日誌

2026年3月の記事一覧

【柔道部】歴史の創造者たれ

26日、計量と調整練習のため都内へ現地入りした宮工柔道部。

正則学園の道場をお借りして1時間ほど汗を流した後、昼食をとって宿泊先のホテルへ移動しました。

靖国通りをまっすぐ歩きながら見えるのは神田古書店街。風情のある建物が違和感なく街並みに溶け込んでいます。明治期に大学が設立されたこの地域は、江戸時代は儒学の中心地で、その教えが軸になっている大学や病院も多くあります。たとえば、順天堂大学の『順天』。これも中国の書物に由来します。生徒の一人が「落ち着いていいところですね」と話していました。もちろん、勝つ一心で臨む3日間ですが、訪れた土地で気づきを得るのも人生を豊かにする大切な経験です。

ライトアップされた武道館に元気をもらい、27日は個人戦です。

今年も、電光掲示板の傍に部旗を並べることができました!コロナ禍の時に校長を務められた清水先生も応援に来てくださいました。清水先生、お忙しいところありがとうございました。

「全員が一番になろうと思ってここへ来ている、楽な試合は一つもないよ」と、鯉渕監督が言うとおり、どの会場でも迫力ある試合が続きました。宮工から出場した2名の選手も善戦します。

《個人戦結果》

81kg級 青柳
1回戦
黒木(長崎・長崎日大) ◯  相手選手の反則負けによる勝ち
2回戦
中谷(和歌山・初芝橋本) ◯  有効
3回戦
梅津(山形・山形工業) △  合わせ技

63kg級 篠宮
1回戦
土屋(大阪・大商大付属) △  僅差

 

28日。『宮工柔道部』の団体戦です。

練習開始の合図とともに、我先にと畳に向かう選手たち。6人はいつもと同じように鯉渕監督の指示を聞いた後、息を上げました。

 

やはり、全国の一勝は厳しいです

「もっと試合をしたかったのが本音だけど、宮工柔道部らしく粘り強い試合ができた。ここへ連れてきてくれてありがとう。誇りに思う。」

「強いだけの人じゃいけない。自分の力だけでここにこれたわけじゃない。帰宅したら必ず、保護者の方にお礼を言おう。」

「ここで終わりじゃない。次の試合は始まってるよ。」

部員たちは、監督の言葉をひとつひとつ、真剣に聞いていました。

今年もまた、大宮工業高校の名前が歴史に刻まれます。大きな大きな節目です。

今日まで、関係者はもちろん他校の方々からも「宮工の名前をなくすなんて」と、複雑な思いが聞かれました。

『歴史の創造者たれ』

花園で初優勝を果たした伏見工業高校・山口監督の言葉です。伏見工業高校は2016年の学校統合で京都工学院高校となりましたが、ラグビー部は伝統の精神とユニフォームを受け継いでいます。名前こそ変わりますが、私たちもこれまでと思いは同じ。新・宮工柔道部も受け継ぐものを持っている集団です。

保護者の皆様、OBの皆様、学校関係者の方々。たくさんの応援をありがとうございました。

【柔道部】いよいよ!

本日、修了式。令和7年度が終わります。

表彰式と壮行会が行われ、全国選手権大会に出場する柔道部も紹介を受けました。

激励費贈呈のために訪れてくださった野澤会長は、「長年、埼玉県の強豪チームとして」という言葉で柔道部を評してくださいました。同時に、「大宮工業高校の名前で出場する最後の大会は感無量であろう」と、思いを寄せてくださいました。

いつもどおりの調整練習を終え、明日から現地入りします。

皆様、応援よろしくお願いいたします。

【柔道部】今を生きる

全国選手権へのカウントダウンが始まりました。体育祭の日の朝、卒業式の日の朝……、張り詰めた中に清々しさを感じる、今しか味わえない日が続きます。

2週に渡り、勤務校の生徒を連れて岡安先生が来校。鯉渕監督とともに、部員たちに目を配ってくださいました。いつもながら、大舞台を経験している先輩の存在はとても頼りになります。

