のメンバーは、本日から調整に入ります。

そんな中、今日もまた、卒業生が顔を見せに来てくれました。

今日の訪問者は松本麗華です。

打ち込みから乱取りまで後輩の相手をしてくれた後、後輩が興味深げに観戦する中、3分の乱取りでみっちり3本、鯉渕監督と組み合いました!卒業生として送り出してからも成長を見せる教え子の訪問は、監督に元気をくれたのではないかと思います。

【柔道部】うれしいお客様

 今日は、先輩方が顔を出してくれました。

柔道の技術はもちろんですがそれだけでなく、卒業したから見えたこと、気づいたこと、外にいる人間の目線からいろいろなお話をしてくださる先輩方は貴重です。現役部員たちは、そうした先輩方とたくさん会話をしてほしいと思います。

【柔道部】ここから……

柔道部は、先月29日より練習を再開しました。

再開初日は、どこか緊張が見え隠れする雰囲気の中、体をほぐしつつ動ける状態に戻す面から軽めの練習でした。晴れた日のラントレが気持ちをほぐしてくれたようです。

昨日は、今月9日から行われる関東大会予選の抽選会があり対戦相手が決まりました。団体戦、個人戦ともに、監督のお話を聞きながら戦術をイメージします。

 

ご迷惑ご心配をおかけしましたが、こうして全員そろっての練習が再び行えるようになったことをありがたく思います。ここからまた、気力と体力をつくっていきたいです。