校長室より

2022年12月の記事一覧

【校長室より】令和4年仕事納め 皆様に心より感謝申し上げます

体育館やグラウンドでは部活動の生徒たちが練習に励み、他の部活動の生徒たちも学校を離れそれぞれの場所で活動しています。実習棟では先端加工機を活用した課題研究に取り組んでいます。いつもと変わらぬ光景ですが、少し違うのは、大掃除を行う生徒たちや教室のワックスがけをしている光景が見られること。学校をはじめ、公的機関は今日で仕事納めになります。

今年もいろいろなことがありましたが、マイスター・ハイスクール事業の指定校としての取組を進めるなど、充実した1年でした。御指導・御支援・御協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年がさらなる飛躍の年となるよう努めてまいりますので、より一層の御指導・御支援・御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。

【校長室より】生活に潤いを与えてくれる観葉植物

冬休みに入り校内を歩いていると、玄関ホールやソサエティ室、流し台、トイレなど至る所で、ポトスやオリヅルランなどの観葉植物が目に入ります。この観葉植物は、ある先生がボランティアで置いてくださっているもの。最近では、生徒もボランティアで植木鉢を3Dプリンタでつくってくれています。生活に潤いを与えてくれる観葉植物。眺めているだけで幸せな気持ちになります。
校内の緑化に取り組んでいただいてくださっている先生と生徒に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

【校長室より】「宮工タイムズ」ダウンロード版スタート!

「トヨタイムズ」より早く、2015年から発行している「宮工タイムズ」。これまで印刷物に限定して、年1・2回の発行でしたが、今年度は概ね月1回発行しています。また、今後は印刷物とHPからのダウンロード版で配布することになりましたので、ぜひ、多くの皆様にご覧いただき、本校の教育活動等をご理解いただけると幸いです。発行に当たりご協力いただいている皆様に心より感謝申し上げます。

【校長室より】火災リスクが高まる季節

今日は火災を想定した避難訓練を行いました。雨天のため校庭への非難をすることはできませんでしたが、消防署の方の講話などにより、意識を高めることができました。

消防署の方からは、火災が発生した場合の基本的な行動についてお話をいただいたほか、次のようなお話をいただきました。

[携帯バッテリーについて]
スマホなどの充電用リチウム電池は衝撃に弱く、落下など大きな衝撃を受けると、その後の充電の際に発火することがあり危険である。大きな衝撃を与えてしまった場合には、安全を優先し廃棄してもらいたい。

[避難所の運営について]
一般的に、地域の避難所は高齢の方々が運営することが多い。そのため、皆さんのような若い力が必要である。避難所内の片付けでも何でもいい。一緒に働いてもらいたい。

私からは、災害が発生し、避難所に避難すると、地域の自治会等で避難所の運営を担当されている方以外の人たちは被害者となってしまい行動しなくなります。そのような場合には、自分ができることを探し、率先して行動してもらいたい。と生徒たちにお願いしました。
また、工業高校生として、電気製品等の使い方やものづくりに関わる仕事についた場合の心構えとして、火災を発生させないためのものづくりを意識してもらいたいという火災予防についての話をしました。

空気が乾燥し、寒さが増す火災リスクが高まる季節となりました。生徒たちにはくれぐれも火災に注意を払うとともに、身を守る行動ができるようにしてもらいたいと思います。

【校長室より】産業界と連動した職業人材育成

本校では、マイスター・ハイスクール事業の一環とする様々なキャリア教育関連の事業が進められています。

昨晩(12/20)は、定時制の生徒全員を対象に産業技術総合研究所柏センター所長 谷口正樹様 を講師にお迎えし、特別講演「科学は私たちの生活にどう役に立つのか」を開催しました。科学の視点で解説していただいた様々な情報に生徒たちは興味深々の様子。そして活発な質問。100分にも及ぶ御講演があっという間に過ぎていきました。

また、今日(12/21)は、全日制の1・2年生を対象に、株式会社さんぽう様の御支援のもと30社にも及ぶ地域の企業の皆様にご協力いただき、キャリア教育講座を開催しました。キャリア教育講座では、体育館やHR教室で事前学習を行ってから、生徒たちが希望する各社のブースへ移動。社会人としての心構えや仕事に向かう姿勢など、様々なアドバイスをいただきました。

御指導いただきましたいただきました産業技術総合研究所柏センター所長谷口正樹様 をはじめ、企業の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

マイスター・ハイスクール事業の大きな目標は、産業界と絶えず連動した職業人材育成システムの刷新・構築すること。このような取組の1つ1つが、生徒たちのキャリアデザインを深化させるとともに、革新を図る産業界と専門高校が一体・同期化し、地域の持続的な成長を牽引するための絶えず進化する最先端の職業人材育成システムを構築することにつながるものと考えています。