勝つ時もあれば負ける時もあるのが勝負。自分らしさを出さず求める結果に辿り着けないのは、絶対に後悔が残ります。

監督が繰り返す「後悔しないように」の言葉を合言葉に、この貴重な時間を大切に過ごしたいと思います。

【柔道部】今が人生

3月11日。前日の冷たい空気が和らぎ、晴れた空の下、卒業式です。

生徒たちはピリッとした空気の中、入場。クラスに戻った4名は担任から卒業証書を受け取り、友人たちと記念撮影を楽しんだ後、集合しました。

鯉渕監督から、部員たちへ贈る言葉と、保護者の皆様へ改めて感謝の挨拶。3年生からのプレゼントは……

監督の道着を活用したバッグ!!つくってくださったのは、OBの保護者様です。

以前、「これ、お前たちが着ていいよ」と、監督が部室に持ってきてくれたのですが恐れ多くて誰も袖をとおすことができず(分かる気がします)。宮工柔道部を100%で表したカッコいいバッグになりました。

今こそが人生の刻 満ち満ちる限りある喜び

風立ちぬ不穏な日々のただ真ん中で 僕は何か思う   (森山直太朗「今が人生」)

 

たくさん悩んで、たくさん笑って、お互いに気遣いながら支えあった3年間でした。

卒業おめでとう。

【柔道部】門出の時

7日は三送会。

午前中の稽古には久しぶりに4人がそろい、後輩たちと穏やかに談笑を楽しんでいました。
例年通り、3年生はもとだちで汗を流しました。乱取り前の円陣。発声は、前キャプテンの坂本です。

思わぬところで足を取られ、苦笑いをする梅津。

真剣な表情の中に笑顔をのぞかせる埜口。

同じ道場出身のOB・根米と乱取りを楽しむ坂本。

一本ごとにテンションが上がり元気な声を出す福島。

充実感いっぱいの3年生を見ることができました。

 

夕方は場所を変え、食事を楽しみながら思い出を語りました。2年生の保護者が揃えてくださったのは、道着の刺繍と同じ『忍』と『大宮工高』がデザインされたタンブラーでした。


会の最後には鯉渕監督からの挨拶がありました。「大宮工業高校でどんな結果を残したかより、ここを乗り越えたことに意味がある。」自身もOBだからこその言葉が響きます。

敷地内が改修工事の真っ最中で、落ち着いた環境で練習ができたことはほぼなかったように思います。剣道場に敷いてもらった畳での稽古は足元が滑る懸念もありました。記念館の2階でトレーニングをしたり他校にお邪魔して道場をお借りしたり、放課後の移動は多少なりとも負担だったはずです。武道館の改装工事も重なり、新チームになってからは大会の場所も変わりました。

環境ではなく、きもち一つ、ということを教えてくれた4人に、私たちも感謝の思いでいっぱいです。

来週の卒業式も、堂々と、胸を張って有終の美を飾りましょう。

【柔道部】つながり

5日は卒業生の来校が多くありました。

大学の卒業式を前に一時帰省中の者、夜勤明けで訪れた者、国家試験の受験報告にやってきた者……誘いあい、監督に顔を見せにきてくれました。

後輩たちには様々なタイプのOBに胸を借りる貴重な機会です。さっそく寝技から稽古をつけてもらっていました。

いつものように練習の指示を出す鯉渕監督は、乱取りになると「OBも数ピッタリだからなあ」とニヤリ。

いつもならお互いに譲り合う?はずのOBが、現役生と同じ本数を立つことになり、さすがに息が上がります。とはいえ、技術で勝る先輩たち。違いを見せつけていました。

 「道場に入って、卒業生が来てくれているのを見るのが嬉しい」と話す鯉渕監督。全国選手権に向けて緊張感を高める中、今日は元気の出る稽古を見られたのではないでしょうか。

 

【柔道部】限られた時間

全国選手権大会に向けて、鯉渕監督は合宿を決断しました。

2月28日は順天堂大学で学生の胸を借りつつ千葉商業高校と合同練習。3月1日は習志野高校へ出稽古にお邪魔し、勝負へのこだわりをもって稽古に臨む空気感を肌で感じ取りました。

全国の舞台に立てるのは特別なこと。それを経験できる機会にはめったに巡り会えません。そして、“特別”の中にもしんどいことや壁があるのはあたりまえです。その中にある煌めきを自分で見つけ、いかに喜びを持って前向きに取り組むかが、経験を糧にすることにもつながるのではないかと思います。

鯉渕監督から諭されている「きもちの表し方」。2日間の合宿で、日々の稽古に緊張感と高揚感をもちできることを全力でやる姿勢が何より大切だと、学ぶことができました。

千葉商業高校の高橋先生。

順天堂大学の廣瀬先生、竹澤先生。

習志野高校の稲葉先生。

貴重な練習の場をいただき、ありがとうございました。