日誌

2024年12月の記事一覧

【柔道部】冬晴れの日

遠征明けの本日は午後から軽めのトレーニング。ロード外周、懸垂といつものメニューの後、監督が選んだのはサッカーでした!

監督が蹴り出すボールに反応してダッシュ!瞬発力やボールに喰らいつく粘り強さに歓声があがります。シュートチャレンジで体感する、受けた時の球の強さとゴールまでの距離を瞬時に判断して蹴り出すパワーを加減する一連の流れ。予測して反応する部分は柔道と変わりません。

最後は元気よく、ダッシュで終わり!

この後、全員で向かった先は…

やっとやっと!!改修工事が完了した柔道場です!当初の使用開始予定から実に3ヶ月近くずれ込みましたが、ようやく明日から使用が可能となります。ここまでは計画性と段取りの大切さを実感させられる期間でした。部分使用を許可していただくよう汗をかいてくださった事務職員の澤さんには、本当に感謝です。

名札を掛ける木の板も綺麗に研磨していただきました!

新年に向けて見た目の良い環境が整い、ありがたい限りです。

【柔道部】稽古納めに向けて…

25日から28日まで、宮工柔道部は千葉遠征を行いました。怪我のリスクや感染症を考えると力試しのタイミングや内容を選ばなければいけません。選手権予選を見据えた県外高校との試合はこれが最後。

現地に前のりした25日は、清和大学の柔道場をお借りして稽古。

26日は、清和大学主催の真心杯に参加しました。

試合の運営は学生たちです。その中には宮工を巣立った卒業生も。審判を担います。

教え子と監督の、こんな一コマもありました!

27日、28日の錬成会は、川口市立高校、上尾鷹の台高校と合同チームを組みました。これを捌いてくれたのも同じく宮工の卒業生です。頼りになります!

 

監督の指導、先輩や仲間のアドバイスを動画と合わせて振り返り、自身の伸び代にきちんと気づいてほしいと思います。

今回の遠征に際し、参加費のご協力を頂いた保護者様、主催者の清和大学柔道部様、対戦していただいた多くの学校の監督および選手の方々。

この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

【柔道部】切るが如く、磋くが如く

今週末の稽古は乱取り前の研究を長めに取りました。基本を確認し、予測できる相手の対応とそれに対する反応の幅をイメージします。

打ち込みも寝技も「実戦を想定して考えながらやりなさい」と、先輩方が言うのは鯉渕監督と同じ言葉。選手権予選に向けて細かいところを丁寧に、穴を埋めていく作業は、新しいことを覚えるより難しいです。何が足りない?どうしたら良くなる?と、出来ることの中に課題を見つけ続けるのですから精神がすり減ります。ただ、頂点に立つには避けて通れません。

乱取り稽古では、後輩たちがおざなりにしてしまう“ちょっとしたこと”を的確に指摘してくださいました。

後半のトレーニングでは、ダッシュや手押し車などいつものメニューに加え、道場二周の馬飛びも行いました!「チームワークを育てないと」と、先輩が一言。個人の思いを大切にできるのは悪いことではありませんが、周りに合わせることで社会性が養われるのも事実です。自分が崩れたら全体が止まる。自分が分けないと(取らないと)チームが負ける。団体戦で大きな勝負に挑む部員たちはこれまで以上に意識しなければなりません。

 

仲間同士互いに励まし合って向上する意味で使われる「切磋琢磨」。中国の書物には『切るが如く、磋く(みがく)が如く、球つ(うつ)が如く、磨ぐ(とぐ)が如し』と記されています。

石を切り出し、形を整えて、さらに打って形をつくり、それを磨いていくーー今の宮工柔道部にピッタリはまる言葉ではないでしょうか。

【柔道】継承

本日はトレーニングDAY。監督不在の場をサポートしてくれたのは、前キャプテンの髙橋です。グラウンドから始まるメニューを一緒にやりながら後輩たちに発破を…いや、負荷をかけてくれました。

これは、3期前の先輩たちが、監督から教わって以来、自主トレに取り入れてよくやっていたトレーニング。高橋も彼らに鍛えられ、混ざって行っていました。

もう無理!と感じてからのラスト10回、まさに気合いでやり遂げた後の爽快感は挑戦しなければ得られません。

俺たちはこうやって強くなったんだよ、を伝えてくれる先輩の存在は髙橋にとってありがたかったはずですし、鍛え方を教えてもらえるのは現役生にとって貴重な時間だと思います。

「しんどい」と分かっていることに自らの意思で向き合う姿勢を受け継いで、繋げていってほしいです。

【柔道部】目標はひとつ

2学期の期末考査が終わり、本格的に稽古再開です。

鯉渕監督から具体的なシチュエーションを示され、細かい部分の反応を高めます。

一歩引いたところから稽古を観察する3年の島村も、気づいたところをアドバイスしてくれました。

 

卒業生の岡安先生によると、この時期は1時間半程度の稽古の後、ラントレ、ダッシュ、懸垂を毎日行い基礎体力をつけたそう。柔道部にはウエイトトレーニングも欠かせませんが、重い物を持ち上げた感覚や数値で分かる手応え以上に、コツコツと続ける地道なトレーニングの積み重ねが最後にものを言うのだと思います。

急に気温が下がったことで体が硬くなり、注意すべきは思わぬ怪我。

慎重に、全力で。チーム全員で大舞台を目指します。

【柔道部】そつなく

本日は下館工業高校柔道部の皆さんが来てくださいました。県内からは所沢中央高校、市立川越高校の選手も参加しての合同練習です。

アップと打ち込みの後、練習試合を行いました。

全体をとおして見えたのは、試合と稽古の動きの差。稽古の時の柔軟さを試合の中で出せるようになるには…やはり各々が「きもち」を強くすることではないでしょうか。

毎日の稽古は同じ面々で同じことの繰り返しです。そこに惰性が生じては反復や研究は生きません。何を目的としてどんなことを試すのか、慣れが起きやすい環境で各々が意識し続ければ程良い緊張が生まれます。その緊張感をつくり出すのが、“習慣化したことを丁寧に続ける”こころの強さだと思います。ピリッとした空気感の中で行う地道な反復が、試合の場で展開を考える余裕になりワンチャンスの見極めにつながるのです。

慎重に、丁寧に。小さな学びを大きな成果に繋げたいと思います。

お越しいただいた皆様、遠いところありがとうございました。

【柔道部】千思万考

月が変わって最初の練習は、市立松戸高校にお邪魔しての出稽古です。

気持ちを言葉に表していらっしゃるところが、とても素敵です。

各校アップの後、五人制と三人制で練習試合を行いました。ここで「1点取った後の展開」の考え方を学びます。

軽量級の強さに定評のあるチームに練習をお願いしたのはチームの課題を洗い出すため。外に出ることで“慣れ”から離れ、一度立ち止まって自分を振り返るきっかけを掴めます。仲間内で上手くいったことがハマらない理由、うまくいかないパターンが続く理由を考えるからこそ、得意な技や流れに、より磨きをかけることができるのです。「失敗して強くなる」は事実。嫌な思いをしないで成果が手に入ることはありません。

年明けの県予選、互いの健闘を願って本日の練習を締めました。

市立松戸高校の郡司先生、土浦日大高校の長谷川先生、ありがとうございました。