2023年5月の記事一覧
【柔道部】一歩ずつ…
中間考査が終わり、改めて気を引き締め練習再開です。
毎日、全員がそろって稽古できるのが一番ですが、激しい競技のためどこかを傷めることが多々あります。そのような時は状況によって大事を取り、監督と相談してトレーニングに回る部員もいます。
3年の杉山も数日間はトレ室組。同じく稽古から離れざるを得ない一年生を連れ、時に手本を見せながらトレーニングに励んでいます。
面倒見が良く、後輩たちにも親しまれている先輩。本日、稽古の後の自主トレでは重量級の1年生に懸垂トレを教えてくれていました。早くから宮工柔道部と接点を持ち、しんどさや厳しさを充分に理解して入部する新入生たちも、本格的に稽古やトレーニングをするようになると、ついていくのが精いっぱい…そんな光景を毎年目にします。暑い夏の前に、こうして少しずつしんどいことを増やせるのは1年生にはありがたいことです。
いろんなところで上級生に助けてもらいながら、チームの“尖り”になるべく自分を鍛えます。
【柔道部】次のステージ
本日は埼玉県ジュニア柔道選手権大会。体温チェック表の記入が必要なくなり、観戦する保護者の人数制限もありません。アップの様子を見ていた保護者の方は「やっと戻ってきたね、賑やかになった。みんな楽しそうだね。」と安心したようにおっしゃっていました。
チームの主柱である3年生が受けに回り、後輩たちを送り出します。
高校生の大会以上に、手に汗握る試合の連続でした。
今回は、新井康仁(−90kg級)、島村瑛司(−100kg級)が、それぞれ2位で関東大会出場を決めました。
関東大会、インターハイ予選で流れをつくり、7月2日の大会でさらなる挑戦です。
1日がかりで応援、サポートいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
【柔道部】頑張る時はいつも今
本日のタイトルは、サッカー元日本代表•槙野智章さんの言葉をお借りしました。
毎年のことですが、この時期の柔道部は大忙し。
中間考査の勉強をしながら埼玉県ジュニア柔道選手権。出場選手はもちろん、チーム全員で前日準備から当日の役員、片付けまで参加します。
週が明けると中間考査。「やりたいこと」に時間を充てる人ほど、「やらなければいけないこと」にはそれ以上に手を抜かず取り組まなければいけません。監督の言う“応援される人”とは、それができる人のことです。
月が変わるとすぐに関東大会。今年は茨城での開催です。
帰ってきたらインターハイ県予選(個人戦)の1週間前。この週は三者面談期間のため、全員が揃ってコンスタントに稽古をするのが難しくなります。次の週には団体戦。こうして書き並べてみると、3年生にとっての最後の大会はまさに「光陰矢の如し」です。
忙しいということは、それだけ頑張るチャンスがあるということ。コロナ禍でできなかったことを精一杯やり切って欲しいです。
《昨日、稽古の後の腕立てで肩を並べる飯島と粕谷。こんな風景を見られるのも、あとわずか。》
【柔道部】続ける力
先日の大会後、カウントダウンボードはすぐに1桁表示に変わりました。
土曜日が登校日のため本日は振り替え休日ですが、週末の埼玉県ジュニア柔道選手権に向け、柔道部は今日も全員で稽古です。
今は「自分の柔道を見直す」、そして1年生は「スタミナをつける」時期です。本日の稽古では敢えて疲労が蓄積された状況から、立ち技から寝技への切り替えや一本取りを行いました。集中を切らさない。攻めを中途半端にしない。普段の練習でできていないことは本番でもできません。今日は、受ける側の姿勢に対して監督から檄が飛んでいました。お互いが真剣にぶつかって、良い練習をしていかなければなりません。
昼食をとり、午後は考査前恒例の勉強会。明日からは朝の勉強も始まります。学校生活と部活動、どちらかに偏ることなく日々を過ごしていきたいです。
【柔道部】臥薪嘗胆
