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2024年7月の記事一覧

【柔道部】“掴む”夏

宮工柔道部の夏は、遠征から始まります。

21日、金鷲旗柔道大会に出場する先発組は福岡へ。この間、受けやトレーニングなど、佐川が練習のサポートをしてくれました。

 

23日に合流した後発組と共に、24日は熊本へ移動。25日、26日は山鹿灯籠旗大会・柔道フェスタに参加しました。これは全国で最も早い、新チームで挑む大会です。北は北海道から南は九州まで、の言葉どおり、40校近くもの高校が集まりました。

 

 ≪対戦結果≫

 社 (兵庫)0-1 大宮工業

新鉄原(韓国)3-1 大宮工業

 五島(長崎)1-3 大宮工業

沖学園(福岡)5-0 大宮工業 

(パンフレットにはこんな写真が。光栄です!)

 

26日の会場は、柔道フェスタに合わせて畳が敷き直されていました。相当な労力だったと思います。また、開会式では会場の使用方法に問題があったことが全体に伝えられましたが、この時の会長さんの言葉が印象的でした。「この場所は、いろいろな競技の団体が利用しています。昨日、“他競技の方々と比べて使用方法がよろしくない”という話がありました。ここで見ている私たちはみんなが一生懸命に頑張っているのは分かるけれど、見ていない人たちには伝わりません。そのことで柔道という競技がマイナスに見られるのは悔しいし残念なことです。これだけ真剣にできるのだから行動も意識して、ひとりひとりが柔道の価値を上げていきましょう。」

「人としての善さ」が柔道の基本理念にあることを再認識させられるお話でした。

この日は5つの学校と練習試合を行いました。

県外の高校と練習する機会が増える夏休みは経験値を増やす大切な時期。ただ、それには自分の気持ちよいことだけをするのではなく苦手なことと向き合わなければいけません。その中で感覚を得て良いものをつかむのです。

 

出発前には保護者や学校関係者の皆様。訪れた先では柔道整復師の方や旅館の方々。たくさんの方のお力添えで、今年度も無事に大掛かりな遠征を終えることができました。

この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。