日誌

2024年5月の記事一覧

【柔道部】休日のサプライズ

大学のオフを利用して、3月に卒業したばかりの粕谷が顔を見せに来てくれました。大学生の層の厚さや受けている講義の内容など生き生きと話す様子からは、新生活が充実していることが伝わります。

粕谷は後輩からのお願いを気持ちよく受け、何本も乱取りに立ってくれました。また、指導する部員を連れて稽古に参加してくれたのは所沢中央高校に勤務する岡安先生。こちらも自校の生徒にアドバイスを送りつつ、後輩たちの稽古に胸を貸してくれました。卒業してからも憧れの存在で居続けてくれる「近くて遠い存在」。頑張るきっかけを与えてくれます。

関東大会、県ジュニア大会、総体予選と間断なく試合が続きます。その中で成長や手応えを感じられるのが、いつもと違う相手との稽古ではないかと思います。

先輩方、貴重な練習の機会をありがとうございました!

【柔道部】悔しい、を感じた先に

連休終わりの6日・7日に、関東高等学校柔道大会県予選が行われました。宮工柔道部の該当大会出場は県内最多。先輩方がつないできた、数多ある記録の一つです。

「相手をしっかりみて自分の柔道をする」と送り出されたレギュラーたち。選手変更で補欠に回った福島と坂本は、いつにも増してピリッとした一声でメンバーを後押しします。試合に出られないから「勝ち」はとってこられないけれど、チームの役に立つことを…気持ちが伝わります。

昨シーズン、監督から折に触れて伝えられた『チームの尖りと凹み』。ひとりひとりが新たな“尖り”になるまでほんの少しを埋めきれず、敗者復活戦に回ります。

ここからは一つでも良い順位で。

気持ちを切り替える練習。

と、新たに言葉をもらい腹が決まったのか、選手たちはビハインドで始まった試合も意地を見せて勝利し5位入賞。57回目の関東大会出場権を手にしました。

 

不利な状況になって苦しいけど止めてくる。勝ちきる。今回はその経験ができた、こうやって、チームとして強くなろう。

監督の言葉とともに、ここから強くなっていきます。

 

《試合結果》 

浦和 0-5 大宮工業

久喜工業 0-3 大宮工業

武蔵越生 3-1 大宮工業

大宮工業 5-0 児玉

熊谷商業 1-4 大宮工業

上尾鷹の台 1-4 大宮工業  第5位・関東大会出場

 

【柔道部】清窓浄机

道場の畳が新しくなって1ヶ月。綺麗な状態を保つ習慣をつけようという監督の指導もあり、部員たちは以前にも増して、稽古の後の掃き掃除を丁寧に行っています。

部室を覗くと、飲み残しのペットボトルや無造作に置かれたテーピングなど、やりっぱなしの状態が見られることがあります。少しの手間を惜しまない意識の定着は、柔道の試合や大切な選考試験など、肝心な時の結果を分けると思います。同時に、人やものを大切にする心を育てられるのではないかと感じます。

場を整え、明日は関東大会県予選です。