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建築科だより

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【建築科】マイスターハイスクール事業『住宅設計講座』

  令和6年11月7日(木)にマイスターハイスクール事業の一環としてパナソニックホームズ㈱埼玉支社様にご協力いただき、3年生2クラスを対象に『住宅設計講座』を実施しました。パナソニックホームズ専属の現役一級建築士さんたちが、本校建築科の生徒に手ほどきをしてくれるという貴重な機会を作っていただきました。

一級建築士の方々からは、設計の基礎知識や、建物の構造、デザインの考え方、お客様に対する心構えなど、専門的な指導を受けることができました。 その後、与えられた条件から実際の住宅設計を想定し、グループに分かれて、それぞれのアイデアを出し合いながら、個性あふれるプランを作成しました。 最後に、プレゼンテーションを通して、自分たちの考えを相手に伝える練習も行いました。

 

今回のワークショップを通して、生徒たちは、建築設計の楽しさや奥深さを実感し、将来の建設業界への一歩を踏み出すことができました。今後も、本校では、生徒たちの夢の実現をサポートするため、様々な取り組みを行っていきます。 ご協力いただきましたパナソニックホームズ㈱埼玉支社様には改めて感謝申し上げます。

【建築科】さいたま市立泰平小学校で土曜チャレンジスクールに参加しました

10月12日(火)さいたま市立泰平小学校の土曜チャレンジスクールに建築科の教員が派遣され、「ドローン体験」ををおこないました。

現在、建設業界ではドローン技術を使った測量や点検、補修などが使われています。そのテクノロジーの一端を触ってみるのが、今回の土曜チャレンジスクールの趣旨です。

今回の体験を通して、子どもたちは、ドローンが単なるおもちゃではなく、私たちの生活を支える重要なツールであることを学びました。本校では、今後も様々な体験学習を通して、子どもたちの探究心を育み、未来を担う人材を育成してまいります。

【建築科】課題研究「埼玉県立大宮北特別支援学校との連携事業」作品製作

令和6年10月11日(金)

本日、午前中に県立大宮北特別支援学校から校長及び教務主任2名が来校し、課題研究で取り組んでいる支援学校の生徒に向けた「木工作品製作」の進捗状況を見学しました。

このコラボPJでは、生徒達自らが支援学校を視察し、得られたアイディアから素案をプレゼンし、図面を作成、そして「木工作品製作」は、11月下旬の引き渡しに向けて最終段階に差し掛かっています。生徒は、それぞれの進捗状況や作品の具体的な特徴など説明し、支援学校の生徒に適した作品かなど、時には貴重な改善のアドバイスをいただきながら見学が進みました。

来訪者のお出迎えから案内・誘導・各自の説明まで全て生徒だけで担い、お客様のご要望に応え、社会に出ても対応できる接客スキルを学び、限られた時間の中でしっかりと対応ができました。生徒も残り少ない製作期間で支援学校の生徒に満足してもらえるよう、ラストスパートに入ります。

①台車 ★SDGsの観点から学校机やイスの廃材を再利用し製作中

 

②乗り物 ★SDGsの観点から学校机やイスの廃材を再利用し製作中

 ③パズル ★レーザー加工できる図案を作成中

 

④転倒しない椅子 ★SDGsの観点から表彰台の廃材を再利用し製作中

 

⑤木の温もりを感じられる椅子 ★製作は最終段階に入ってます

 

⑥綺麗な長方形になる椅子 ★製作は最終段階に入ってます

 

 

 今後も随時お知らせします。

【建築科】さいたま市立八王子中学校で出前授業をしてきました


10月5日(火)さいたま市立八王子中学校で建築科の教員が派遣され、「災害に強いまちづくり」という出前授業をおこないました。

八王子中学校では防災教育にとても力を入れており、「防災教育でつながる学校・家庭・地域の輪~生徒と共に学び、Well-beingを実感できるさいたまSTEAMS教育~」というテーマで学校全体で熱心に取り組んでいます。

今回は生徒の皆さんに、災害の脅威と、私たちの家や街がどのように災害に立ち向かえるのかについてお話ししました。災害における1次災害・2次災害や耐震、制震、免震など、初めて聞く専門用語にも、興味深く耳を傾けてくれる生徒の皆さんの態度に大変刺激を受けました。

今回の学びを活かして、一人ひとりが防災意識を高め、より安全なまちづくりに貢献していくことを期待しています。今後も八王子中学校の防災教育を応援していきます。

八王子中学校の皆さま、今回は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

【建築科】マイスターハイスクール事業「施工管理シミュレーション」

令和6年10月3日(木)にマイスターハイスクール事業の一環として伊田テクノス㈱様 ならびに 東和アークス㈱様にご協力いただき、3年生2クラスを対象に『施工管理シミュレーション』を実施しました。

グループワークでコンクリートの積算や見積書の作成だけでなく、実際の建設現場で起こりうるトラブルへの対応についても学びました。

 

1.コンクリートの積算ワーク

建物の設計図をもとに、必要なコンクリートの量を正確に計算するワークを行いました。この作業を通して、建設現場で求められる正確性を学びました。

 

2. 見積書の作成

3社の生コンクリート会社を比較し、最適な会社を選定するワークを行いました。コンクリートの価格だけでなく、輸送の距離、保持するミキサー車など、様々な要素を考慮しながらグループで話し合い、判断する難しさを実感しました。

   

3. トラブル対応シミュレーション

台風による工期遅延という想定外の事態が発生し、生コンクリート会社の再手配が必要になりました。生徒たちは、限られた時間の中で、顧客に状況を説明し、新たな見積もりを取り付け、交渉するという、実際の業務を想定したロールプレイングを体験しました。

 

今回の授業では、企業の方々から直接指導を受けながら、コミュニケーションスキルや問題解決能力を養うことができました。この経験を活かし、生徒一人ひとりが、自分の目標に向かって進めるような環境を継続的に作りたいです。

ご協力くださった伊田テクノス㈱様、東和アークス㈱様の皆様に心より感謝申し上げます。