2024年5月の記事一覧
【柔道部】一途一心
昨日の埼玉県ジュニア柔道体重別選手権大会。宮工柔道部は今ひとつの結果となりました。
『人間だもの』で知られる相田みつをさん。初期の作品にこんな言葉があります。
『ひとつの事でもなかなか思うようにはならぬものです
だからわたしは一つのことを一生けんめいやっているのです』
目指すものがあって決めたことをやり続けても、願った結果になるかどうかは本番になってみないとわかりません。けれど、だからこそ、どんな時も同じことを同じように続けなくてはいけないのです。
コンディションが良くなくても。
疲労を感じていても。
慣れていることであっても。
それをやり切るから自信を持てるし、仮に望んだ結果でなくても納得がいくのではないでしょうか。
2年前の卒業生・須川朝陽は最後の試合を終え「3年間で一番楽しかった大会でした!」と話してくれました。彼の結果は準優勝。もちろん優勝を狙っていたしその力は十分あったと思います。目標にしていた頂点には届かなかったけれど“楽しかった”と言い切れたのは、自分が信念を持って続けてきたことに誇りをもてたからだと感じます。
そうした先輩方の姿を見習って、自分と向き合う。自分の柔道を理解して決めたことをやり切る。心構えの変化が見える稽古をしなければいけないと実感した大会でした。
応援に来てくださった保護者の方々、ありがとうございました。