式辞・講話等

2024年1月の記事一覧

3学期始業式・校長講話

 

はじめに
・あけましておめでとうございます。
・冬休みは元気に過ごしていましたか。
・1月4日に、ある生徒が「明けましておめでとうございます」と挨拶をしてくれました。時季にあった挨拶、嬉しくなりました。
・その場に応じた挨拶は、思っていても、なかなかできないものです。
・大人ですね。

・さて、1月は、新年の始まり。
・この切り替えの時期は、気持ち新たに頑張ろうと思えるタイミングです。
・新しいことにも挑戦していこうと、エネルギーが湧いてくるところです。


CACE1
・先ほど、台湾の嘉義工業高校とMeetで接続して交流をしました。
・海外のことを見たり、聞いたりすると、自分の国のこともよくわかります。
・皆さん、日本の企業には拠点や工場をもっているところは、たくさんあります。日本の会社に就職したからといって、勤務先が国内とは限りません。

・私は、この冬休みに、先ほど交流した嘉義工業高校へ行ってきました。

・台湾は、日本の九州より少し小さい島です。人口は2,200万人。
・これは、東京都、埼玉県、千葉県の人口をあわせたくらいです。
・台湾の学校は、日本と同じ、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年です。
・台湾の高校は、50分授業で8時間、放課後は補習があったりで、日本の部活動にあたるものはないそうです。日本の高校生が放課後何をしているか、気にしていました。
・日本と違うのは、9月はじまりです。日本は、4月はじまりですね

・その台湾の工業高校で話を伺ってきました。

CACE2
・台湾では、もともとあった台湾語がありますが、いまは中国語、つまり北京語を標準でつかっている。そして、英語は今のみんなの親世代くらいから話せるように学校で教え始めて、その親の子供たちの世代が今の中高生となり英語で話す力が定着をしてきているとのこと。
・いま、日本も小学校英語がはじまり、いま小学生の子供たちが親になるころには英語教育の様子が、大分変っていることでしょう。
・台湾では、英語で自分の意見が話せる高校生がたくさんいる状況です。
・いまは、スマホでGoogle翻訳がつかえれば、英語や中国語も不便ないかもしれないけど、自分で話せるというのはまた別のことだと感じました。

CACE3
・また台湾では、15年ほど前に、工業高校に対する考え方を大きく変えたそうです。
・技術を学んだ人に対する、地位を高くして社会で受け入れています。
・工業教育に力をいれて、工業高校で専門技術を学んだ人は、卒業後の就職で技術の指導者的な立場で迎えられるように地位を確保しています。
・大宮工業高校を卒業後も、会社ではしっかりと受け入れてもらっていますが、日本社会全体で仕組みを作っているわけではありません。
・資源の少ない日本では、技術が大事ですが、これは台湾でも同じです。

・いま、日本では、科学技術立国を掲げて、教育システムを変えようとしています。今後、どのような流れで、小、中、高校にはいってくるか。
・台湾とは、国の仕組みが違うし、国が求めていることも異なるので、同じようにはなりませんが、何か専門的な技術を身に着けて、さらに学んで拡げたり深めたりしていける人の価値が高まっていく社会になっていくことは間違いないです。

・台湾の学校とは、今後も継続して交流を深めていきたいと考えています。
・来年度入学の1年生は、修学旅行を海外にして、できれば今回交流した台湾の嘉義工業高校を訪問して対面の交流をしたいと考えています。

・広い視野をもって、いま学んでいることの価値を高めていけるよう、大宮工業での勉強を精一杯頑張ってください。


おわりに
・3学期は、1年の終わりの時期ではなく、来年度、4月からに向けた準備の期間です。
・自分自身の、先を見据えた学習に取り組んでいこう。
・では、2024年を始めましょう。