連休明けの3日間、関東大会県予選が行われました。
8日の個人戦、チームからは2年の島村が出場しました。昨季は試合後に悔やむことが多かった選手ですが、終わってから泣くくらいなら普段からやることをきっちりやりなさい、という叱咤激励に応えるように、ある時期を境に表情が一変しました。2回戦敗退という結果でしたが、先輩たちの引退後、新チームでの自身の立ち位置を意識する経験になったのではないかと思います。
9日、10日は団体戦です。
「隙を見せない」「自信をもって、地区大会より良い試合をしよう」と始まったトーナメント戦は、ウォーミングアップに姿を見せた鯉渕監督も部員たちの間を回って声をかけ、一緒に士気を高めます。
団体戦のメンバーに抜擢された1年生もいます。先輩方同様、一試合ごとに監督から指導を仰ぎ、手応えと課題をつかんでいました。
チームの大一番となる準決勝戦を前に、対戦相手を想定して気持ちを入れなおします。直近の大会で苦杯を喫した相手にチームとしての課題を克服すべく挑みましたが、惜敗。
3位決定戦を待つ間、沈黙してしまった仲間たちに「切り替えて。次、絶対勝つよ」と声をかけたのはキャプテンの新井です。本気で勝ちにいく姿勢を改めて示してくれました。
本日の最終戦を5勝で締めくくったものの、決勝戦を見つめる部員たちに晴れやかな表情はありませんでした。悔しさだけが大きく残った今大会。負けを活かすことは勝つことよりも難しいです。その“難しい”ことをやり切るのが部員たちにとって最大の課題。何より、このメンバーで団体戦を戦えるのはあとわずかです。目標を達成するために、お互いに厳しく、日々の稽古を重ねていかなければなりません。
≪試合結果≫
大宮工業 5-0 秀明英光
本庄東 1-4 大宮工業
花咲徳栄 0-5 大宮工業
大宮工業 1-2 武蔵越生
ふじみ野 0-5 大宮工業 第3位
【柔道部】先輩の力
大会直前の土曜日、道場に姿を見せたのは卒業生の喜多幡先輩です。在学中にインターハイ出場を果たした先輩は、稽古前、同じく全国の舞台に立った粕谷を呼び止めて激励の握手を交わしていました。
団体戦のレギュラーメンバーは、代わる代わる、先輩に乱取りをお願いしていました。チームの中では力のある部員たちに、テクニックが勝る先輩の技が次々にはまります。「まだまだだよ、油断するなよ」と教えていただいているようです。
メッセージとともに差し入れをくださる先輩も!
たくさんの応援をいただき、いよいよ関東大会県予選です。
【柔道部】相乗効果
3日から始まった5連休の初日。外の水道へ出る扉の脇に、部員たちが洗った上履きが干してありました。体の大きい子どもたちが汚れを落とそうと磨いているのを想像すると、微笑ましいと同時に高校生の一面を感じます。
さて、本日は、都内から杉並工科高校、県内から蕨高校・川口高校などが出稽古に見えました。直近の目標は関東大会県予選ですが、その先には全国につながる大会が控えています。稽古の幅を広げるためにも、こうした大勢での練習は良い機会です。
おいでいただいた皆さん、ありがとうございました。
またぜひ、一緒に練習しましょう!
【柔道部】後輩だから
宮工の柔道部には、課題の指摘やアドバイスを余すところなく伝えてくださる卒業生方がいます。教育実習の期間中「勝って欲しいですよ、後輩だから」と稽古に時間を割いてくれた杢先輩は、社会人になってからも、休日、時間が合うと稽古をつけに来てくださいます。先週末の土曜日も熱心に指導をしてくださいました。
春休み以来の1日練習になったこの日の午後はサーキットトレーニングを行いました。ハードなトレーニングに励む1年生を上級生が鼓舞します。
さて、関東大会県予選に係る本日の代表者会議で対戦相手が決まりました。レギュラーメンバーは、監督のもとに集まって作戦会議。
選手によっては総体予選も意識した試合になることが予想されます。気を引き締めて、稽古の日々です。